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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
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nasneが販売を終了する理由。海外地方在住者には最高だったnasne。その後継機は?

nasne販売終了?

ソニーグループがネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」の出荷を終了する話がでている。

nasneは地上波デジタル・BS・CSなどのTV番組をネットワーク越しにPSやスマホで録画・再生できるデバイスだ。

ソニーは昔から地上波のネットワーク再生に取り組んでいて、ロケーションフリー(通称ロケフリ)という名品もあった。nasneは長年ソニーが培ってきた技術の集大成のような製品だった。

nasneは安価で使いやすい製品だが、動画配信サービスの台頭で地上波テレビの存在価値が下がったのと、ブルーレイレコーダーにnasneの多くの機能を持たせることができたのが、nasne販売停止の理由と思われる。

現在販売しているソニーのブルーレイレコーダーにはnasneの機能のほとんどを包含している。ネットワーク経由でのテレビ番組の再生・録画はブルーレイレコーダーでもできる。できないのは、torneが使えないことだ。torneは動画再生するアプリケーションで、PSなどで快適な速度で操作できる。ブルーレイレコーダーでは、nasneは使えないが、代わりに「Video & TV Sideview」が利用できる(nasneも利用できるが)。

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海外・地方赴任者にとって最適解だったnasne

海外や地方に住んでいる人にとってnasneは素敵なデバイスだった。宅内ネットだけではなく、インターネット経由でもnasneはTV番組を再生できる。海外や地方でも、国内の大都市圏で放送されている番組を鑑賞できるのだ。海外では日本のTV番組は放送されないし、一部の地方では地上波のチャンネル数が少ない。nasneがあれば国内の大都市圏と同様にTV番組を楽しむことができる。

ただ、制約はある。3ヶ月に1回、再生するデバイスをnasneが繋がっているローカルネットワークに接続しないといけないのだ。海外に住んでいたら3ヶ月毎に帰国して、デバイスをアップデートしないといけない。

これは次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)という一般社団法人が定めた「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件」に定められた制限である。

地上テレビ番組のネットワーク再生を商用化させないための措置なのだが、非常に面倒な制限だ。遠くに住んでいたら、3ヶ月に1度更新するのは困難だ。

この制限はブルーレイレコーダーでも変わりない。

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そろそろ改訂の時期では?

地上波テレビを鑑賞する環境は激変している。各テレビ局はネットワーク再生に対応し、特に多くの民放テレビ局が参加したTverでは、数多くの地上波番組が国内ならどこでも鑑賞できるようになった(海外では再生できないが、VPNを利用すれば可能)。

地上波以外にも、Netflix、Amazon Prime Videoなど多くの動画配信サービスがあり、地上波テレビ番組に固執する必要はなくなってきた。

相対的に地上波テレビの地位は低下しているので、3ヶ月に1回の更新する制限を廃しても、問題にならないと思う。そろそろ規約の改訂を議論しても良い時期ではないだろうか。

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