小説とIT

IT・ガジェットをあれこれ語ります。Appleネタ多めです by 高山環

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iPhoneの出荷台数がマイナス15%になった理由

マイナス15%

iPhoneの出荷台数が前年同期比でマイナス約15%だったとIDCが報告している。iPhoneの出荷台数がここまで落ち込むのは珍しいことだ。

その理由を考えます。

引用:IDC

世界不況

数字を見ればわかる通り、出荷台数が減ったスマートフォンはiPhoneだけではない。Samsungはマイナス15.6%、Xiaomiはマイナス26.3%とAppleより落ち込みは激しい。

スマートフォン市場全体が落ち込んだ最も大きな要因は、世界不況だ。ウクライナ情勢、インフレによる不況は、IT企業がこぞってリストラを行なっていることからもわかるように、深刻になりつつある。当然、景気は製品の売れ行きに悪影響を及ぼす。

中国のゼロコロナ政策

昨年まで中国はゼロコロナ政策を敷いていた。人の往来だけではなく、工場も長期間ロックダウンしていたため、スマートフォンの部品・本体の製造にも影響があった。

また、Xiaomi、OPPO、vivoなど中国メーカーの落ち込むが大きいのは、ゼロコロナにより中国本土の景気が低迷しているからだ。

ゼロコロナ政策解除後、中国の景気がどのように回復するかがiPhoneの売れ行きにも関係してくる。

飽和しつつある市場

世界の多くの人がスマートフォンを所有するようになり、以前のようにスマートフォンが爆発的に売れることはなくなった。

機能の進化も停滞し始めていて、新製品が出ても新機能はほとんどなく、3年前のスマートフォンでも普通に使えるようになってきている。

不景気が来なくても、世界のスマートフォン市場の成長は鈍化したままだった可能性が高い。

変わらなくなったチップ性能

iPhone 14は、ナンバリングモデルとしては初めてチップ性能が向上しなかった。iPhone 13はA15 Bionicチップを搭載していたが、iPhone 14も同じチップ構成だ。

新しいチップ「A16 Bionic」はProシリーズだけに搭載された。全モデルに搭載できる量の新チップを製造できなかったのかもしれないが、標準モデルに搭載しないことでコスト削減を露骨に行なったように思える。

Appleとしては、一年前発売のiPhone 13と同等の性能でも問題なく使えると判断したに違いない。ということは、ユーザーが買い替えなくても大丈夫ということにもなる。

買い替え需要が伸びなければ、当然出荷台数は減ってしまう。

Proへの誘導

チップもそうだが、新機能は標準モデルではなくProシリーズに集中した。いわゆるノッチから脱却したDynamic IslandはProだけの機能になっている。

Dynamic Islandを実現するために新しい小型カメラを内蔵しているが、標準モデルに採用したら、ボリュームも出るので、それほどコストが上がったとは思えない。

それでもPro独自の機能にしたのは、高価なProシリーズへユーザーを誘導するためだろう。飽和したスマートフォン市場では台数が伸ばせない。売上を伸ばすには売上単価を高めるしかない。そのためにProを売らないといけない事情がAppleにはある。

標準モデルの新機能を押さえて、Proモデルの売上を伸ばしたいAppleの意図が窺える。

決算はいかに

このIDCの数字は出荷台数であって、売上ではない。台数が伸びなくても製品単価が上がればトータルの売上が伸びるので、Appleとしては問題ない。

Appleの次の決算は現地時間2月2日だ。iPhoneのトータルの売上がどうだったのか確認したい。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は高山環(たかやま かん)というペンネームで小説を書いています。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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YouTubeが日本で流行る4つの理由。巨大メディアになったYouTube

日本のYouTube人気は異常?

YouTubeが人気だ。YouTubeは全世界で人気だが、日本の視聴時間は本場のアメリカを上回る。アメリカではTikTokの視聴時間が伸びているが、日本では特に若者のYouTube視聴時間は伸びていて、一日平均約2時間視聴している。

どうしてこんなに日本でYouTubeが観られているのか理由を考えてみます。

インフラ

日本ではYouTubeがインフラになりつつある。ニュース映像や雑誌の記事、記者会見の生中継などYouTubeが使われ始めている。もともと個人が面白い動画を流すところから始まったYouTubeだったが、大量な動画を流せるようにシステムが増強されてきた。誰でも強固なシステムを自由に利用できるのは大きい。もしも、個人や団体が動画配信システムを用意したら多額のコストがかかるはずだ。最近では、報道機関やメディアが自社のシステムではなく、YouTubeを利用しているケースも大きい。

収益化

YouTubeに多くの動画が集まった背景には「収益化」がある。YouTuberが大金を得た話が広がり、YouTubeは収益が得られるという常識が世間に定着した。

YouTubeに視聴者が増えたことで、動画配信者の収益も伸びている。

テレビ局やラジオ局、雑誌社がYouTubeに動画を投稿するのは、自社のサービスや紙の雑誌で出すのと同じかそれ以上に収益が大きくなっているからだ。

YouTuberのアイドル化

有名人になったYouTuberはアメリカにもいるが、日本ほどアイドル化したYouTuberはいない。アメリカでは特殊な技能で有名な人がYouTubeで有名になったケースが多く、普通の人がYouTubeで有名になったケースは日本ほど多くはない。

日本はゲーム配信やお笑い系で芸能人のようにアイドル化したYouTuberが存在する。

アイドル化したYouTuberが、YouTubeだけではなく、音楽やグッズなどで利益を得ているケースも日本では多い。

ゲーム実況

10代がこぞって視聴しているのがゲーム実況だ。

ゲーム実況はアメリカ発の文化だが、日本では独特の発展を遂げている。ゲームが上手い有名ゲーマーだけではなく、一般に近い人が集団でわちゃわちゃ楽しくゲームをしているシーンを撮影して流している動画が人気だ。

