今さら楽天モバイル?
1GB未満無料プランをやめたことで契約者数が大幅に減った楽天モバイル。楽天モバイルからMNPするユーザーを狙ってIIJmioなどのMVNOがキャンペーンや新プランを発表しが、それもようやく一段落した。
無料から有料に改悪したことで感情的に楽天モバイルからMNPした人もいると思うけど、もう一度冷静に楽天モバイルのプランを見てみると、案外お得なプランなことに気づく。
ahamoやpovo、MVNOと比べても遜色がない部分も多い。
もう一度冷静に楽天モバイルをチェックしてみよう。
22GB以上なら他社よりお得
1GB未満無料が廃止になったことで、高い印象はあるが、消費するギガによっては他社より安い。
3GB1,078円は、ソフトバンク「LINEMO」の990円より高い。NUROモバイルなら3GB792円で、3GB未満の基本料金だけをみた場合、楽天モバイルを選ぶ必然性はない。
5GB未満でも他社の方が安い。NUROモバイル5GBは990円と半額以下だ。ただ、MNOでは楽天モバイルより安いプランはない。
楽天モバイルが他社より安いのはやはり「無制限」だ。20GBだと、2099円のNUROモバイルの方が安いが、NUROモバイルの追加容量料金は1GBあたり550円なので、22GBを超えると楽天モバイルの方が安くなる。
自宅でモバイル通信を使うなどのハードユーザーにとって楽天モバイルはお得だ
通話料が無料
楽天モバイルは国内通話無料だ。専用アプリを使う必要はあるが、オプション料金なしで、通話無料のプランは他にないはずだ。例えば、povoだと通話無料オプションは1,650円する。MVNOのIIJmioでも1,400円。povoの通話料は30秒22円なので、毎月10分程度通話する人なら、楽天モバイルの方が間違いなくお得だ。
楽天ポイント
楽天モバイルに契約すると楽天スーパーポイントが増え、最大ポイント3.5倍になる。3.5倍ということは、通常の買い物でも3.5%割引になるということだ。楽天市場でよく買い物する人にとってはお得だ。毎月3万円買い物すれば約1,000円割引になり、総合的な支払額は他社のプランより安価になる。
気軽に契約解約できる
楽天モバイルは気軽に契約解約できる。契約料金も解約料金もない。eSIMに対応しているので、数分で開通できる。解約時も、他のサービスみたいな引き留めも弱く、意外と簡単に解約できてしまう。
試しに契約してみて気に入らなかったらすぐに解約することもできる。
通信エリアは課題
あえて楽天モバイルの良い点ばかり記したが、楽天モバイルと契約するのに気になるのはエリアだ。プラチナバンドが使えない楽天モバイルは、3大キャリアより繋がらない場所が多い。特に建物内では弱い傾向がある。自分の活動エリアが繋がるかどうか確認したい。
エリアに問題がないなら、通話時間、使用容量、楽天市場の買い物額によっては、楽天モバイルはかなりお得だ。一度試しても良いかも。