4月から安くなる携帯電話料金
ahamoから始まった携帯電話料金の値下げ競争は一段落していたが、4月から値下げに踏み切るMVNOが多い。大っぴらにされていないけど、MNOの回線料金が値下げになったからだと思うけど、理由はどうあれ安くなるのは良いこと。
使用するギガ別にもっとも安い携帯電話料金はどこの会社か調べてみました。
- 4月から安くなる携帯電話料金
- 比較条件
- 1GB未満:楽天モバイル
- 1GB〜3GB未満:IIJmio
- 3GB〜5GB未満:NUROモバイル
- 5GB〜20GB未満:IIJmio
- 無制限:楽天モバイルまたはmineo
- まとめ
比較条件
なるべく公平に評価するために比較条件はこちらに統一した。
- キャンペーンは除外。あくまでも基本料金
- (可能なら)通話料金は除く
- 物理SIMまたはeSIM
- オプションは考えない
1GB未満:楽天モバイル
1GB未満で一番安いのは楽天モバイル。なんと言っても0円だ。これ以上安いキャリアはない。楽天モバイルはMVNOではなく原則自社回線に接続することになる(繋がりづらいエリアはau回線を使用)。楽天モバイル回線は以前よりは改善されてきたが、現状では3大キャリアよりも繋がりづらいエリアがまだあることは理解する必要がある。
また、1GB未満は無料だが、それ以上使用すれば有料になる。使用するデータ量の制限を翔ことはサービス上できないので、いつの間にか1GBを超えてしまうことはある。
1GB〜3GB未満:IIJmio
3ギガまでで安いのはIIJmioのeSIMの4ギガプランだ。4Gまでなのに最安値の月額660円。こちらはデータ通信かつeSIM限定だ。物理SIMだとIIJmioよりイオンモバイル(3GBで858円)の方が安い。
このeSIMプランでは5Gを利用できない。5Gを利用したい場合は「データ専用」などの別プランか他社のサービスと契約する必要がある。
3GB〜5GB未満:NUROモバイル
5ギガまでなら、NUROモバイルのVMプランが月額825円で最安値だ。NUROモバイルには3ヶ月ごとにおまけ(?)のギガがもらえるGiga+というサービスがある。VMプラン5GBの場合は、3ヶ月ごとに3GB追加される。
5GB〜20GB未満:IIJmio
20GB未満では再びIIJmioが安い。eSIM20ギガプランは月額1,650円。eSIM限定だけど、他社よりも300円近い安い。
物理SIMだと、mineoの20GBが1,925円で最安。と言っても、IIJmioの物理SIMとの差はわずか25円(イオンモバイルも20GBで1958円)。mineoには、必要な時にギガを引き出せるフリータンクなどの独自サービスがある。金額だけではなく、自分に用途に合わせたプランを選びたい。
無制限:楽天モバイルまたはmineo
無制限の比較は難しい。会社によっては速度制限を掛けているからだ。原則速度制限をかけていないのは、楽天モバイル。自社回線であれば制限はなく、月額3,278円。
そこまでの速度が不要なら、mineoの「パケット放題Plus」が安い。こちらはオプションで月額385円を払えば最大1.5Mbpsの速度で使い放題になる。10GB以上のプランなら無料になるので、20GB契約なら通常の回線速度が20GBまで使えて、それ以上は1.5Mbpsで月額1,950円となる。500kbpsで無制限のプランは他社にもあるが、1.5Mbpsというそこそこ使える回線速度ではmineoが安い。
まとめ
4月からの料金を調べた限りでは、このような結論になった。
- 1GB未満:楽天モバイル
- 1GB〜3GB未満:IIJmio
- 3GB〜5GB未満:NUROモバイル
- 5GB〜20GB未満:IIJmio
- 無制限:楽天モバイルまたはmineo
今回はキャリアのつながりやすさやオプションは一切考慮していない。単純に価格だけの比較になる。
他にも安いキャリアがあれば教えてください。