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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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iPhone X / iPhone XSユーザーが、iPhone 12 miniに買い替えて大丈夫なのか検証してみた

今年の目玉はiPhone 12 mini

今年発表された4タイプの新型iPhoneの中で、iPhone 12 miniが目玉だったと思う。6.7インチの12 Pro Maxは11 Pro Maxの後継だし、6.1インチの12と12 Proは11と11 Proと同じボディだが、iPhone 12 miniの5.4インチのフルディスプレイは今までのiPhoneにはないサイズ感だ。

サイズが一番近いiPhone SEは4.7インチディスプレイでかなり似ているけど、フルディスプレイではない。

今までのiPhoneが大きくて重いと感じている人にはiPhone 12 miniが魅力的に映ると思う。

特に、フルディスプレイのiPhone XとiPhone XSは購入してから2年3年経過しているので、ユーザーの中で今年買い替えを検討している人も多いと思う。

iPhone XとiPhone XSユーザーがiPhone 12 miniを購入しても大丈夫なのか考えてみます。

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ディスプレイ

iPhone 12 miniが過去の2モデルより劣っているのはまずディスプレイサイズ。ppiも過去モデルよりも高密度だし、コントラスト比も2倍だが、サイズは小さい。

ディスプレイサイズは、12 miniが5.4インチで、XとXSより0.4インチ小さい。その差をどう考えるか。

ディスプレイサイズは大きさによって比率が異なるので、インチの差だけでは測れないが、4インチの差というのはiPhone 11とiPhone 11 Maxのディスプレイサイズ差と同じだ。

実物を見てみないと断言できないが、0.4インチの差は気にならないと思う。

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カメラ

同じデュアルカメラだが、12 miniのカメラ構成は過去モデルと異なり、「超広角」と「広角」の構成になっている。

では12 miniでは望遠機能がないかというと、光学ズームは過去モデルと同じ2倍だ。ただ、デジタルズームは12 miniが最大5倍で、過去モデルは最大10倍。デジタルズームなら後から写真アプリで編集できるので、問題と思うシーンは少ないだろう。

デジタルズーム以外のカメラ機能は過去モデルよりも優れているし、新しい超広角レンズは新鮮だと思う。

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バッテリー持続時間

iPhone 12 miniは最大15時間のビデオ再生が可能で、iPhone XSとXよりも長い。ボディサイズが小さいのでバッテリー容量は小さいと思うが、ディスプレイが小さいので持続時間は長い。全く問題なし。

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ボディ

ほとんどの要素で優れているiPhone 12 miniだけど、ボディ材質は過去モデルと違い、アルミニウムボデイだ。iPhone 11とiPhone 11 Proを比べるとフレームの光沢が違う。

ステンレスフレームの方がゴージャスに見えるので、「たか見え」を意識する人は実物を見て比べた方が良いかもしれない。

写真で見る限り、過去モデルは光沢ガラスだったが、iPhone 12 miniも同じような光沢ガラスに見える。12 Proシリーズは11 Proと同様に艶消しガラスに見える。

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容量

iPhone XとXSは128GBの設定がなかったが、iPhone 12 miniにはある。256GBはちょっと多いと思うユーザーには最適だ。

一方で、iPhone XSにあった512GBの設定がiPhone 12 miniにはない。512GBはiPhone XSとProシリーズに設定された容量で、標準モデルにはない設定だ。クラウド全盛のご時世でそこまでローカルにデータを保存したいユーザーも少ないと思うけど、512GBユーザーの方は要注意。

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サイズと重量

高さ、幅、厚さともiPhone 12 miniがひとまわり小さい。ベゼルが細くなっているので、ボディサイズが小さい割にはディスプレイサイズは小さくない。中身がギュッと詰まっている印象。

重量は約40g軽い。実物に触れるとかなり軽く感じると思う。小さくて軽いiPhone SEよりもさらに小さくて軽い。過去のiPhoneの中でもっと近い重量なのは138gのiPhone 7だ。iPhone 7はホームボタンがあるのでiPhone 12 miniよりも一回り大きいが、12 miniより薄い。

軽いスマートフォンを嫌う人は少ないと思うので、12 miniを購入しても問題ないだろう。

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12 miniが劣っているのは、ディスプレイサイズとボディの材質のみ

様々な要素を見てきたが、iPhone 12 miniが過去のiPhone XSとXより劣っているのは、ディスプレイサイズと材質のみだ。それ以外のカメラやチップ性能は優れているし、MagSafeのような新しい機能もある。

ディスプレイサイズも0.3インチだし、同じフルディスプレイなのでそこまで違和感を抱かないと思う。

アルミニウムボディは軽くて悪くない材質だが、iPhoneの世界では「一段下」という位置付けなので、ステンレスフレームから「落ちる」ことが気になる人は、実物を見て判断した方が良いと思う。

そこさえクリアになれば、Proシリーズより価格が手頃なiPhone 12 miniに買い替えるのは全然アリだと思う。

 
IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
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