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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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YouTuberで食べていくために知っておくべきこと3つ

将来の夢はYouTuber?

小学生がなりたい未来の職業ランキングにYouTuberが加わるようになって久しい。「楽しそう」「人間関係が楽そう」「下積みや特別な才能が要らなそう」という理由が多いそうだ。

昔は芸能人や一昔前ならお笑い芸人がその立ち位置だったが、地上波をあまり見ない今の子供には芸能人よりYouTuberの方が身近なのだろう。

YouTuberを目指すなら、知っておくべきことをご紹介します。

一社独占

YouTubeはGoogle社が運営している。動画再生の報酬もGoogleから受け取ることになる。ということは、GoogleがYouTubeをやめてしまったら、YouTuberは報酬を失うことになる。YouTuberの代替サービスとして、ニコニコ動画などはあるが、YouTubeと再生数は比較にならないし、受け取れる報酬も少ない。

自分の仕事ひいては人生がGoogle社の方針に左右されることになる。

報酬の改悪

YouTubeの報酬をいくらにするかは、Googleが決めている。これもGoogle一社が独占しているリスクだけど、報酬率はGoogleが自由に決めることができる。法律的には何の制約もない。極論を言えば、明日から報酬率を90%削減すると宣言されても文句は言えない。

芸能人の進出

報酬が減ったと古参のYouTuberが嘆いているニュースが最近流れているけど、報酬が減った原因の一つが、芸能人の進出だ。YouTubeのチャンネルをもつ芸能人が増えていて、人気になっている。

テレビを観る人が減ったといっても影響力はいまだに絶大だ。視聴率1%というのは、100万人の視聴を意味する。録画やTVerを含めると相当な視聴者が今でもいる。CMや広告に使われて露出が多い芸能人もいる。

ネットの世界でも芸能人は強い。インターネットテレビ「ABEMA」のバラエティで人気なのは、有名芸能人が出演する番組だ。

その芸能人がコロナ禍をきっかけにYouTubeに進出するケースが目立つようになった。テレビでの報酬が減っているのは事実なので、人気が出た芸能人がYouTubeを始める流れは変わらないだろう。多くのお笑い芸能人はNSCなどでお笑いの勉強をしてきている。修行を積んできたお笑い芸能人に対抗してYouTuberになるには、会話の技術などを習得する必要がある。

簡単な仕事なんてない

当たり前のことだけど、楽しそうに見える仕事でも苦労は絶えない。人気の仕事には、多くの人が参入し、競争も激しい。

YouTuberを目指すのは自由だし、目標があるのは良いことだけど、そのためには努力が必要ということを忘れてはいけない。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は高山環(たかやま かん)というペンネームで小説を書いています。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも0円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。