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ワンパンパスタと小説

最近ハマっているのがワンパンパスタ。知っている人も多いと思いますが、ワンパンパスタとは、フライパンひとつでパスタ料理を作ることです。
通常は鍋で茹でたパスタをフライパンで作ったソースで和えるけど、ワンパンパスタは、ソースを作ったフライパンにお湯を注ぎ、麺を茹でるので、鍋を用意する必要がありません。
鍋は嵩張るので取り出すのも面倒だし、洗うのも大変。フライパンだけで作れると料理のハードルがぐっと下がります。

パスタ料理の中には、デンプンが溶けた茹で汁をソースに混ぜて乳化させるメニューがあるけど、ワンパンパスタなら茹で汁とソースが一体化しているので乳化も容易です。

ワンパンパスタでできるパスタメニューは、さまざまです。ペペロンチーノに、カルボナーラ、トマトパスタにクリームソースと色々試したけど、どれもおいしく作れました。
おすすめはペペロンチーノですかね。ペペロンチーノはニンニクと唐辛子で作るシンプルなパスタ料理で、乳化が味のポイントになります。ワンパンパスタなら、乳化も簡単。麺を別に茹でるのと遜色ない味です。

誰がいつ考えたかわかりませんが、ワンパンパスタは革命的な発想だと思います(「暗殺者のパスタ」というちょっと物騒な名前のパスタ料理が起源という話も)。別に茹でなくてもソースで茹でれば楽だと思いつきそうで、なかなか思いつきません。長年パスタを鍋で茹でてきたけど、その発想はありませんでした。まさにコロンブスの卵。

最近は新しいミステリーのトリックをあれこれ考えているのですが、ワンパンパスタみたいに合理的かつ革命的なアイディアが思いつけばと思いつつ、ランチにワンパンパスタをせっせと作っています。

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