iPhoneに記録
初代iPhoneが発売されて15年、多くの機能が追加されてきた。拡張を続けるiOSには様々なユーザー情報が記録できるようになった。あまり知られていないiPhoneに記録できる情報をご紹介します。
ヘルスケア
健康管理ができるアプリ「ヘルスケア」には様々な健康情報を記録できる。
身長や体重、Apple Watchで測定できる心拍数、睡眠時間などの他に自ら入力できる健康情報がある。
症状
「ヘルスケア」アプリを開いて「ブラウザ」タブをタップして、「症状」を選ぶと自身の症状を入力できる。とにかく数が多く、読んだだけでは「これどんな症状?」と首を傾げるものもある。
- うっ血
- せき
- のどの痛み
- ほてり
- めまい
- 悪寒
- 下痢
- 乾燥肌
- 気分の変化
- 記憶力の衰え
- 胸の苦しさや痛み
- 胸やけ
- 結滞(欠損)
- 腰痛
- 骨盤痛
- 失神
- 食欲の変化
- 寝汗
- 睡眠の変化
- 息切れ
- 体および筋肉の痛み
- 脱毛
- 吐き気
- 頭痛
- 乳房痛
- 尿失禁
- 発熱
- 疲労
- 鼻水
- 頻脈(頻拍)
- 腹部膨張感
- 便秘
- 味覚喪失
- 喘鳴
- 嗅覚喪失
- 嘔吐
- 膣の乾燥
- 痤瘡
その他のデータ
「その他のデータ」では健康に関する情報を入力できる。
- UV指数
- インスリン放出
- 吸入器の使用状況
- 血中アルコール濃度
- 血糖値
- 歯磨き
- 手洗い
- 性行為
- 転倒回数
メディカルID
「設定」→「ヘルスケア」→「メディカルID」をタップすると、自分の健康情報と緊急連絡先を記録できる。
「緊急連絡先」に設定すると、サイドボタンで通報したり、Apple Watchだと転倒した時に通報することができる。
持ち上げ・通知
iPhoneの使用状況を記録される「スクリーンタイム」には、iPhoneを持ち上げた回数、受け取った通知数が自動で記録されている。こんなに持ち上げているのか! と驚く。
「設定」→「スクリーンタイム」→「すべてのアクティビティを確認する」をタップすると表示できる。
通知の回数もわかる。日にちをタップすると通知が届いた時間もわかる。
膨大な個人情報
健康や実際の行動履歴など、現代のスマートフォンは個人情報の塊だ。たくさんの情報が格納されているので流出したら大変だ。マスク姿に反応しないFace IDは不便だが、個人情報が集約されているiPhoneのセキュリティには慎重になった方が良い。