ワイヤレス充電器のメリット・デメリット
筆者は三種類のワイヤレス充電器を使っている。スタンド型、フラット型、車載型だ。
フラット型とスタンド型は定番のAnkerのもの。
車載型は、UMTELEというメーカーの製品だ。
筆者が持つ唯一のQi充電対応のデバイスであるiPhone Xの充電に使っている。
iPhone Xを購入して当初はAirPowerの登場を期待してワイヤレス充電器の導入を見合わせていたが、当分AirPowerが出ないと見越して昨年の4月にワイヤレス充電器を揃えた。
あれから約一年。自宅で使うスタンド型とフラット型ワイヤレス充電器のメリット・デメリットをレポートします。
スタンド型のメリット
スペースを取らない
スマホを縦に置けるので、フラット型と比較して場所をとらない。縦方向にスマホが出っ張るので、スタンド型が置けるなら、それ以上のスペースは不要だ。
操作できる
画面が見やすいので充電中でも操作しやすい。Face IDも認識してくれる。通知を確認するのも便利。
横にしても充電できる
このAnkerのモデルは2つの充電コイルを内蔵しているので縦にしても横にしても充電が可能だ。横に設置できると動画を鑑賞しやすい。PCの横に置けばサイドディスプレイみたいに使える。
確実に充電できる
フラット型との比較になるが、ずれて充電できないことが少ない。スタンド型もiPhoneを約1cm横にずらすと充電されないが、充電中に青いLEDランプが点灯するので、ずれているとすぐにわかる。
スタンド型のデメリット
目立つ
形状からして仕方がないが、充電していない時でも目につく。Ankerのロゴも気になる。
フラット型のメリット
目立たない
全くの平らなので充電している時もしていない時も目立たない。非充電の時は消灯しているし、充電時も最初の10秒だけしか点灯しない。ベッドサイドに置いても気にならない。
フラット型のデメリット
操作しづらい
傾斜がないので、充電しながら操作しづらい。Face IDも認識しないことが多い。動画も鑑賞しづらいので、充電中は操作できないと思ったほうが良い。
充電されない時がある
充電器の問題ではなく、使用する人間の問題だが、充電したつもりでもデバイスがずれて充電されない時がある。
筆者はベッドサイドで使っているが、朝起きるとiPhoneが充電されいなかったことが何度かあった。どうやら寝ているときに枕がiPhoneを押していたようだ。
邪魔に思わないならスタンド型
見てきたように、背もたれ(?)の見た目が気にならないならスタンド型のメリットが多い。フラット型は見た目は良いが、実質的なメリットは少ない。ずれて充電できない恐れがあるので、置く時に慎重になる。ワイヤレス充電器を導入するのは充電の際に気を使わないことなので、充電する際に神経を使うとメリットが減ってしまう。
悩んだらスタンド型を買ったほうが幸せになれるでしょう。