無料のオンライントークイベント開催 「夏のピルグリム」刊行を記念して、無料のオンライントークイベントを7月18日20時より開催します。 ご希望の方は、リンクから無料チケットを申し込んでください。 本作執筆の裏側だけではなく、小説家を目指す人の参考…
いよいよ刊行! 「夏のピルグリム」の刊行が決まりました。ポプラ社より7月18日に発売されます。「夏のピルグリム」は「第12回ポプラ社小説新人賞」の奨励賞をいただいた作品です。著者初の単行本形式の書籍になります。受賞してから1年半、ずっと改稿・修正…
7月中旬刊行の「夏のピルグリム」がネットギャリーにアップされました。 ご存知の方が多いと思いますが、ネットギャリーは出版社と書店員様や図書館員様、教育関係者などの方を繋ぐプラットフォームで、出版前に原稿(いわゆるゲラ)を読むことができます。…
プルーフを配本中 小説家の高山 環(たかやま かん)と申します。この度「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞を受賞した「夏のピルグリム」を7月中旬に刊行することになりました。著者初の単行本形式での小説になります。 書店員様にお読みいただくためのプル…
Prime Readingに選ばれる 拙作「ふたりの余命」がPrime Readingに選ばれました。Prime Readingは、Amazon Prime会員なら誰でも無料で電子書籍が読めるサービスです。 「ふたりの余命」とは? 「ふたりの余命」は700以上の評価をもらい、Amazonランキングで1…
noteに移行しました。 商業デビューをしたのをきっかけにして、noteを開設しました。 noteには小説関連の記事を掲載していきます。今のところ毎日更新し続けています(いつまで続くか分かりませんが)。 こちらの「小説とIT」も残しておきますので、過去のIT…
将棋を観戦するようになって、7年になります。7年前というのは現在八冠を保持している藤井聡太竜王・名人がデビューした年で、藤井さんの圧倒的な才能に惹かれて、将棋を観るようになりました。将棋のルールは知っていましたが、それまでプロの将棋を観たこ…
最近ハマっているのがワンパンパスタ。知っている人も多いと思いますが、ワンパンパスタとは、フライパンひとつでパスタ料理を作ることです。通常は鍋で茹でたパスタをフライパンで作ったソースで和えるけど、ワンパンパスタは、ソースを作ったフライパンに…
「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」には語彙を増やすために気に入った言葉をノートに書き留める人が出てきます。これは僕の実体験です。中学生の頃、小説家を志すと決めたときに始めました。小説や新聞を読んで知らない言葉、気になる言葉を集めて…
普段は自宅かカフェで作業をするのですが、昨日は天気が良かったので海辺で執筆をしました(画像は別日撮影)。11月末なのに、今年はまだ暖かく日差しがあたればシャツ一枚でも充分過ごせました。執筆環境としては、海辺はなかなか大変なこともあります。海…
会社員時代、支社の立ち上げや新入社員の最終面接をしていたので、おそらく1000人くらいと面接をしました。人を選べるような人間ではないけど、ポジション的に仕方なくやっていましたね。1000回も面接をすると、コツみたいなものがわかってきました。 僕が会…
ミニマルな生活に憧れていて、なるべく物を増やさないようにしています。デジタルグッズは大好きだけど、PCはいつもノートPC一台しか使っていません。マウスやキーボードなど付属物が必要なデスクトップPCはもう何十年も買っていません。できればPCを持たず…
在宅で働いていると、よく使う家電がオーブンレンジ。ランチには冷凍食品のパスタやチャーハン、夕食には野菜や冷凍ご飯を温めるのにレンジを利用します。本来はオーブンレンジが仕事の良きパートナーになるはずなのに、うちのオーブンレンジが良くないのか…
会社員時代のことをあれこれ思い出していたら、そのときに自分が守っていたことが頭に浮かびました。当時は、仕事を効率的にこなすために、山ほどあるライフハックを調べて、ビジネス書をたくさん読みました。読んだことはほとんど覚えていないし、実践でき…
マネジメントの職に就いてから、仕事の心構えみたいなことを新入社員に話すことがありました。人様に教えるなんて畏れ多いのですが、仕事だから仕方がありません。その時に僕が言うと決めていたのは「自分が得することを選ぼう」でした。 利己的に聞こえます…
