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今年の新型iPhoneも面白くなさそうな理由。新しいiPhoneの噂のまとめ

新型iPhoneリークの季節

Appleはなにも発表していないが、9月のイベントで新型iPhoneが発表されるのはほぼ間違いない。現在βテスト中のiOS 13の正式ローンチが秋なので、例年と同じスケジュールで進行するはずだ。

イベントまであと2ヶ月、新しいiPhoneの情報がリークされる季節だけど、いまのところあまり目立った機能がない。その内容と理由を考えてみます。

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新型iPhoneの噂

現状流布されている新しいiPhoneの情報をまとめると、こんな感じ。

  • 5.8インチ / 6.1インチ / 6.5インチの3モデル
  • トリプルカメラ
  • A13チップ
  • 3D Touchの廃止

ラインナップは現状のiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRと変わらない。目を引く機能はトリプルカメラだ。超広角カメラが内蔵されるようだ。現代のスマートフォンのデジカメには2つの流れがある。AIを用いることで深度をつけた趣がある写真を撮影できるシングルレンズと、複数のレンズで撮影した映像を合成して深みのある写真を残すマルチレンズだ。もちろんマルチレンズもAIを活用している。

AIの進化はレンズの進化よりも激しく、人物の特定はもちろん画像を認識し、平面の画像データに奥行きをもたせることもできるし、撮影シーンにあわせた色調の変更もできる。

その進化を支えるのがプロセッサの性能だ。高性能なプロセッサなら、画像解析を高速に行うことができる。写真撮影はその場で結果を出力しないといけないので、プロセッサ性能が物を言う。クラウドで解析してクライアントに戻す時間がないのだ(5Gが広まるとかわるかもしれないが)。

今年のiPhoneに搭載されるA13チップは、高性能・省力化だと言われているので、トリプルカメラと合わさり高度な画像処理を実現してくれるだろう。

3D Touchの廃止は、iPhone XRに搭載されなかったことで昨年から噂されている。長押しを活用することで3D Touchがなくても同様の機能を割り当てることできる。

3D Touch好きには残念だが、活用している人は少ないので仕方がないかもしれない。

ワクワクしない新型iPhone

今年の新しいiPhoneの噂を見てきたが、ワクワクしただろうか。おそらく背面のトリプルカメラ以外のデザインは全く変わらないと思われる。

昨年のiPhone XSも一昨年のiPhone Xと同じデザインだったので、もしそうなら3年連続同一デザインとなる。iPhone 6、iPhone 6s、iPhone 7以来だ。

と言っても、現行iPhoneのデザインを変更できる余地が少ないのも事実だ。Face ID搭載でフルデイスプレイを実現した表面は、ベゼルを細くするかノッチをなくす以外やれることがない。

今年は実現しそうにないが、ディスプレイ内でのTouch IDが実現すればノッチを小さくできる。OPPOなど他メーカーが開発を進める画面下カメラが実現すれば、完全にノッチもなくすこともできる。だが、今年のiPhoneでは実現しそうにない。

背面のデザインはカメラが増えればカメラ周りのデザインも変わるが(ボトムズの顔みたいになると言われている)、それ以外の部分の変更には制限がある。

ワイヤレス充電機能を維持するためには背面の材質は通電しやすいガラスにする必要があり、背面のデザインも変更しづらい。

ワクワクできる可能性は?

昨年に続き、代わり映えしないiPhoneが発表される可能性が高い。

今後、ユーザーがワクワクできる要素のひとつは5Gだ。4Gより10倍高速な5Gはスマートフォンの使い方を劇的に変える可能性を秘めている。噂では来年2020年のiPhoneに5Gが搭載される。

もうひとつの可能性は薄型化だ。A13チップはA12チップよりもかなりの高速化と省力化を実現できているようだ。そうなると、バッテリー容量を減らして本体が薄くなる可能性はある。最近のユーザーのほとんどはケースを利用するのだから、ワイヤレス充電を活かして、大容量バッテリーをケース側に搭載して、用途に合わせてバッテリーを差し替えるといった使い方も考えられる。

そういえば、昨年はiPhoneでAirPodsやApple Watchを充電できるという噂があったが、最近ではきかない。ワイヤレス充電器がひとつしかない場合iPhoneを充電しているとAirPodsが充電できない。是非実現して欲しい機能だ。

 

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