動画を観て自分も上手くなろうというより、推しの人がゲームで楽しんでいる姿が観て楽しむというのは日本特有の楽しみ方だと思う。そういったゲーム実況が日本のYouTube人気を支えている。

YouTubeという巨大メディア

若者がテレビを観なくなったと言われて久しい。若者はアマプラやネトフリよりもYouTubeを視聴している。YouTubeは基本的に無料なので、お金がない若者でも楽しめる。

若者の間では、YouTubeは巨大なメディアとなっている。趣味や娯楽を楽しむ手段として、ニュースや教養を得る手段として、多くの若者がYouTubeを活用している。地上波テレビ局やNetflix、Amazon Prime Videoと同等なレベルか、それ以上の位置にYouTubeはある。

視聴者が増えれば、より多くの動画がYouTubeに集まり、さらに視聴者が増えていく。このサイクルが続く限り、YouTubeの人気が落ちることは当面ないと思われる。

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サイバーエージェント決算は減収減益。赤字はW杯が原因じゃない?

減収減益

サイバーエージェントが2023年度Q1決算を発表した。売上は前年同期比マイナス2.1%、営業損失は12億円だった。サイバーエージェントが赤字に転落するのは近年なかったことだ。

ワールドカップの放映権を獲得するのに、多額の費用を支払ったので決算が悪くなるのは事前にわかっていたことだが、今回赤字の原因は他にもありそうだ。

今期の決算を細かく見ていきます。

W杯事業のコストは?

インターネットテレビ「ABEMA」の売上は前年同期比プラス34%で過去最高だった。

営業損失は、前年同期比マイナス55億円で、ワールドカップ関連費用を補填できていない。売上の伸びは58億円で、損失は55億円増えたわけだから、単純計算で増えた経費は113億円ということになる。

ABEMAが支払ったワールドカップの放映権料は200億円といわれている。それが本当なら、今期だけの支出ではなく、手付金などを事前に支払っていたのかもしれない。ワールドカップを放送するのに放映権料だけではなく、AWSやAkamaiに配信ための費用を支払ったはずだから、全体のコスト増はもっと大きいに違いない。

そうなると計算が合わないので、他のABEMAのコストを節約したのだろうか。

W杯配信のメリットは?

コストがかかっても、それを上回るメリットがあればビジネスとしては成功だ。ABEMAアプリのダウンロード数は大きく増えて、W杯開催期間中に700万増えたそうだ。

視聴者数もW杯期間中は過去最高だったが、終わった後の視聴者数は前期比並に減ってしまった。

サイバーエージェントは、W杯をきっかけに他チャンネルの視聴数が増えたと数字を出しているが、W杯前の視聴数が減った時期との比較なので、どこまで本当に効果があったのか不明だ。

固定視聴者層が増えたのなら、有料会員である「ABEMAプレミアム」会員が増えているはずだが、有料会員数をサイバーエージェントは正確に公表していない。

公表されているグラフを見ると、月額料金の売上は伸びていないように見える。伸びているのは「周辺事業」だ。

「周辺事業」とは、競艇・オートレースのインターネット投票だ。直接の売上ではないが、取扱高は前年同期比で361億円増えている。

売上を見る限り、W杯の効果は明確には見えてこない。

問題はABEMAじゃない?

今までのサイバーエージェントはABEMAの赤字を広告事業とゲーム事業の売上で補填していた。ところが、今期はサイバーエージェント全体でも赤字で、他事業は赤字を補填できていない。

インターネット広告事業は前年同期比では伸びているが、前期比では微増だった。

営業利益は前年同期比でも減少していて、社員数などのコスト増をカバーできていない。

ゲーム事業は前年同期比マイナス約30%だった。

営業利益もマイナス約70%と大幅減少している。この数字は「ウマ娘」がヒットする前の状況に似ている。

サイバーエージェントは、主力6タイトルが周年記念待ちなので、売上が落ちていると主張しているが、気になるのは直近のFY2022にヒット作がないことだ。「ウマ娘」効果も落ちているので、新しいヒット作が待たれるところだ。

中長期的な視点が必要

今期はABEMAの赤字を他事業では補填しきれずにサイバーエージェント全体でも赤字になった。インターネット広告事業もゲーム事業も売上が伸びなかった。

今回のW杯の投資はギャンブルではあったが、ABEMAの認知度は格段に向上したのは事実だ。今のところ、その効果がマネタイズされたようには見えないが、短期的な視点だけではわからない。ABEMA事業は中長期で見てほしいと藤田社長は常々主張している。

この中長期の戦略を示す図は毎期提示されているが、今まではメディア事業がゲーム事業と広告事業の営業利益に積み重なったグラフだったが、今期からは別立てのグラフに変わっている。

サイバーエージェントとしてはABEMAは当面黒字化せずに、投資を続ける事業だと示唆しているようだ。

今後、他の事業がABEMAの赤字を補填し続けることができるのか、ABEMAの収益が改善する兆候が見られるのかが焦点になるだろう。

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iPhoneでWi-Fiをオフにしても再びオンになる時の対処法

Wi-Fiがオフにできない!

