著作を分類する
いつのまにやらAmazonで出版している自著の小説も24作品になりました。
筆者の小説は、恋愛からSFまでジャンルもばらばらで、どれを読んだら良いか戸惑っている方もいらっしゃると思います。
どのような切り口でご紹介するのが良いか色々と考えた結果、以前は登場する地名によって分類してみましたが、今回は小説をマトリックス化してみました。
横軸が「SF・ファンタジー」と「リアル」。非現実な要素が多いと「SF・ファンタジー」にカテゴライズしています。
縦軸が「テクノロジー」と「ヒューマン」。ITに関係すると「テクノロジー」、人間模様が中心な作品は「ヒューマン」に入れています。
小説マトリックス
並べると「リアル・ヒューマン」が最も多くて9作品あります。ちょっと不思議な話が多いと思っていたけど、そうでもなかったです。
一番リアルで人間が描かれているのは「くじらの夢」でしょうか。高校生の恋愛を描いた本作には、テクノロジーはほとんど登場しません。
将棋を題材にした「磐田の棋理」はリアルな話ですが、少しだけパソコンが登場します(本筋にはあまり関係ないですが)。
次に多いのが、「SFファンタジー・ヒューマン」です。「すこし・不思議」な作品を描くのは好きですね。ガッツリSFなのは「アインの追憶」です。あとはファンタジー要素を持っていても、それが主題ではなく日常の中に不思議なことが起こる作品が多いです。
3番目に多いのが「SFファンタジー・テクノロジー」です。近未来サスペンス小説シリーズである「Ork -2006-」「箱の中の優しい世界」「ニューバースの夜明け」のシリーズはテクノロジーがメインテーマです。技術の詳細については小説内で説明していますので、ITを知らなくても読めると思います。
「月の娘にスープを送る」はバランスが取れている話かもしれません。ファンタジー要素もあるし、テクノロジーも関係しています。
一番少なかったのが、「テクノロジー・リアル」でした。SFファンタジー要素がないリアルものってもっとあっても良いと思うけど、未来的要素を含めてしまうことが多いのか、案外すくなかったです。
「リアル・ヒューマン」
「SFファンタジー・ヒューマン」
「SFファンタジー・テクノロジー」
「SFファンタジー・テクノロジー」