毎日飲む炭酸水
筆者は毎日1本か2本の無糖炭酸水を飲む。ウィルキンソンやキリン「Nuda」を箱ごと注文している。炭酸水はスカッとして気分転換に良いけど、面倒なことが多い。買って冷蔵庫で冷やすのも面倒だし、残ったペットボトルの処理がうざい。ラベルを剥がして、ペットボトルを潰して捨てる。いくら潰してもペットボトルは嵩があるのでゴミの収集日まで邪魔になる。
ネットで検索していると炭酸水製造機を見つけた。以前から知ってはいたけど、炭酸を購入するのが高くつきそうなのと作るのが面倒だと思い敬遠していた。
調べると愛用者も多く、ペットボトルを買うよりも経済的という意見も多かった。
というわけで、一度試してみようと購入を検討し始めた。一番売れているのは「ソーダストリーム」というブランドのようだ。「ソーダストリーム」はイスラエルの企業で、日本でも積極的に事業展開をしている。
「ソーダストリーム」はいくつかのモデルを販売している。どのモデルが良いか比較してみた。
ソーダメーカーとは
ソーダストリームが販売する炭酸水製造マシンがソーダメーカーだ。ソーダメーカーは、内部に設置するガスシリンダーから供給する炭酸で炭酸水を作る。水を注いだ専用ペットボトルをソーダストリームにセットして炭酸を注入すると炭酸水ができる。
各モデルの比較
ソーダメーカーにはいくつかのモデルがある。一番高価なのが29,000円、一番安価なのが12,000円。
各モデルの性能の違いは、こちら。
- 生成できる炭酸水の量
- 炭酸を注入する方法(自動か手動か、半自動)
現在販売されているモデルは、4モデル。
- ソースパワー
- ソースV3
- スピリット
- ミニデラックス
比較表はこちら。
ソースパワーだけが炭酸注入が自動で、他は手動。自動注入のソースパワーだけ電源が必要。手動はボタンを押して炭酸水を注入する。
「炭酸ランプ」は、炭酸の濃度を教えてくれる。炭酸ランプがないモデルは、ペットボトルを抜いた時の炭酸の漏れる音で濃度を判定する必要がある。
「スナップロック」は押し込むだけでペットボトルを設置できる。現在販売されているモデルは、すべてスナップロック付きだ。以前販売していた「ジェネシス」はスクリュー式といって蓋を閉めるようにペットボトルを回してマシンに設置する必要がある。
筆者が試したところ、これが結構面倒だ。ペットボトルの設置は毎日行う作業だから、少しの手間でも省きたい。Amazonなどでジェネシスは安く売っているけど、自分は避けた。
ミニデラックスだけが一度に作れる炭酸水の量は500ミリリットル。他のモデルは1リットルのボトルをセットできる。
価格は、大きく異なる。電源が必要なソースパワーが29,000円でかなりの割高だ。
どれが良いか?
比較検討する一番のポイントは、炭酸注入が自動か手動かだ。手動は昔の魔法瓶のようにボタンをプシューと押さないといけない。
自動は確かに便利だ。炭酸の強弱を調整できるのが大きい。手動だとボタンを押している時間によって炭酸の強弱を調整する必要がある。
ただ、自動で炭酸を調整できるソースパワーは電源が必要だ。他のモデルは電源が不要なので、設置場所はどこでも良い。
炭酸の強弱がわかる炭酸ランプは便利だけど、その場で行うだけだから、自分でボタンを調整するのはそんなに難しくはないだろう。
500ミリリットルだと、すぐに飲んでしまうので、ミニデラックスは避けたい。飲むときにすぐに作ればよいと考えがちだが、炭酸水は冷やして飲みたい。別のペットボトルで冷やして専用ペットボトルに移しても良いけど手間がかかる。
金額と電源の有無がポイント
高いモデルはやはり高性能だ。炭酸水を作るのにどこまで支払えるかが一番大きな選択ポイントだ。
もうひとつは電源をとれるかどうか。炭酸水を自動で生成するソースパワーは便利だが電源が必要だ。水を使うソーダメーカーはキッチンに置きたい。キッチンでは電源を案外とりづらいし、電源ケーブルもうざい。
選んだのはスピリット
筆者が購入したのは標準モデルの「スピリット」だ。
使ってみると炭酸水を作るのが面倒になるかもしれないので、あまり高価なモデルは買いたくなかった。
炭酸ランプも炭酸水の濃度がわかって便利だろうけど、ボタンを押す時間によって自分で調整できる。
500ミリリットルしか生成できないのは不便だ。1リットルと500ミリリットルの2つのペットボトルがあれば、ひとつのボトルで飲んでいるうちに、もうひとつを冷蔵できる。
というわけで、コストパフォーマンスを考えて「スピリット」にした。高くても安いモデルでも、結局できることは炭酸水を作ることには変わりがない。14,000円と比較的安価な価格、電源不要と気軽に設置できる点を重視した。
使いはじめて二週間経つが、とても便利に使っている。詳細な使用レポートはまた後日行います。