iPhone Xでも「ボケ調整」が可能に!
iPhone XS / iPhone XRがiPhone Xより優れている点の一つがポートレートモードでのボケ具合が秀逸であることだった。iOS 12.1では、撮影後にボケ調整ができることが今年の最新モデルの売りになっていた。
ところが、iOS版GoogleフォトでiPhone Xで撮影した写真でもあとからボケ調整ができるようなった。デフォルトの撮影よりもボケを強調できるので、iPhone XS / iPhone XRで撮影した写真に近いレベルに調整できる。
ボケ調整方法
- iPhoneのアプリ「Googleフォト」を起動。ポートレートモードで撮影した写真を選ぶ
- 中央の調整ボタンを2回タップし、フォーカスしたい地点を選び、下のスライダでボケ具合を調整する。ボケを弱めることも可能
中央の調整ボタンを2回タップする



前景ぼかし
背景のボケを調整する以外に、前景もぼかすことができる。
「奥行き」のスライドの右横にある「∨」部分をタップすると、「ぼかし」と「前景ぼかし」のスライダが現れる。フォーカスを合わせてスライダを動かすと、今度はそこだけボケる。
カラーポップ
新しいフィルターである「カラーポップ」を使うとフォーカスを当てた場所だけ色を残せて、強調できる。CMや映画で赤などの色を強調する際に使用される技法だ。フォーカスする地点を選択するポイント。左下の葉の色が残っているのは、花と深度が同じだからと思われる。
iPhone Xユーザーは買い換えなくて済む⁉
この機能があれば、iPhone XSと同様のボケ調整ができてしまう。この機能が欲しくて買い替えを検討していたiPhone Xユーザーは新しいGoogleフォトを一度試してほしい。
Googleフォトの新しい機能が知られると、販売不調が噂される新型iPhoneがさらに売れなくなるかもしれないけど。