外出先などで必要がないWi-FiをiPhoneをつかんだ時に、Wi-Fiをオフにしたくなる。iPhoneのWi-Fiをオフにするのに一番簡単なのはコントロールセンターでWi-Fiアイコンをオフにする方法だ。

ところが、Wi-FiをオフにしてもすぐにWi-Fiがオンになる場合がある。一度Wi-Fiのアイコンが消えるのに、しばらくするとまた元に戻ってしまうのだ。

コントロールセンターで何度オフにしてもWi-Fiがオンになってしまう時の対処法をご紹介します。

コントロールセンターのWi-Fi

コントロールセンターのWi-Fiアイコンは、ちょっとクセがある。オフにすると、Wi-Fi機能がオフになりそうな気がするが、Wi-Fi機能自体がオフになるのではなく、現在接続していたWi-Fiアクセスポイントに接続しないようになる。Wi-Fi機能自体は生きているので、他のアクセスポイントには接続する。つまり、コントロールセンターのWi-Fiアイコンは、Wi-Fi機能をオフにするのではなく、特定のアクセスポイントとの接続をオフにするのだ。

一度、オフにしたWi-Fiアクセスポイントに再び接続する条件が、こちら。

  • コントロールセンターで Wi-Fi をオンにする
  • 「設定」>「Wi-Fi」で Wi-Fi ネットワークに接続する
  • 新しい場所に徒歩や車で移動する
  • 現地時刻の午前 5 時になる
  • デバイスを再起動する

自らオンにしないと、移動したり、時間が経過しないと、一度オフにしたアクセスポイントに接続することはないはずだ。ところが、オフにしたアクセスポイントが自動的にオンになる現象が起きる。

どうやら、この設定が悪さしてWi-Fiがオフにできないことがあるようだ。GPSをつかめない時などの原因で、勝手にオンになってしまうようだ。

どうしてもオフにしたい時

どうしてWi-Fiをオフにしたいなら、コントロールセンターではなく、「設定」から「Wi-Fi」をオフにしよう。

  1. iPhoneで「設定」を開く
  2. 「Wi-Fi」をタップ

  3. 「Wi-Fi」をオフにする。これでWi-Fi機能がオフになる

コントロールセンターと設定は違う

コントロールセンターと「設定」のWi-Fi機能は異なる。コントロールセンターは「現在接続しているアクセスポイント」のオフであり、「設定」はWi-Fi機能全体のオフを意味する。

これを覚えておけば、大丈夫。

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M2搭載の新型iMacを4月に発表する理由

M2 Pro / M2 Max発表

AppleはM2 Pro / M2 Maxと、それを搭載するMacbook ProとMac miniを発表した。ところが、なぜか新型iMacは発表されずに、いまだにM1搭載のままだ。

M2チップはM1からのマイナーチェンジで、MacBook ProもMac miniも筐体は変わらずに内部だけを変更した。変更するのにそれほど手間がかからないと思われる。

依然としてM1を搭載しているMacはiMacとMac Studioしかない。Mac StudioはM1 Ultraを搭載しているので、モデルチェンジするにはまだ未発表のM2 Ultraが必要だ。

M2が発表されてずいぶん時間が経つのにiMacにはM2が搭載されない理由を考えてみます。

2年間のモデルチェンジ

Intel時代は毎年新しいチップにアップデートしていて、Macbookは毎年モデルチェンジすることが多かったが、Appleシリコン搭載のMacのモデルチェンジはどうやら1年ではないようだ。

今回モデルチェンジしたMac miniは、2020年11月30日にM1搭載版を発表し、2023年1月18日にM2版を発表した。モデルチェンジまで2年以上経過していた。

M1搭載iMacを発表したのは、2021年4月20日で、現時点ではまだ2年が経過していない。現行iMacはフルモデルチェンジしてボディを刷新した。多額の開発費用をかけているので、資金を回収するためにモデルチェンジを遅くしているのだろう。

一体型デスクトップ不振

昨年のPCの売り上げは前年比マイナス16.5%と大不振だった。コロナ禍の巣篭もり消費需要が消え、インフレによる景気後退が原因だ。特に、一体型デスクトップPCの売り上げが落ちている。デスクトップの中でゲーミングPCは好調だが、スペックと拡張性に限界がある一体型デスクトップPCを選んだ人は少なかった。

一体型デスクトップPCは中途半端ではある。ゲーミングPCのように拡張はできないし、ノートPCのように持ち運べない。

iMacの販売台数は公表されていないが、Windows PCと同様にそれほど売れていないのかもしれない。

M2 Ultra待ち?

Mac miniのようにM2チップ搭載版をサイレントローンチしても良いと思うが、そうしないのは、未発表のM2 Ultraの開発を待っているのだろうか。

しかし、どちらかというとカジュアルな用途で使われるiMacにM2 Ultraを搭載するとは考えられない。M1 ProとM1 Maxも搭載していないし。

春のイベントで発表?

フルモデルチェンジしたばかりなので、このままiMacを廃止するとは考えにくい。現行モデルから2年が経過する今年の4月にM2搭載版を発表するのではないか。

同時に、M2 Ultra搭載Mac Studioや初のAppleシリコンを搭載したMac Proも発表すると思われる。

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楽天モバイルが郵便局店を縮小する理由

郵便局での取り扱いを縮小

楽天モバイルは、郵便局での取り扱いを減らすと発表した。4月末までに280ヶ所から80ヶ所に取扱店を減らすそうだ。

楽天モバイルは契約者数を増やすために取り扱い店舗を増やしてきたが、方針が変更になった。どうして楽天モバイルが郵便局店を減らすのか考えてみます。

楽天モバイルが取扱店を減らす理由

楽天モバイルが郵便局で取り扱うようになったのは、契約者数を増やすためだった。3大キャリアに追いつくためにネットだけではなく、契約できる実店舗を増やしていった。ソフトバンクが契約者数を増やすために実店舗を全国各地に大量に出店したのと同様な戦略だ。契約者数は、実店舗の数と密接な関係がある。説明が必要な携帯電話の契約は、詳しい人ではないとネットだけでは難しい。対面で説明を受けられる店舗を望む人は多い。

だが、昨年、状況が変わった。大幅赤字を計上し続けた楽天モバイルは、コストを削減する必要に迫られた。1GB未満無料プランを廃止して、契約者数を減らしてまで赤字縮小に努めてみた。

