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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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新型iPadへの要望は防水、ワイヤレス充電、軽量化

次期iPadの噂

売上が低迷していたiPadの復権は2018年のAppleの大きな課題だった。タブレット市場を拡大するため、iPad Proをアップデートし、廉価版のiPadを発表した。iPad Proでは不満が多かったApple Pencilの充電方法を改善し、Face IDを導入した。Appleには珍しく、ユーザーの望みを叶えたモデルチェンジだった。

3月のイベントでは、長らく放置していたiPad miniの新型が噂されている。

片手で持てて電子書籍が読める小型のiPad miniはユーザーの要望が多かったモデルだ。タブレット市場拡大のため、Appleは今回もユーザーの希望に沿った製品を発表するようだ。

でも、iPadへの要望は他にもある。思いつく点を列記します。

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防水

防水のいわゆる「お風呂タブレット」は絶滅の危機に瀕している。筆者はSONYの「Xperia Z3 Tablet Compact」(以下、Z3)を使っていて不満はないが、5年前の製品で、もちろん今は販売していない。SONYはすでにタブレットから撤退している。

最近タブレットに注力しているのは、HUAWEIだ。HUAWEIは防水タブレット「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」(以下、M3)を販売している。ただ上の記事でも説明したようにM3はZ3よりもかなり重たい。

そのHUAWEIも、販売している防水タブレットはこの1機種のみで、最新のM5シリーズでは防水モデルを販売していない。

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防水モデルに人気がないのだろうか。お風呂だけではなくプールサイドなどでタブレットを使いたいユーザーは多いと思う。海外のプールへ行くと、プールサイドに寝転がってiPadやスマートフォンを愉しむ人をよく見る。

iPhoneなど多くのスマートフォンが防水対応になっている。iPhone 8・iPhone XからIPX7等級に準拠している。

iPhoneが防水対応できるなら、iPadでも可能なはずだ。

ワイヤレス充電

意外かもしれないが、iPadはワイヤレス充電に対応していない。iPhoneでワイヤレス充電に慣れるとケーブルに挿すのが面倒に思えてくる。

ワイヤレス充電に必要な受電コイルを筐体が大きいタブレットのどこに内蔵するかは確かに難しい。筐体中央に内蔵すると、筐体と充電器がずれやすくなってしまう。立てかけるスタンド型だとタブレットが倒れないように充電器が大型化してしまう。

ただiPad Proはワイヤレス充電をできないが、Apple PenciやSmart Keyboard Folioにワイヤレス給電はできる。Smart Keyboard Folioは、iPad Pro側のSmart Connectorとマグネットで接続し、iPad側のバッテリーから給電され稼働する。

これと反対にSmart Connectorから充電できるようになれば、iPadでもワイヤレス充電が実現できる。Smart Connectorは本体端にあるので、本体を水平に充電すると傾いてしまうが、本体中央にも受電コイルを内蔵してもよいと思う。

ところで、タブレットでワイヤレス充電対応している機器ってあったっけ?

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軽量化

性能も大事だが、片手で持ってつかうタブレットには軽量化も重要な要素だ。次期iPad miniは現行モデルと同じボディサイズと噂されている。現行のWi-Fiモデルは約300g。次期モデルにはもう少し軽量化してほしい(ちなみにZ3は約270g)。

まとめ

  • 防水
  • ワイヤレス充電
  • 軽量化

筆者がタブレットに求める要素は、この3つだ。

スマートフォンは、ここにあげた防水とワイヤレス充電の両方を実現している。ディスプレイサイズも大型化し、タブレットを使わなくてもファブレットと言われる大型スマートフォンを使えば、タブレットがなくても不自由しない状況も多い。

タブレット市場を活性化するためには、様々な需要にあったデバイスを投入する必要がある。細かいニーズを拾って最適な製品を提供しないと、「スマートフォンを使えばいい」と思われてしまう。そのためにも、ここに挙げた要望を実現するタブレットの登場を期待する。