小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

新macOS「Mojave」のスクリーンショットの使い方とキーボードショートカット

生まれ変わったスクリーンショット

Mojaveの新機能のうち、めちゃ便利なのが「スクリーンショット」。簡単に手間なく画面の画像や動作を録画できるようになった。

画面のキャプチャーをペタペタ貼るブロガーだけではなく、仕事で資料作成する人も使える。

使い方とキーボードショートカットをまとめておきます。

Dock のすぐ上にフローティングスクリーンショットコントロールが表示されているデスクトップ

スクリーンショット機能の説明

今回からスクリーンショットの一連の機能はツールバーにまとめられている。まずはこのスクリーンショットのツールバーを呼び出す必要がある(キーボードショートカットも用意されている)。

スクリーンショット機能の呼び出し方

キーボードで操作するなら「shift + command (⌘) + 5」になる。スクリーンショット機能をまとめたツールバーが表示される。

f:id:tkan1111:20181013112725p:plain

Touch Bar付きのMacBook Proなら、スクリーンショットアイコンをTouch Barに登録しておくと便利。

f:id:tkan1111:20181013102525p:plain

Touch Barへの登録方法

  1. →「システム環境設定」→ 「キーボード」をクリックf:id:tkan1111:20181013102807p:plain
  2. 「Touch Barをカスタマイズ」をクリックf:id:tkan1111:20181013102945p:plain

  3. カメラアイコンの「スクリーンショット」をTouch Barにドラッグ&ドロップするf:id:tkan1111:20181013103132p:plain

オプション

「スクリーンショット」機能で一番迷うのが、どこに保存したのかわからなくなることだと思うので、先に説明します。

f:id:tkan1111:20181013110803p:plain

保存先

取り込んだ画像の保存先が選べる。わかりやすい保存先は「デスクトップ」。「クリップボード」だと画像が残らないのでデスクトップが散らかることがない。「プレビュー」にするとすぐに画像を加工できる。

「control」キーを押しながらクリックすると、保存先は必ず「クリップボード」になる。

タイマー

「取り込む」ボタンを押してから何秒後に取り込むか選べる。

フローティングサムネールを表示

取り込んだとき右下に画像のサムネールを表示するかどうか選べる。選んでおくと、取り込み後すぐに画像を確認できて、画像をクリックすると編集できる。

f:id:tkan1111:20181013111424p:plain

最後の選択部分を記憶

画面の一部を最後に選択した箇所を記憶してくれる。

マウスポインタを表示

取り込んだ画像にマウスポインタも含めるかどうかを選べる。

マイク

動画を収録するメニューを選択していると、音声も収録するかどうか選べる。

f:id:tkan1111:20181013111640p:plain

画面全体を取り込む

Macの画面全体を取り込みたいときに使います。

f:id:tkan1111:20181013103529p:plain

  1. 一番左の「画面全体を取り込む」ボタン をクリックすると、ポインターが カメラに変化する
  2. クリックするか「Enter」キーで取り込み完了

「shift + command (⌘) + 3」で、一発で画面を取り込むことができる。

選択したウインドウを取り込む

1枚のウインドウだけを取り込みたいときに選択します。

f:id:tkan1111:20181013104411p:plain

  1. 「選択したウインドウを取り込む」ボタン を選択すると、対象のウインドウがグレーアウトして、ポインターが カメラに変化する
  2. 撮影したいウインドウを選んでクリックするか「Enter」キー、「取り込み」ボタンをクリックで取り込み完了

選択部分を取り込む

画面の一部を取り込みたいときに選択。

f:id:tkan1111:20181013104855p:plain

  1. 「選択部分を取り込む」ボタン をクリックすると、画面がグレーアウトして四角形の破線が現れる
  2. 取り込みたい範囲を破線で選択してクリックするか、「Enter」キー、「取り込み」ボタンをクリックで取り込み完了

「shift + command (⌘) + 4」で従来のmacOSのキャプチャー機能が使える。十字マークが表示されて、範囲選択できる。

画面全体を収録

画面全体の動作を収録したいときに選択します。

f:id:tkan1111:20181013105123p:plain

  1. 「選択部分を収録」ボタン アイコンをクリック。ポインターがカメラ に変わる
  2. クリックするか、Enterキーを押すか、一番右の「収録」をクリック
  3. 収録が終わったらツールバーの「収録ボタン」をクリック

    f:id:tkan1111:20181013105655p:plain

選択部分を収録

f:id:tkan1111:20181013110256p:plain

  1. 「選択部分を収録」ボタンアイコンをクリック。画面がグレーアウトして四角形の破線が現れる
  2. 取り込みたい範囲を破線で選択
  3. クリックするか、Enterキーを押すか、一番右の「収録」をクリックで収録開始
  4. 収録が終わったらツールバーの「収録ボタン」をクリック

    f:id:tkan1111:20181013105655p:plain

Touch Barを取り込む

現在のTouch Barの状態を取り込みたい時は、「shift + command (⌘) + 6」

f:id:tkan1111:20181013112000p:plain

キーボードショートカットまとめ

  • 「shift + command (⌘) + 3」・・・画面全体
  • 「shift + command (⌘) + 4」・・・範囲選択
  • 「shift + command (⌘) + 5」・・・最後に実行した取り込み方法
  • 「shift + command (⌘) + 6」・・・Touch Bar

保存場所に注意

新しいスクリーンショット機能はとにかく便利。macOSのマニュアルを作成している人が、自分の使いやすいように開発者へリクエストしたと思うほど、使う人のことが考えられている。

戸惑いがちなのが「保存場所」が「デスクトップ」から変更できる点。保存場所を「クリップボード」に設定しておくと、ファイルとしては残らない。そこだけ注意してスクリーンショットライフをエンジョイしましょう。