今回、郵便局の取り扱い店舗を減らしたのは、コスト削減の一環だろう。成果が出ていれば郵便局の店舗も残したのだろうが、コストほど契約者数は増えなかったのだろう。

コストを減らしながら契約者数を増やせるのか

基地局を増設・維持するために携帯電話事業は莫大な費用がかかる。それでも黒字にするためには、契約者数を増やし客単価を高めるしかない。

今回の取り扱い店舗の削減は、コスト削減にはなるが売り上げ増大には繋がらない。今の契約者数で楽天モバイルが黒字化するのは容易ではない。

プラチナバンドがなく、回線品質では3大キャリアに劣る楽天モバイルが黒字化できるほどに契約者を増やすことができるか。楽天モバイルの困難はまだ続くと思われる。

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第2世代新型HomePodと旧モデルを徹底比較

第2世代HomePodを発表

Appleは第2世代HomePodを発表した。スマートスピーカーのHomePodは、初代が3年前に販売されていて、その間に小型のHomePod miniが発売された。初代HomePodはスマートスピーカーの中ではかなり大型で、ライバルであるAmazon Echoと比べて高価で、あまり売れているようには思えず、HomePod miniはともかくHomePodの後継モデルはもう登場しないと勝手に考えていたが、今回第2世代モデルがいきなりサイレントローンチされた。

第2世代HomePodと初代モデルを徹底比較してみました。

サイズ

  • 第1世代:高さ 172 x 幅 142 mm
  • 第2世代:高さ 168 x 幅 142 mm

第2世代は第1世代より4mmだけ低いが、ほとんど同じ大きさ。Amazon Echo Subよりは小さいが、スマートスピーカーの中ではかなり大型だ。

重さ

  • 第1世代:2.5 kg
  • 第2世代:2.3 kg

第2世代は0.2kg軽いが、ほとんど変わらない。

スピーカー

  • 第1世代:ウーハー、7つのツイーター
  • 第2世代:4インチウーファー、5つのツイーター

第2世代になって、ツイーターの数が減っている。新しいバージョンの方が数が減っているのは珍しい。音質は比較しないとわからないがカタログスペックが落ちているのは気になるところ。

マイク

  • 第1世代:6つのマイク
  • 第2世代:4つのマイク

スピーカーだけではなく、マイクの数も減っている。個々のマイクの性能はわからないが、スマートスピーカーにとって音声認識をするマイクは生命線だ。様々な方向から音声を認識するためにマイクは多い方が良い。

Wi-Fi

  • 第1世代:Wi-Fi 802.11ac
  • 第2世代:Wi-Fi 802.11n

第2世代は最新型なのに、Wi-Fi 5に対応していない。Macでは6Eに対応しているのに、HomePodはWi-Fi 5にも非対応。

上位のWi-Fiに対応できなかったのは、チップの仕様だと思われる。第2世代HomePodはS7チップを採用している。S7はApple Watchに採用されている小型チップだ。第1世代はiPhone 6に採用されていたチップだったから、第2世代はダウングレードした感じが否めない。

S7を搭載したApple Watch series 8もWi-Fi 802.11nまでしか対応していない。S7の仕様制限だと思われる。

U1チップ

  • 第1世代:なし
  • 第2世代:あり

近接センサーであるU1チップを第2世代は内蔵している。部屋のどこにあるかがすぐにわかるが、大型のHomePodをなくすことはあまりないだろう。2台設置してステレオスピーカー仕様にするときに使うのかもしれない。U1チップがあることで、音楽を鳴らしているiPhoneを近づけるだけで、HomePodから音楽を鳴らすことができる。

Matter

  • 第1世代:非対応
  • 第2世代:対応

第2世代はスマートホームの統一規格「Matter」に対応した。Matterにはファームウェアで対応できるかのかと思ったけど、そうではないようだ。

温度と湿度センサー

  • 第1世代:なし
  • 第2世代:内蔵

第2世代は温度と湿度センサーを内蔵した。第1世代は内蔵していないが、ファームウェアアップデートでminiはセンサーが開放されるそうだ。今まで有効化していなかったのは、上位モデルであるHomePodの性能を上回らないようにしていたからか。

価格

  • 第1世代:35,413円
  • 第2世代:44,800円

第2世代は値上げした。スピーカーとマイクの数が減っているのに値上げして見えるのは、円安を反映したからと思われる。

USのプライスは、値下げした第1世代と同様で299ドル。

まとめ

U1チップや温度センサーを搭載しているが、3年ぶりのモデルチェンジの割には、進化の幅は小さいように思える。音質は聴いてみないとわからないが、スピーカーとマイク数が減っていてカタログ上は劣化している。

初代を持っている人が、買い替えるほどの性能アップではなさそうだ。サイズと音楽性能以外は、ほぼ同じ性能のHomePod miniの価格は14,800円で、価格差は3万円。ステレオ性能や空間オーディオの有無に差はあるが、小型で設置しやすいHomePod miniを選ぶのもありだ。特に2台を購入してステレオスピーカーとして使うならminiの方が増設しやすい。

ライバルとなるAmazon Echo Subは29,800円なので、HomePodの方が15,000円高い。Appleのサービスとの親和性はHomePodの方が上だが、それ以外のスペックではEcho Subが上回る。

音質にこだわる人は実際に鑑賞してから、HomePodを選ぶと良いと思います。

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GYAO!が終了する3つの理由と将来への影響

3月にGYAO!が終了

動画配信サービス「GYAO!」が3月末にサービスを終了するとヤフーが発表した。

GYAO!は、2009年にUSEN運営のGyaOとYahoo!運営のYahoo!動画が統合されて、ヤフーが運営している動画配信サービスだ。

GYAO!は、TV番組の無料配信や、映画やアニメなどの有料配信、音楽配信をしていて、広範なサービスを提供している。

そのGYAO!がサービスを終了する理由を考えてみます。

TVerとの競合

GYAO!はフジテレビなど地上波テレビ局が株主に名を連ねていて、テレビ番組の見逃し配信を行っている。

ところが、テレビ番組の配信といえば、今ではTVerが定番となっている。TVerは見逃し配信を主体としたサービスで、GYAO!よりも幅広いジャンルの番組を配信しているので、見逃し配信ならTVerという視聴習慣がついた。

