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炭酸水製造機ソーダストリーム「スピリット」使用レビュー。炭酸水好きは購入すべし

ソーダストリーム「スピリット」を購入

店頭で比較検討した結果ソーダストリーム「スピリット」を購入した(購入までの経緯は、こちら)。

購入してから3週間経過した使用レビューをお届けします。

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セットアップは簡単

使用前の準備はとても簡単だ。背面のカバーを開けて、炭酸を封入してあるガスシリンダーを装着するだけ。ガスシリンダーのキャップを外して、ネジを締めるように回して本体に固定する。

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使い方も簡単

中央の「ガス注入チューブ」を専用ペットボトルに挿して上に押し込み、ボトルを奥に倒すだけ。「スナップロック」という機構だ。旧モデルの「ジェネシス」だとペットボトルを回して固定する必要があり、これが結構面倒くさい。毎回行う作業なので、可能なら「スナップロック」機構がついたモデルを選択したい。

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「スピリット」は電動ではないので、上部のボタンを押して炭酸を注入する。感覚的には、お湯をプシュプシュ入れる昭和の魔法瓶に似ている。1リットルのボトルの場合、1秒ずつ2回押すことが推奨されている。ボタンをずっと押し続けると、炭酸水がボトルからあふれるので、ボタンを1秒押したら手を離したほうが良い。

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炭酸注入ボタンは少し重いが、子どもでも押せるぐらいだ。ペットボトルをセットして、炭酸を注入するまで5分もあれば余裕で完了する。難しいところは一切ない。気をつけるのは、ボタンを長押ししないことぐらいだ。

ボトルが2本あると便利

ソーダストリームを快適に使うポイントは運用方法だ。炭酸水を作る前に水を冷やしておかなければならない(常温の炭酸水が好きなら別だけど)。普通の水をいれたボトルを冷蔵庫で予め冷やす必要がある。

作った炭酸水を一度に飲みきればよいが、そうでないと炭酸水が残ったボトルを冷蔵庫に戻すことになる。当然だけど、そのボトルで普通の水を冷やすことができない。少し残った炭酸水を飲み終えて、もう少し飲みたくても、水が冷えるの待たなければならない。

この問題を解決するためには、ペットボトルを2本用意すれば良い。専用ではなく普通のペットボトルで水を冷やして炭酸を注入するときに移し替えても良いけど、ひと手間かかる。

幸い、公式サイトで購入すると限定の500ミリリットル専用ボトルがついてくる。筆者は近所の家電量販店で購入したが、おなじボトルが付いてきた。

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これで、一本のボトルで炭酸水を飲んでいるときに、もう一本で水を冷やす運用が可能になる。

シロップは模索中

炭酸を注入するだけでは、無味無臭だ。そのままでも飲めるけど、シロップなどを用意しておくといろいろな味が愉しめる。

筆者が試したのは、「しょうがシロップ」「かぼす果汁」「レモン果汁」。

しょうがシロップは黒糖入りなので、甘い飲み物が欲しい時はいい。購入したこちらのシロップは8倍希釈なので、指定の濃度で飲むと1リットルしか作れないので、結構高く付くのがネック。

南国宮崎黒糖しょうがシロップ(120ml/8倍希釈)

南国宮崎黒糖しょうがシロップ(120ml/8倍希釈)

 

 「かぼす果汁」も試してみた。数滴垂らせば風味はつくけど、なんだか生臭い(?)味がして、筆者の舌には合わなかった。

フンドーキン かぼす果汁100% 150ml×4本

フンドーキン かぼす果汁100% 150ml×4本

 

筆者の舌に一番あったのは、「レモン果汁」 だ。料理で使うレモン果汁を炭酸水がはいったコップに数滴垂らすと、風味がついて飲みやすくなる。

ポッカレモン100 70ml

ポッカレモン100 70ml

 

純正のシロップも販売されているが、ネットの評価では甘すぎるという意見も多かったので、筆者はまだ試していない。

ソーダストリーム プレミアムシロップ コーラ

ソーダストリーム プレミアムシロップ コーラ

 

 シロップを入れずに炭酸水をそのまま飲んでも結構いける。味をつけると手間もかかるので、素のまま飲むことが筆者は一番多い。

ペットボトルのゴミが減った!

ソーダストリームを導入して一番良かったのは、ペットボトルのゴミが減ったことだ。今までは炭酸水をダンボールでまとめ買いして飲んでいたが、その必要がなくなった。炭酸水を買わなくて済むのはもちろん、大量のペットボトルを冷やしておかなくてもよいので、冷蔵庫がスッキリした。

今までは炭酸水を飲むと、空いたペットボトルを捨てる手間が生じていた。ペットボトルのラベルを剥がして、ラベルとキャップとペットボトルを分別して捨てなければならない。ペットボトルは嵩張るので、ゴミを回収日まで場所を取っていた。

ソーダストリームを導入してから、その手間が一切なくなった。炭酸水を毎回購入しなくて済むので、経済的でもある。

経済的といえば気になるのは、炭酸を封入したガスシリンダーがどれぐらい持つか。公式の情報では、500ミリリットルの炭酸水が120本作れるそうだ。ガスシリンダーの交換は2,000円なので、1本あたり18円で炭酸水を作ることができる計算になる。

筆者はまだ3週間しか使っておらず、おそらく20回ぐらいしか炭酸水を作っていないので、どれぐらいでガスシリンダーの交換が必要かわからない。

公式の情報よりもガスシリンダーが極端に保たないと割高だし手間になる(ガスシリンダーの交換は公式サイトで注文するか、家電量販店などで交換する必要がある。公式サイトの場合は別途配送料がかかる)。

とはいえ、ペットボトルのゴミが減っただけでも、購入した価値はあったというのが現時点での筆者の評価だ。炭酸水が好きで毎日飲むような人にはおすすめした。