iPhoneで執筆
最近iPhoneで執筆することがある。画面が大きいMacやWindows、iPadもあるのに、画面が小さいiPhoneで執筆するのには理由がある。
iPhoneで執筆するメリットをご紹介します。
現在の執筆環境(2021年)
筆者のiPhoneはiPhone 12 miniだ。画面が小さくてとても作業できなそうだけど、執筆ならこれで十分。アプリはWordを使っている。iPhoneのWordはルビを振るなどできない機能もあるが、執筆するだけなら問題ない。
普通に読める文字サイズでこれぐらいの行数が表示できる。Bluetoothキーボードを使わないとキーボードの表示が画面の三分の一を占めるが、それでも修正ぐらいなら問題なくできる。
1スクリーン
基本的にiPhoneは1つのアプリの画面しか表示できない。PCのように複数のウィンドウを立ち上げることはできない。デメリットのようだが、おかげで1つのアプリに集中できる。筆者のようにか細い集中力しか持っていないと、執筆中にすぐにブラウザを立ち上げたり、YouTubeを観てしまったりしてしまう。iPhoneだと画面を切り替えないと他のアプリを利用できないので、必然的に執筆に集中できる。
ところが、iPhoneにピクチャーインピクチャー機能が導入されて、YouTubeなどの動画を観ながら、執筆できるようになってしまった。マルチスクリーンをしない胆力が試される。
キーボードを変更できる
iPhoneで執筆するときはBluetoothキーボードを併用する。ノートPCだとキーボードを変更できないが、iPhoneなら好みのキーボードを選ぶことができる。iOS 14ではiPhoneでもトラックパッドも使用できるようになった。iPad向けのキーボードも使えるので、選択肢は多い。自分好みの超小型ノートPCを作ることができる。
筆者はiCleverのキーボード(旧型。トラックパッドなし)とサンワダイレクトのキーボード。iCleverは観音開き構造になっていて、普段はコンパクトなボディが金属なのでかっちりしている。こういう格納型のキーボードには珍しく、キーの間に不自然なスペースがないのも良い。ケースがスタンドに変形するのでキーボードとiPhoneだけ持ち歩けばどこでも執筆ができるし、スペースがいらないので飛行機の座席でもOK。
サンワダイレクトのキーボードはキーボードの両側が開いていて、長時間タイピングしても疲れないレイアウトになっている。最初は戸惑うが慣れると快適に打鍵できる。本体は非常に薄いので鞄の中でも嵩張らない。このキーボードもケースがスタンドになるが少々心許ないので、ダイソーで買ったスマホスタンドを併用している。
どこでも推敲できる
サイズが小さいiPhone 12 miniだと、どこでも持ち歩いてどこでも推敲できる。執筆はBluetoothキーボードを使った方が効率は良いけど、推敲なら片手でiPhoneを持ってできる。画面に集中できるし、読者がスマホで読む感覚で推敲できる。
iPhoneは防水だから、少しの勇気があるなら湯船に浸かって推敲できる。
コーヒーをこぼせる
iPhoneは防水だ。万が一コーヒーをこぼしてもiPhoneは無事だ。キーボードは壊れるかもしれないけど、Macの修理代に比べれば安いもの。安心してコーヒーが飲める。
細かい作業はできなくても
画像を加工するブログの更新などはPCの方が手っ取り早いが、ひたすら文章を入力する執筆するならiPhoneで大丈夫だと思う。お試しください。