TVerの存在感が高まるにつれて、GYAO!のユーザー数は減っていったと想像できる。

GYAO!は地上テレビを補完するような番組を提供していたが、最近ではTVerでも独自コンテンツが増えてきており、GYAO!の存在意義が薄らいできていた。

Amazon Primeなどとの競争

動画配信サービス業界の競争は苛烈だ。Amazon Prime VideoやNetflix、Disney+など多くの動画配信サービスが鎬を削っている。それらの動画配信サービスがサブスクリプション料金なのに対して、GYAO!は無料で動画を配信している。その代わりに広告が入る。地上波テレビ局が株主に名を連ねているので、地上波テレビと同様のビジネスモデルを採用している。

ところが、最近はサブスク全盛で月額料金を支払うことで、気軽にたくさんの動画を観られるサービスが好まれている。

中途半端なサービスであるGYAO!は敬遠されるようになってきていた。

Yahoo!内サービスとの競合

LINEと実質的に統合したYahoo!は数多くのサービスを提供している。動画配信サービスも複数あり、GYAO!と同時に「LINE LIVE」も終了する。LINEにある「LINE VOOM」に経営資源を集中させるそうだ。

GYAO!サービスの終了は、Yahoo!グループ内の経営合理化の結果でもある。

GYAO!終了の余波

GYAO!のサービスは、TVerやLINE VOOM、Amazon Prime Videoなどの動画配信サービスで補完できるので、大きな影響はなさそうだ(GYAO!ユーザーにとっては過去に購入した作品が観られないなどの問題を抱えることになるが)。

ただ、GYAO!はテレビ番組の見逃し配信、映画などの有料配信などを行う総合的な国産サービスだった。それらを統合して多種多様なコンテンツを抱えたサービスは国内にはない。

AmazonやNetflixなど海外サービスが強い現状、国産のGYAO!は貴重な存在でもあった。今回の終了により、海外サービスの勢いがますます強くなる可能性もある。

LINE VOOMに人気が集まれば良いが、Yahoo!がどこまで他社のサービスと競争していくか興味深い。

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EchofonなどTwitterのサードパーティ製アプリが使えない場合の対処法

Echofonが使えない!

2023年1月13日よりEchofonなどのTwitterアプリが利用できなくなった。どうやらTwitter側でサードパーティ製アプリを意図的に締め出しているようだ。Twitter社からしたら、広告が表示されないEchofonなどのサードパーティ製アプリが邪魔なのはわかるけど、いくらなんでも突然締め出すのはひどい気もする。

対処法を考えます。

再インストールは無駄

今日現在(2023/01/20)、解決方法はなく、Echofonなどのサードパーティ製アプリを使う手段はない。

アプリの問題ではないので、端末を再起動しようがアプリを再インストールしようが改善しない。

そうなると、サードパーティ製アプリを諦めるしかない。サードパーティ製アプリ以外で、Twitterにアクセスする手段は2種類ある。

ひとつはブラウザ、もう一つは公式アプリだ。Twitter社に認証されたアプリもあるが、基本的な構造は公式アプリと変わらない。

公式アプリで設定しておくべきこと

公式アプリはサードパーティ製アプリと使い勝手が異なる。環境を完璧に合わせることはできないが、真っ先にやっておくべき設定が、「最新」のツイートを表示することだ。公式アプリのタイムラインはTwitterが考える「おすすめ」のツイートを優先的表示する設定になっている。

それを「最新」にすることで、サードパーティ製アプリのように「最新」のツイートを表示できるようになる。

「最新」ツイートを表示する方法

  1. Twitterアプリを起動する
  2. 右上のアイコンをクリック

  3. 「最新」をタップ。これで最新のツイートが表示されるようになる

公式に慣れるしかない

どうやらTwitter社は、サードパーティ製アプリの締め出しを公式に表明したようだ。そうなると公式アプリに慣れるしかない。

まずは、「最新」のツイートを表示する設定にしておこう。

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14インチMacBook Pro(2023)と13インチMacBook Proを徹底比較する

M2 Proチップ搭載MacBook Pro登場!

AppleはM2 Pro / M2 Max搭載したMacBook Proを発表した。13 / 14インチディスプレイを搭載したMacBookには、13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、14インチMacBook Proがある。

そのうちMacBook Airは軽量で価格も安く、Proとはラインナップが異なる。

同じくProモデルの13インチMacBook Proは旧モデルのボディだが、価格は最低価格モデルで14インチモデルより10万円以上安い。もちろん性能は新型14インチMacBook Proの方が良いが、10万円の差があるのか検証したい。

M2 Proチップ搭載の14インチMacBook Proと13インチMacBook Proを徹底比較してみます。

ディスプレイサイズ

  • 13インチ MacBook Pro:13.3インチ (2,560 x 1,600ピクセル)
  • 14インチ MacBook Pro:14.2インチ (3,024 x 1,964ピクセル)

当然、14インチMacBook Proのディスプレイの方が大きい。14インチのベゼルは狭額化していて、上部にノッチがある。ただ、ノッチが気になる場合、ノッチがある上部を黒くしたくなる。そうなると、実質的なディスプレイサイズは13インチに近くなる。

ディスプレイ性能

  • 13インチ MacBook Pro:Retinaディスプレイ
  • 14インチ MacBook Pro:Liquid Retina XDRディスプレイ

14インチディスプレイはLiquid Retina XDRディスプレイで、輝度が高く、スクロールが滑らかなProMotionテクノロジーを採用している。もちろん14インチの方が性能は高いが、比べなければそこまでの違いはわからないかも。

