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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
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記録的な任天堂決算。死角はどこにある?

記録的な任天堂決算

任天堂が上半期の決算を発表した。売上が前年同期比プラス73%、総利益がプラス104%と驚異的な伸びになっている。

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ハードとソフトの両方が伸びた。Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteを合わせて1253万台、前年同期比プラス81%。発売から3年過ぎたゲーム機としては驚異的な伸びだ。

売れたソフトウェアは1億本を超え前年同期比プラス114%。特に「あつまれ どうぶつの森」は1427万本とちょっと考えられない数字を叩き出している。

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好調の理由は言うまでもなく「巣ごもり消費」だ。コロナ禍のロックダウンでここまで消費のトレンドが変わるのかと驚く数字だ。ロックダウン解除以降もこの流れが変わっておらず、9月期の売り上げも伸びている。特にコロナの影響が大きい欧米の伸びが大きい。

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ハードが普及することで、ソフトも売れるグッドスパイラルが起きている。9月に発売した「スーパーマリオ 3Dコレクション」は過去のゲームを集めたものだが、すでに521万本を売上げている。マリオカート、ゼルダの伝説、スプラトゥーン2などの過去作品の売上も大幅に伸びている。

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任天堂の死角は?

コロナ禍が解消し、社会が正常化したら消費は室内から屋外へ戻っていくのだろうが、それでも家庭に普及したNintendo Switchは消えてなくならないし、一度ついたゲーム習慣は残る。

今後Googleなどが主導するストリーミングゲームとの競争はあるだろうが、ハードウェアが家庭に普及したのは大きい。

そんな任天堂に死角はないのか。以前と変わらず、任天堂のソフトばかりが売れる現状は変わっていない。当期のミリオンセラーの25本中20本が任天堂のソフトだ。任天堂のソフトばかりでもマリオなどの過去のゲーム資産とリングフィット アドベンチャーのような新しいゲームを組み合わせて「ゲーム日照り」を起こさないようにしている。

今月にはコーエーテクモゲームスが「ゼルダ無双 厄災の黙示録」を発売する。このゲームの開発には任天堂が深く関わっている。サードパーティを支援するという手法でゲームの多様性を保とうとしているようだ。

新作ゲームが枯渇して失速したWii Uの反省を生かして、任天堂はさまざまな施策を打っている。

しばらく任天堂の好調は続きそうだ。

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