液晶モデルの出荷が遅れる?
次期iPhoneの6.1液晶モデル(iPhone 9?)の出荷が11月末に遅れる噂がでている。
ラインで歩留まりが多く、生産に苦労しているようだ。噂通りなら、この6.1液晶モデルiPhoneは、iPhone液晶モデル初のフルスクリーンモデルになり、ベゼルも細くなっているので難しいのかもしれない。ジャパンディスプレイのスマートフォン向け液晶「FULL ACTIVE」を採用したのが良かったのか、悪かったのか。
ジャパンディスプレイ側の問題だとすると、今後ジャパンディスプレイの受注が減るおそれがでてくる。OLEDの需要が増加し、液晶の需要が減ってきている現状、ジャパンディスプレイが更なる苦境に陥ることになる。
普及モデルが後からでるのはよくあること
液晶モデルの出荷が遅いのは、計画的な可能性もある。OLEDモデルの2タイプがメインになると予想される今年は、6.1液晶モデルはOLEDより安価な普及モデルとなる。
高級モデルを多く売るために、普及モデルが後から発売になるのは、よくある手筋だ。メディアが新製品を取り上げ、周りでも使っている人が増えてくると、普及モデルを待ちきれない人が高級モデルを買ってくれる算段だ。
普及モデルだったiPhone SEは、前年発売のiPhone 6sの売上が落ちてきた時期に登場した。もしも、iPhone SEとiPhone 6sが同時発売だったらiPhone SEを選んだ人も多かったにちがいない。
昨年は、逆に高級モデルのiPhone Xの発売が一ヶ月以上遅かった。これはiPhone初のOLEDの製造に時間がかかったのと、OLEDパネルの供給が逼迫していたのが理由と思われる。
来週は、もう8月。9月にあるだろうイベントに向けて、たくさんの噂が飛び交う季節になってきた。