チップ

  • 13インチ MacBook Pro:M2チップ
  • 14インチ MacBook Pro:M2 Pro / M2 Maxチップ

14インチは最新のM2 Pro / M2 Maxチップを採用した。性能差は歴然で、動画編集などで概ね25%ぐらいの速度差がある。

ただ、動画編集など重たい作業をしないのであれば、M2で遅く感じるシーンは少なく、性能差を体感することはそこまでないだろう。

GPU

  • 13インチ MacBook Pro:10コア
  • 14インチ MacBook Pro:最大38コア

13インチMacBook Proは10コアのGPUを搭載する。14インチMacBook Proは最大38コアのGPUを搭載でき、標準モデルでは16コアを採用している。

メモリ

  • 13インチ MacBook Pro:最大24GB
  • 14インチ MacBook Pro:最大96GB

14インチは最大96GBメモリを搭載できる。13インチの最小モデルは8GB、14インチは8GBを選べず最小モデルは16GB。

ストレージ

  • 13インチ MacBook Pro:最大2TB
  • 14インチ MacBook Pro:最大8TB

13インチは最大2TBストレージ、14インチは最大8TB。13インチの最小モデルは256GB、14インチは256GBを選べず、512GB。

バッテリー性能

  • 13インチ MacBook Pro:最大20時間
  • 14インチ MacBook Pro:最大18時間

13インチのバッテリー連続駆動時間は最大20時間で、14インチより2時間長く使用できる。バッテリー容量は13インチが58.2Wh、14インチは70Whと14インチの方が多いが、M2 Proの消費電力が大きいのだろう。

セキュリティ

  • 13インチ MacBook Pro:Touch BarとTouch ID
  • 14インチ MacBook Pro:Toouch ID

セキュリティは変わらずTouch ID。13インチMacBook Proは、現行モデルで唯一Touch Barを搭載している。

カメラ

  • 13インチ MacBook Pro:720p FaceTime HDカメラ

  • 14インチ MacBook Pro:1080p FaceTime HDカメラ

14インチのフロントカメラは1080p。旧ボディの13インチは720pのまま。

オーディオシステム

  • 13インチ MacBook Pro:ステレオスピーカー
  • 14インチ MacBook Pro:6スピーカー

14インチMacBook Proは6スピーカーを搭載している。また8K出力が可能なHDMIポートを14インチは装備している。

キーボード

キーボードの違いはTouch Barの有無。Touch Barを使いたいなら13インチを選ぶしかない。今見ると、ちょっと懐かしささえ覚える。

ワイヤレス

  • 13インチ MacBook Pro: Wi-Fi 6
  • 14インチ MacBook Pro: Wi-Fi 6E

14インチはWi-Fi 6Eに対応した。Bluetoothも14インチは5.3と差がある。

ポート

  • 13インチ MacBook Pro: 2ポート
  • 14インチ MacBook Pro: 3ポート / HDMIポート / SDXCカードスロット

ポート数は大きく違う。13インチUSB-4ポートが2つ、14インチは左右合わせて3ポートにプラスしてHDMIポートとSDXCカードスロットを装備している。

電源ポート

  • 13インチ MacBook Pro: USB-C
  • 14インチ MacBook Pro: MagSafe

14インチはMagSafeポートを装備している。マグネットで装着するので、万が一ケーブルを引っ掛けてもMacbook Proが落下することがない。13インチは従来通りUSB-Cによる充電のみ。現行MacBookでMagSafeを搭載していないのは13インチMacBook Proだけになった。

電源アダプタ

13インチ・14インチ両方とも67Wの電源アダプタが付属する。12コアCPUまたはM2 Maxを選ぶと96Wが付属する。

サイズと重量

サイズはかなり近い。幅と高さは14インチが一回り大きい。14インチディスプレイを搭載しているのに、サイズが似通っているのはベゼルが細い証だ。

重量では、14インチ版の方が重い。バッテリー容量の差が影響していると思われる。

カラバリ

カラーバリエーションはスペースグレイとシルバーの2色。両モデルと変わらず。

価格

  • 13インチ MacBook Pro: 178,800円(税込)から
  • 14インチ MacBook Pro: 288,800円(税込)から

最安値モデルで比較すると、11万円の価格差がある。同じProだが、13インチと14インチは同じ価格レンジの製品ではない。

13インチProを買う理由はない?

最新機能を網羅している14インチに比べて、13インチを積極的に求める理由は乏しい。Touch Barがどうしても欲しいとかの理由がなければ、13インチを選ぶ理由は価格しかない。

14インチは最低価格でも30万円近いので、相当の高性能を求める人でなければ容易に買えない。

価格だけで見れば13インチProを選びたくなるが、同じ13インチMacBookにはAirがある。AirはAppleチップ専用に設計した新ボディを採用し、MagSafeポートを搭載している。13インチProはAirの標準モデルより1万円高い。高くても13インチProを選ぶ理由はTouch Barしかない。

Touch Barを望まないならAirを選んだ方が良い。

動画編集など高性能が必要なら14インチPro、そこまで負荷が高い作業をしない人はAirを選ぶのが現状望ましい選択のように思える。

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どうしてAppleはM2 Proをイベントで発表しなかったのか?

