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Apple Pencilに対応する新型iPhoneの課題と期待

次期iPhoneはApple Pencil対応?

次期iPhoneのうち6.5インチOLEDモデルがApple Pencil対応すると調査会社が予測している。

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引用:TRENDFORCE

 6.5インチOLEDは、iPhone XのPlusバージョンとしてiPhone XS Plusと呼ばれているモデルだ。噂が事実なら、Apple Pencilに対応する最初のiPhoneとなる。実際あり得るのだろうか。

iPadに対応したApple Pencilが今度はiPhoneに?

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Apple PencilはiPad Pro、iPadに対応した手書き用スタイラスペンだ。当初はiPad Proだけに対応していたが、今年発売モデルからiPadにも対応した。最新技術を最初フラッグシップモデルに投入し、段階的に普及モデルへ波及させていくのはAppleの常套手段だ。

普及モデルであるiPadがApple Pencilに対応するのは理解できるが、iPhone XS Plus(仮称)はiPhoneのフラッグシップモデルで、値段もおそらく10万円を超える(12万円ぐらい?)。

普及モデルへの波及とは異なるが、登場から10年が経過し、目を見張るような新機能が減ってきたiPhoneにとって、Apple Pencil対応は惹きつける売りになる。

iPhoneの小さな画面でApple Pencilが使えるか

課題のひとつは、6.5インチの小さな画面でスタイラスペンを操れるかだ。Galaxy Note 8という良いモデルケースがある。Galaxy Note 8は約6.3インチだからiPhone XS Plusよりも画面は小さいが、スタイラスペンで手書きをしても、紙にメモをしているようで違和感がない。

6.5インチはスマートフォンというよりファブレットというべき大きさで、絵を描くには小さすぎるが、メモ帳だと考えればペンで書くのに十分のサイズだ。

格納できないApple Pencil

画面サイズよりも大きな課題がある。Apple Pencilの格納場所だ。Galaxy Note 8はスタイラスペンを本体に格納できるが、iPadはできない。iPadと一緒に持ち歩く時にApple Pencilをどうするか困ってしまい、Apple Pencilを格納できるiPadケースを使っている人も多い。

座って使うことが多いiPadならApple Pencilを本体に格納できなくてもまだよいが、常に持ち歩き、立って使うことも多いiPhoneだとそうはいかない。iPhoneからApple Pencilを取り出してさっとメモを取りたくなる。

Appleの理想と現実

格納できないのは、Apple Pencilが普通のペンと同じサイズをしているからだ。ジョブズはスタイラスペンを使いたくないと公言していたが、クックの時代になってAppleはApple Pencilを開発した。今までのスタイラスペンではなく「普通の鉛筆」を目指すことで、ジョブズの言葉に反しない製品、Apple PencilをAppleは作り上げた。

普通のペンと同じ使い心地なのは素晴らしいが、そのかわりに携帯しづらくて、ユーザーは困っている。Appleの理想が製品の使い勝手を悪くしているのだ。

Appleもそのことを熟知しているだろうから、iPhoneでApple Pencilを上手に活用できる方法を考えているだろう。たとえば、iPhone用にもっと短いサイズのApple Pencilを用意するとか。

Apple PencilをiPhoneに投入するのはセールスポイントにはなると思う。iPhoneでApple Pencilを使うことが、どこまで便利かは使ってみないとわからなさそうだ。

www.kantakayama.com