「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」を上梓してから、いくつかの取材を受けました。聞かれた質問で困ったのが「小説を書く目的は何ですか?」でした。インタビュアーによって多少言い回しは違いますが、「どうして小説を書くのですか?」「小説を通…
「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」を上梓してわかったことのひとつは「プロの校正さんの凄さ」です。ドラマやネットなどで校正さんのプロフェッショナルぶりは知っていたつもりだったけど、体験したら印象と全然違いました。 「ふたりの余命」はK…
ランニングするときは音楽かオーディオブックのどちらかを聴いています。毎日約1時間ランニングしているので、かなりの時間を聴くことができます。オーディオブックはさまざまな本を読みますが、小説が一番多いですかね。海外ものは名前を覚えるのがなかなか…
自分の性格というのはよくわからないですが、自覚している特徴をひとつ挙げるとすると「しつこい」だと思います。しつこいといってもストーカーとかそういう犯罪的なことではなく、一度決めたことを続けるしつこさです。 ランニングは、ほぼ毎日続けてもう10…
結果を出せるかどうかは「集中力の有無」による部分が大きいと思います。どんなに才能があっても集中力がなければ大成しません。棋士の藤井聡太八冠があれだけ勝てるのは、類まれな才能を有しているだけではなく、対局に没入できる集中力があるからだと思い…
以前は、「記号みたいな文章を書かない」ように小説を執筆する際には気をつけていました。「記号みたいな文章」とは、「と僕が言った」とか「こちらへどうぞ」みたいに、意味は通じるけど、読んでも面白味がない文章のことです。自分で書いていても面白くな…
CDを買う人が減っています。この10年でCDの売り上げは半減しているそうです。人々が音楽を聴かなくなったわけではなく、音楽ファイルやサブスクによる音楽配信で聴くようになったわけです。DVD・Blu-rayも同様で、売り上げが減少していて、サブスクによる映…
拙作に「ふたりの余命」と「ひとりたちの余命」がAmazonの「秋のKindle本ビッグセール」の対象に選ばれました。Kindle本は時々割引セールを実施することがあって、そのセールの対象に選ばれたというわけです。普段は298円のところ期間中は値引きされて149円…
一段落 10月5日に「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」が上梓されてから40日が経ちました。子供の頃からの夢だった書店に自分の本が並ぶ風景も見慣れてきました。この間に、無名の新人小説家の本を手に取ってもらうために、いろいろな活動をしてきま…
小説を書くときに人称をまず決める必要があります。僕の場合、最近は「三人称一元視点」で書くことが多いです。「三人称一元視点」とは、「僕」「私」ではなく、主人公の名前(「彼」「彼女」でもいいけど)が主語で物語が進行する形態です。著者初の商業出…
「本が売れれば全員幸せになれる」このセリフは、編集者の方と話していたときに僕の口から自然に出た言葉でした。 本が売れることで、著者はもちろん、版元、書店、本を楽しんでもらえる読者、本に関係するすべての人が幸せになれるという意味です。 文芸と…
ちょっと書きにくい話 Amazon Kindleで自著が売れる方法を書きたいと思います。このネタはいつか書こうと思っていたのですが、なかなか書きにくいネタでした。というのは、商業デビューしたので、書店で自著の「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」を…
会社員時代は、スタッフやお客様の前で話す仕事が度々ありました。講演の依頼もありましたし、結婚式の主賓の挨拶も何十回とやりましたね。小説家になって、大勢の前で話すことは幸いありませんが、取材はいくつかありました。 大勢の人前で話すことは大嫌い…
僕が生まれた家には本が一冊もありませんでした。新聞とカレンダーはありましたが、僕が生まれる前に本を読む家族は誰ひとりいませんでした。 僕が生まれてから、もらってきたお古の絵本は増えましたが、新しく本を買ってもらった記憶はほとんどありません。…
某新人賞で受賞作がゼロと発表したことが物議を醸していました。僕も小説の新人賞にずっと投稿し続けていたので、落選した新人賞が該当者なしだと残念に思う気持ちはとてもよくわかります。ただ、新人賞を運営している出版社の方々には頭が上がりません。 小…