M2 Pro / M2 Max発表

AppleはM2 Pro / M2 Maxチップと搭載するMacBook ProとMac miniを発表した。新しいチップであれば記者をApple本社で集めてイベントで発表することが多かったが、今回はイベントを行わなかった。その代わりに紹介映像だけを配信した。映像は簡単なPR動画ではなく、従来の発表イベントで流すクオリティのものだった。

きちんと映像を用意したのに、どうしてAppleはイベントを行わなかったのか考えてみます。

フルモデルチェンジではない

今回の発表は新型チップを搭載した新製品だけど、ボディデザインは一切変更しておらず、変更点は小さい。Intelチップ時代なら、プレスリリースだけを掲載するサイレントローンチするところだが、今回は新型チップを開発したからか紹介映像を用意していた。新チップであるM1 Pro / M1 Maxの高性能はきちんと説明したい。だから紹介映像を用意したわけだ。

今回の映像だけを用意するスタイルは、発表イベントとサイレントローンチの中間に位置するものかもしれない。

  • フルモデルチェンジ:発表イベント
  • 新チップ搭載:映像を公開
  • マイナーチェンジ:サイレントローンチ

コスト節約

インフレから今年の世界景気は不景気に突入するといわれている。Appleの株価も低迷していて、リストラなどコスト削減が必須になってきている。イベントを行うには全世界から記者を集めるコストがかかる。映像だけを配信するなら、そこまでのコストはかからない。

コロナ後の変容

コロナ以降の発表イベントは、ティムたち経営陣が登壇するのではなく、集めた記者に録画しておいた映像を流し、その後ハンズアウトで新製品を用意していた。

映像を流すだけなら、記者を集めなくてもインパクトはそれほど変わらない。売り上げを占める割合が大きい新型iPhoneの発表や全く新しいカテゴリーの製品の時は発表イベントを行うが、そうではない新製品の場合は記者を集めずに映像を用意するだけになるかもしれない。

実験的?

今回の映像公開は実験的だったのか。コロナ禍の発表イベントで凝った映像を流すのが好評だったから、今回は映像だけを用意する手法を試したのかもしれない。

コストとインパクトのバランスを考えて、今後も最適な発表スタイルを模索していくに違いない。

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M2チップ搭載の新型MacBook Proと2022年旧モデルを18項目で徹底比較

M2 Proチップ搭載MacBook Pro登場!

M2チップを搭載した新型14インチMacBook ProをAppleが発表した。発表イベントはなく、説明ビデオだけを公開した。イベントで流すようなクオリティのビデオを公開して新製品を紹介したのは初めてかな。

M2チップ搭載の14インチMacBook ProとM1チップ搭載MacBook Proを徹底比較してみます。

ディスプレイサイズ

  • M1 MacBook Pro:14.2インチ (3,024 x 1,964ピクセル)
  • M2 MacBook Pro:14.2インチ(3,024 x 1,964ピクセル)

ディスプレイサイズは全く変わっていない14.2インチ。狭額の幅も同じ。

ディスプレイ性能

  • M1 MacBook Pro:500ニトの輝度
  • M2 MacBook Pro:500ニトの輝度

ディスプレイ性能も変更なし。

 

チップ

  • M1 MacBook Pro:M1ップ
  • M2 MacBook Pro:M2チップ

新型は最新のM2 Pro、M2 Maxチップを世界初搭載してきた。M2 Proは最大12コアのCPU、最大19コアのGPUを選ぶことができる。

コーディング性能はM1 Proと比較してM2 Proは25%速度アップしている。

GPU

  • M1 MacBook Pro:最大32コア
  • M2 MacBook Pro:最大38コア

M2 MacBook ProのM2 Maxは最大38コアのGPUを搭載する。M2 ProのGPUは最大19コア。

メモリ

  • M1 MacBook Pro:最大64GB
  • M2 MacBook Pro:最大96GB

新型MacBook Proは最大96GBのメモリを搭載できる。もちろん相応のお金を払うことになるが。

ストレージ

  • M1 MacBook Pro:最大8TB
  • M2 MacBook Pro:最大8TB

新旧モデルとも最大8TBストレージを搭載できる。最小ストレージは512GB。

バッテリー性能

  • M1 MacBook Pro:最大17時間
  • M2 MacBook Pro:最大18時間

新型MacBook Proのバッテリー連続駆動時間は最大18時間で前モデルよりも1時間伸びている。バッテリー容量は70Whで変わっていないので、M2 Proチップが省力化されたのだろう。

セキュリティ

  • M1 MacBook Pro:Touch ID
  • M2 MacBook Pro:Touch ID

セキュリティは変わらずTouch ID。

カメラ

  • M1 MacBook Air:1080p FaceTime HDカメラ
  • M2 MacBook Air:1080p FaceTime HDカメラ

カメラは変わらず。ちなみに13インチモデルは720p。

オーディオ

  • M1 MacBook Pro:6スピーカー

  • M2 MacBook Pro:6スピーカー

14インチMacBook Proは6スピーカーを搭載している。オーディオ性能では変わったのは、M2 Proチップ14インチMacBook Proは、8K出力ができるHDMIポートを搭載していることだ。8K出力できないのは前モデルの欠点だったので、これは良い改善点。

キーボード

キーボード性能は全く変わっていない。キータッチは変わっている可能性はあるが、多分変更はないだろう。

ワイヤレス

  • M1 MacBook Pro:Wi-Fi 6

  • M2 MacBook Pro:Wi-Fi 6E

チップ以外ほとんど変わっていない新型だが、ワイヤレス性能は向上している。Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に性能アップしている。

Wi-Fi 6Eを搭載したMacbookは、14インチと16インチMacBook Proのみ。

ポート

ポート数は両モデルとも変わらない。新型のHDMIポートは8K出力できるようになっている。

電源ポート

  • M1 MacBook Pro:MagSafe
  • M2 MacBook Pro:MagSafe

MagSafeに変更なし。

電源アダプタ

電源アダプタも変わらず。10コアCPU搭載M2 Proには67W、それ以上のモデルでは96Wの電源アダプタが同梱される。

ただ、電源ケーブルはボディと同色が用意されるようになった。前モデルではスペースグレイを用意してもケーブルがシルバーだったが、Airと同様に同色が用意されたのは嬉しいところ。

サイズと重量

サイズは一切変更なし。重量は、M2 Maxを選択したのみ1.63kgと0.03kg重くなる。M2はM1と同じ5nmプロセスで製造されているので、ダイサイズが大きくなっている。その結果、重量増になるのだろう。

