宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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海辺の効用

普段は自宅かカフェで作業をするのですが、昨日は天気が良かったので海辺で執筆をしました(画像は別日撮影)。
11月末なのに、今年はまだ暖かく日差しがあたればシャツ一枚でも充分過ごせました。
執筆環境としては、海辺はなかなか大変なこともあります。海辺に行くのに時間がかかるし、キーボードに砂が入る危険もあれば、天候も絶えず変化します。

でも、海辺には自宅やカフェにはない効用があります。それは自然を感じられることです。砂も寒さも嫌ではありますが、それも自然です。
波の音を聞き、潮風を肌で感じながら書いていると気分転換になるし、筆も進む気がします。

海辺には人も訪れます。水際で遊ぶ親子や犬を散歩する人、いつもと違う風景が創作の刺激になります。
ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」の一部も海辺で書きました。「ふたりの余命」は砂浜でふたりが寝そべるシーンがありますが、海辺で書いた記憶があります。

海辺の欠点は、作業ができる期間が短いことですかね。真夏だと汗だくだくになるし、真冬は寒すぎて手がかじかむし。
海辺での執筆は春と秋がおすすめです。