Ork(オーク)-2006-
最新作「Ork(オーク)-2006- 」をAmazonにて期間限定で無料配信しています。
この機会にぜひお読みください。
2006年。まだスマートフォンが普及する前のIT業界の物語です。ジャンルで言うと、ITサスペンスになりますかね。
「Ork(オーク)-2006- 」はWinny事件を材に取り、暗躍する巨大外資系企業に対抗するひとりのエンジニアを描いた物語です。と言っても、ITに全然詳しくない人でも楽しめる内容ですので、ご安心ください。
「世界を共有化する」謎のメッセージを残して、桜田はOSのソースコードともに失踪した。CEOから桜田捜索を命じられた桜田の元部下佐野。CEOの愛人と自称するナオコと一緒にヒントを頼りに桜田を求めて東京、大阪を探し回る。
一方、謎のソフト「Ork(オーク)」が世界中のコンピューターにインストールされる。Orkと桜田の失踪の関係は? 桜田が言う「世界の共有化」とは? 日米を挟んで蠢く人々の野望。
2006年のIT業界を背景に突き進むノンストップITサスペンス。Ork(オーク)-2006-
以前出版した「箱の中の優しい世界」の前日譚になっていて、「箱の中の優しい世界」の15年前の話になっています。
両作品の世界は繋がっていて、主人公も同一人物です。と言っても、別々の作品ですので、片方だけ読んでも十分楽しめます。
「Ork(オーク)-2006- 」の出版に伴い、「箱の中の優しい世界」も大幅に改稿しました。こちらも期間限定で無料配信中ですので、ぜひ読んでやってください。
「世界を共有化する」ワタナベノートに従い、次世代セキュリティシステム「ボックスチェーン」の開発を進めていた佐野は、システム完成直後ランニングをしていて車に轢かれてしまう。事故から目覚めると世界は一変していた。動物がいない動物園、隠された美術品、PCと呼ばれる新たな概念が支配する世界。自らが開発したボックスチェーンが世界の変化に関与していた。
そこに、ライバル企業の暗躍、死んだと思っていた昔の上司の登場。欲望と裏切りが渦巻く世界をより良くするために、佐野は再び走る。 箱の中の優しい世界
感想も頂けたら感涙です。