カラバリ

カラーバリエーションは変わらず。Airに採用されたミッドナイトなどの新色は追加されず。

価格

M2 Pro搭載発売に伴い、M1 Pro搭載の旧モデルは販売停止になった。最低価格で比べると、13,000円値上げになっている。

大きな変更点はチップ性能とWi-Fi

14インチMacBook Proはマイナーモデルチェンジで、ボディデザインは一切変更されていない。変更点はチップ性能とWi-Fi。コーディング速度など25%アップされているが、そこまでの性能を求める人でなければ買い替えは不要だろう。

Wi-Fi 6Eに対応したのは嬉しいが、6E対応のワイヤレスルーターを用意しないと無意味だ。

M2 ProとM2 Maxは5nmプロセスで製造されていてM1と変わっていない。コアを増やしダイサイズを大型化することで性能を向上させている。

MacBook Proの高性能はまさにプロ向きで、8K動画同時編集など重いマルチタスクをこなすことも可能だ。逆にそこまでの作業をしない人にはProではなくAirで良いと思う。

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Macの「ステージマネージャ」をキーボードショートカットで操作する方法

Macの「ステージマネージャ」

macOS「Ventura」の新機能「ステージマネージャ」は慣れるとアプリを切り替えやすく、便利だ。

便利だけど、「ステージマネージャ」はアプリの画面を切り替えるので、1つのアプリしか表示されない。Web画面を見ながら、計算機を使いたい時とか少々不便だ。

「ステージマネージャ」で複数アプリを同時に表示する方法をご紹介します。

Macの「ステージマネージャ」で複数アプリを同時に表示する方法

サムネールにある小さくなったアプリを大きな画面にドラッグすると複数アプリを表示できることができるが、もっと簡単な方法があった。

シフトキーを押しながら、サムネールにある小さなアプリをクリックすると大きなアプリと同時に表示できる。キーボードを使うなら、こちらの方が手っ取り早いかもしれない。

サムネールに戻す方法

複数アプリから1つのアプリをサムネールに戻すには、左上の黄色いボタンをクリックするか、「Command⌘ + M」を入力する。

トラックパッドで操作する場合は、表示しているアプリをサムネールへドラッグすると、ウィンドウが小さく格納される。

切り替えるキーボードショートカットは?

ステージマネージャはShiftキーを押しながらクリックすることで複数のアプリを同時に表示できる。サムネールに戻すには「Command⌘ + M」を入力する。

便利なステージマネージャだが、ただキーボードだけでは操作できない。アプリの切り替えは「Command+Tab」で可能だが、ステージマネージャのアプリを直接切り替えられない。たとえば「Command+数字キー」で切り替えられると便利だと思う。

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Safariのタブを一気に全部閉じる3つの方法【iPhone】【iOS 16】

iPhoneのSafari

iPhoneのWebブラウザはデフォルトのSafari以外も選択できるが、多くのユーザーはそのままSafariを使っているだろう。

Webブラウザを使っていると、開いているタブがたくさん増えてしまうことがある。一枚ずつタブを閉じることもできるが、一度に全部のタブを閉じられると便利だ。実はiPhoneにはタブを一気に閉じる複数の方法がある。

Safariのタブを一気に閉じる方法をご紹介します。

右下のアイコンを長押し

右下にあるアイコンを長押しして「XX個のタブをすべて閉じる」をタップする。これが一番早くて簡単だ。ちなみに長押しした状態で、そのまま指を上に動かし「すべて閉じる」で指を離してもOK。

「完了」を長押し

先ほどの画面でアイコンを長押しではなく、一度タップするとタブ画面を並べることができる。この状態で右下にある「完了」を長押しすると、「XX個のタブをすべて閉じる」が選べる。

タブを長押し

Safariで右下のアイコンをタップして、タブ一覧表示の画面でタブを長押しすると「その他のタブを閉じる」が選べる。全部のタブを閉じるのではなく、そのタブだけが残る。一枚のタブだけを残したい時には便利だ。

1日経つと自動的に閉じる

「設定」→「Safari」→「タブを閉じる」で使っていないタブを自動的に閉じることも設定できる。だから、タブが開いていることにあまり神経質にならなくても良いけど、心情的には不要なタブはすぐに閉じたい。

この3つの方法を知っておくとどんな状況からもタブを閉じられるので便利だ。ちなみに、Siriにお願いしてもタブを閉じてくれない。

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Apple Watchの常時点灯時の表示をカスタマイズする方法

便利な常時点灯

Apple Watch series 5以降は常時点灯機能が使える。いつでも時刻が確認できて便利だ(腕時計としては当たり前なんだけど)。

だけど、この常時点灯機能は通知やアプリ画面も常時点灯してしまう。基本的に自分の正面へ向けているスマートフォンの画面と違い、腕時計型は使っていないときは自分の体の外側を向いているので、他の人が画面を見てしまう危険性がある。メッセージやLINEが着信したのを他人に知られてしまうし、設定によっては内容も見られてしまう。

常時点灯時に表示する情報を選ぶ事ができる。

カスタマイズ方法をご紹介します。

常時点灯時の表示をカスタマイズする方法

  1. iPhoneで「watch」アプリを開く
  2. 「マイウォッチ」タブの「画面表示と明るさ」をタップ

  3. 「常にオン」をタップ

  4.  「コンプリケーションデータを表示」「Appを表示」「通知を表示」を選ぶ

  5. 「コンプリケーションデータの表示」をタップすると、アプリのコンプリケーション毎にデータを表示するか非表示するか選ぶ事ができる。オフにすると常時点灯状態の場合は、コンプリケーションのデータが表示されず、手首を曲げた時にデータが表示される。
    「Appを表示」を選ぶと表示するアプリを選べる。「通知を表示」は表示する通知を選べる

プライベートと利便性のバランス

常時点灯は便利だけど、他人に情報を見られてしまうデメリットもある。Apple Watchの画面は小さいけど案外目立つ。特に暗がりだと常時点灯の画面は遠くでも見えてしまう。

利便性とのバランスを考えてカスタマイズしよう。

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