子供部屋の明かりをリモートで消したい
娘が部屋の明かりを消さずに寝てしまう。子供部屋に行って消すのも面倒なので、なにか方法がないか調べたら、スマートフォンやスマートスピーカーから操作できるスマートLED電球がよさそう。
複数メーカーが販売しているがAmazonで安かったのと、以前購入したスマートスイッチと同じメーカーの「Meross」を選んだ。
購入した時は1,780円だった(2020/03/08現在、2,180円)。
セットアップと使用感をレポートします。
スマート電球「Meross」
購入したのは様々なスマート家電を販売している「Meross」のLED電球。箱はシンプル。左の電球がMerossで、右はIKEAの電球。一般的なLED電球よりも少し長い。取り付ける照明によっては注意が必要。
他のスマート家電のようにハブは不要で、電球がダイレクトにWi-Fiに繋がる。


照明に取り付けると、あとはアプリ側でセットアップをおこなう。
セットアップ
- アプリ「Meross」を起動して、ホーム画面右上の「+」をタップ
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「Smart Bulb」をタップ
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電源をオンにすると、LEDが3回点滅する。スマートフォンをスマートLEDのWi-Fiにつなげる。
- Wi-Fiに接続したら、表示画面をタップして、「Meross」アプリに戻る
- デバイスに接続が終わると、デバイス名とアイコンを選ぶ
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しばらくするとセットアップが完了する
使い方
使い方はシンプル。アイコンをタップすれば、ライトを点灯・消灯できる。LEDがWi-Fiに繋がっていれば、外出先からでもライトが点灯しているかどうか分かるし、操作もできる。
右上のアイコンをタップすると、色温度とカラーが変更できる。白色以外は結構暗いので、ムードライトとして使えるかな、という程度で常用は難しいかと。色温度・カラー変更画面の右上の設定からはタイムゾーンなどを変更できる。
確認したいのはWi-Fi信号。信号が著しく低いと接続不良が起きる。



スケジュールの設定
何時にライトを消灯するか、XX分後にライトを点灯するかなどのスケジュールを設定できる。ただし、オンとオフしか設定できないので、夜間だけライトを青くするなどの設定はできない。
Amazon Echoで操作
Alexaのスキルを追加すれば、音声で操作できる。「Alexa、ライトを消して」など簡単な操作から「Alexa、ライトを赤くして」「Alexaをライトの明るさを30%にして」など色や明るさも指定できる。
気になる点
自宅でも外出先でもライトを操作できるのは快適だ。子供部屋まで行って電気を消すことがなくなった。スケジュールを設定しておけば、夜23時に自動的に消灯させることもできる。
価格の割に使い勝手は良いと思うが、気になる点がふたつ。
- 物理スイッチで消すと使えなくなる
- Wi-Fiの電波が弱い
こういったスマート電球全般に言えることだが、普段使う物理スイッチで消灯すると、スマートLEDとしては使えなくなり、スマートフォンから操作ができなくなる。
いくらAlexaで操作できたとしても、子供は物理スイッチで消そうとする。一度消しても、再び物理スイッチをオンにすれば、オンラインになりスマートLEDとして操作できるのだが、まれにオフラインのまま操作できなくなる。
こうなると、再セットアップが必要になる。どういうタイミングでオフラインから戻らなくなるのかはわからなかった。
もうひとつ気になる点は「Wi-Fiの電波が弱い」こと。同じ部屋にアクセスポイントを置いても、信号の強度が75%程度で、別の部屋だと更に下がる。Wi-Fiの信号が弱いと、オフラインになりがちだ。
同じMerossのスマートスイッチの電波は強いので、スマートLEDの仕様の問題だと思われる。
この価格なら満足
Wi-Fiが弱いのは気になるけど、2,000円前後で、スマホやスマートスピーカーで照明が操作できるのは破格だ。照明の色が変更できるのも楽しい。
物理スイッチを使わずに操作することに慣れている人で、スマホや音声で照明を操作したい人には良い選択だと思う。