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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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iPhoneで執筆する4つの理由。2021年の執筆環境

iPhoneで執筆

最近iPhoneで執筆することがある。画面が大きいMacやWindows、iPadもあるのに、画面が小さいiPhoneで執筆するのには理由がある。

iPhoneで執筆するメリットをご紹介します。

現在の執筆環境(2021年)

筆者のiPhoneはiPhone 12 miniだ。画面が小さくてとても作業できなそうだけど、執筆ならこれで十分。アプリはWordを使っている。iPhoneのWordはルビを振るなどできない機能もあるが、執筆するだけなら問題ない。

普通に読める文字サイズでこれぐらいの行数が表示できる。Bluetoothキーボードを使わないとキーボードの表示が画面の三分の一を占めるが、それでも修正ぐらいなら問題なくできる。

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1スクリーン

基本的にiPhoneは1つのアプリの画面しか表示できない。PCのように複数のウィンドウを立ち上げることはできない。デメリットのようだが、おかげで1つのアプリに集中できる。筆者のようにか細い集中力しか持っていないと、執筆中にすぐにブラウザを立ち上げたり、YouTubeを観てしまったりしてしまう。iPhoneだと画面を切り替えないと他のアプリを利用できないので、必然的に執筆に集中できる。

ところが、iPhoneにピクチャーインピクチャー機能が導入されて、YouTubeなどの動画を観ながら、執筆できるようになってしまった。マルチスクリーンをしない胆力が試される。

キーボードを変更できる

iPhoneで執筆するときはBluetoothキーボードを併用する。ノートPCだとキーボードを変更できないが、iPhoneなら好みのキーボードを選ぶことができる。iOS 14ではiPhoneでもトラックパッドも使用できるようになった。iPad向けのキーボードも使えるので、選択肢は多い。自分好みの超小型ノートPCを作ることができる。

筆者はiCleverのキーボード(旧型。トラックパッドなし)とサンワダイレクトのキーボード。iCleverは観音開き構造になっていて、普段はコンパクトなボディが金属なのでかっちりしている。こういう格納型のキーボードには珍しく、キーの間に不自然なスペースがないのも良い。ケースがスタンドに変形するのでキーボードとiPhoneだけ持ち歩けばどこでも執筆ができるし、スペースがいらないので飛行機の座席でもOK。

サンワダイレクトのキーボードはキーボードの両側が開いていて、長時間タイピングしても疲れないレイアウトになっている。最初は戸惑うが慣れると快適に打鍵できる。本体は非常に薄いので鞄の中でも嵩張らない。このキーボードもケースがスタンドになるが少々心許ないので、ダイソーで買ったスマホスタンドを併用している。

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左がiClever、右がサンワダイレクトのキーボード

 どこでも推敲できる

サイズが小さいiPhone 12 miniだと、どこでも持ち歩いてどこでも推敲できる。執筆はBluetoothキーボードを使った方が効率は良いけど、推敲なら片手でiPhoneを持ってできる。画面に集中できるし、読者がスマホで読む感覚で推敲できる。

iPhoneは防水だから、少しの勇気があるなら湯船に浸かって推敲できる。

コーヒーをこぼせる

iPhoneは防水だ。万が一コーヒーをこぼしてもiPhoneは無事だ。キーボードは壊れるかもしれないけど、Macの修理代に比べれば安いもの。安心してコーヒーが飲める。

細かい作業はできなくても

画像を加工するブログの更新などはPCの方が手っ取り早いが、ひたすら文章を入力する執筆するならiPhoneで大丈夫だと思う。お試しください。

 
IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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