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iPadでマウスが使えるようになる?大きな転換点を迎えるiOSとmacOSの統合

iOS13登場

次期OS「iOS13」ではiPadでマウスが使えるようになるという話が出ている。

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これが事実なら、iPhone・iPad用につくられてきたiOSの重大な転換点となる。

タッチスクリーンとマウス

10年前に登場した初代からiPhoneは指で操作してきた。指でスクリーンに触れることで、ポイントしたり、ピンチ(二本指での操作)したりできる。コンテンツを直接操作できるタッチスクリーンは直感的でわかりやすく、スマートフォン市場が急成長する原動力になった。

指がマウスの代わりになっていると思いがちだが、タッチスクリーンとマウスでは操作方法が大きく異なる。

一点しかポイントできないマウスと比較して、マルチタッチスクリーンは複雑な操作ができる。ピンチイン、ピンチアウトや回転の他にiPadでは4本指でホームボタンへ戻るなどのマルチタッチジェスチャーが可能だ。

指の方がマウスより優れていればマウスを使う必要がなさそうだが、指よりマウスの方が細かい作業ができる。マウスは内蔵している小さなボールを転がすので、ミリ単位でのコンテンツ操作が可能だ。

タッチパッドとマウス

今回の噂はマウスへの対応だが、マウスに対応するならタッチパッドにも対応するだろう。タッチパッドならタッチスクリーンのようにマルチポイントジェスチャーが使えて、マウスのように細かい操作もできる。マルチスクリーンとマウスのいいとこ取りがタッチパッドだ。

 

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おそらくMacのようにiPadのスマートキーボードの下にタッチパッドが付属することになるのだろう。タッチパッドがマウスやタッチスクリーンより優れている点のひとつは、キーボードのホームポジションから指先の移動量が少なくてすむことだ。マウスだと、キーボードから手を離してマウスを掴む必要があるので、指先の移動量が大きい。

タッチスクリーン操作でも腕を伸ばして画面まで指を移動させなければならない。

マウスに対応するということ

iPadがマウスに対応するということは、iPadがMacにまたひとつ近づくことを意味する。マウスで操作するために、iPadを床に立ててキーボードを装着するスタイルが基本となるだろう。

その姿は、まさにMacをはじめとするノートPCそのものだ。

すでにiPadは、マルチスクリーンやMacのようなファイル構造に対応しており、少しずつノートPCとの境を狭めてきている。

macOS上でiOSアプリを動作させる「Marzipan」(マジパン)プロジェクトを進めるためにも、マウス操作への対応は大事なステップだ。iPadがマウス操作に対応し、iOSアプリをマウスで動かせるようになれば、iOSアプリをMacで操作するのも容易になる。

Marzipanプロジェクトが進行すれば、いずれiOSとmacOSのアプリがユニバーサル化し、同一のコードで書けるようになる。ひとつのアプリが、iPhone、iPad、Mac上で動作するようになるのだ。

その先にあるのは、両OSの統合、iPadとMacの統合だ(Appleは頑なに否定するが)。

iPadのマウス操作対応にはそれだけの意味がある。6月のWWDCで今後の両OSの進化をAppleがどのように説明されるか楽しみだ。

 

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