「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」発売!
10/5に宝島社より発売される「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」は、商業出版される僕の最初の小説になります。自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢が実現しようとしています。
自分としては「面白い物語」と思うので、多くの方に読んでもらいたいけど、そう簡単に無名の新人作家の本を手に取ってもらえるほど現実は甘くありません。どうしたら手に取ってもらえるか色々考えました。何度もしつこくPRするのもうざがられるでしょうし。
他にできることを考えたところ、作品のQ&Aを公開する考えに至りました。
新しい家電が発売されると機能の説明やPRポイントが公開されますが、小説はネタバレになるので、簡単なあらすじや登場人物以外はほとんど公開されません。と言っても、なんだかわからないものにお金を払うのも躊躇するn。
手に取ってもらうために、読者の参考になるような情報をQ&A形式で公開したいと思います。
「ふたりの余命」のQ&A
Q:ジャンルは?
A:たくさんの要素を含んでいるのでジャンル分けしづらいお話ですが、「恋愛ミステリー」と呼ぶのが一番しっくりくると思います。余命を宣告された男女の高校生がある謎を解く物語です。
死神が出てきますが、死神以外にファンタジー要素はなく、全体的にリアリティを重視しています。本格ミステリーではないので、登場人物の中から犯人捜しをする話ではなく、短い命を主人公たちが懸命に生きる話を軽いタッチで描いています。
Q:対象となる読者は?
A:高校生が主人公なので、若い人がメインになりそうですが、限りある命の物語でもあるし、夢や家族の物語でもありますので、幅広い層に楽しんでもらえる作品だと思います。Kindle版「ふたりの余命」では老若男女問わず、多くの読者に感想をいただきました。
Q:どこで買えるの?
A:全国の書店やAmazonなどのネットショップでも購入できます。もしも売り切れていたら、書店で注文してください。
Q:おいくら?
A:820円(税込)です。今時のラーメン一杯よりもお安いです。
Q:電子書籍版は?
A:「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」の電子書籍版はありません。元になったKindle版「ふたりの余命」の電子書籍版はございます。
Amazon.co.jp: ふたりの余命 電子書籍: 高山 環: Kindleストア
Q:Kindle版「ふたりの余命」との違いは?
A:Kindle版「ふたりの余命」を改稿した作品が「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」です。大筋は変わりませんが、全編ブラッシュアップしていますので、初めて読むなら「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」をまず読まれるのをお勧めします。
書籍版では省略したシーンがいくつかあるので、書籍版が気に入ったらKindle版「ふたりの余命」も読んで違いを見つけてみるのも面白いかもしれません。
また、「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」は書き下ろしの「エピソード0 ひとりの余命」を収録しています。タイトルからわかるように「ふたりの余命」の前日譚になります。
Q:ページ数は?
A:320ページです。
Q:同時収録の「書き下ろし」って?
A:「エピソード0 ひとりの余命」は、「ふたりの余命」に登場する楓の前日譚です。椎也に会う前の楓の行動と気持ちがわかります。本編の後に読むと楓がより好きになると思います。
Q:「書き下ろし」は電子書籍版でも読める?
A:読めません。書籍版のみの収録です。
Q:舞台は?
A:相模湾に面した小さな街がメインの舞台です。
Q:現代の話?
A:はい、そうです。
Q:暴力的なシーンはある?
A:血が流れるシーンが何場面かありますが、全体からするとわずかです。
Q:ラブシーンはある?
A:どぎついシーンはございません。
Q:死神ってなに?
A:死を司る存在です。主人公のふたりに余命を告知します。
Q:ぶっちゃけ泣ける?
A:作者なのに読む度に3回泣きます。
Q:ぶっちゃけ面白い?
A:面白いです!