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【Apple Watch】watchOS 5の新「ワークアウト」の一週間ランニングレビュー

生まれ変わった「ワークアウト」

 watch OSで純正アプリ「ワークアウト」が生まれ変わった。詳細はこちら

初代Apple Watchを買って以来、ずっと「Nike+ Run Club」を使っていた。

ランニングアプリは走行距離を記録するのがモチベーションに繋がるので、別のアプリになかなか代えづらいが、思い切って今回は「ワークアウト」で一週間ランニングしてみた。

実際に走ってわかったことを列記します。

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一週間走ってわかったこと

少しだけ遅れる停止機能

「ワークアウト」を使って当初気になったのが、「ランニング自動一時停止」の反応が悪いことだった。

実際に毎日走ってみると、反応はそれほど悪くはない。信号待ちで停まったときには必ず自動停止する。

ただ「Nike+ Run Club」と比較すると、少し反応が悪い。停止してから、一テンポ置いてから自動停止する。

「Nike+ Run Club」だと音声で自動停止を知らせてくれるが、「ワークアウト」の場合、振動だけなので気がつかないことがある。

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音声ガイダンスなしは気にならない

「Nike+ Run Club」を使い続けた理由のひとつは、Apple Watch単体で音声ガイダンスをしてくれるアプリは「Nike+ Run Club」だけだったからだ。他のランニングアプリだと、iPhoneを携帯しないと音声ガイダンスを流してくれない。純正アプリである「ワークアウト」には音声ガイダンス機能はない。

走っている時に音声でペースとタイムを教えてくれると、腕を上げて画面を確かめなくてもよいので、「Nike+ Run Club」以外のアプリの使用を躊躇していた。

だけど、実際に音声ガイダンスがない「ワークアウト」を使っても特に不都合はなかった。「ワークアウト」の場合、1キロ毎に振動で通知してくれるし、画面を見れば5つの項目を確かめられる。

音声ガイダンスがないと、走行中AirPodsで聴いている音楽が遮られないので、よりランニングに集中できる気がする。

「ローリングペース」の設定は緩めに

「ワークアウト」の新機能「直近ラップタイム」は、直近1キロの走行ペースを教えてくれる機能だ。

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「ローリングペースの通知」を設定しておくと、そのペースを下回るか、上回ったときに通知してくれる。

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設定したペースよりローリングペースが上下したときに通知が届くので、走り続られるぎりぎりのペースを設定すると、忙しなく通知が届くことになる。

多少緩めたペースを設定して、著しくペースが落ちた時に教えてもらうほうが良いと思う。

5つの項目表示は見づらい

新「ワークアウト」は5つの項目を同時表示できる。情報量が多いのは便利だが、筆者のApple Watch series 3の42mmで走っていると少し確かめづらい。

画面サイズが広がったApple Watch series 4だと問題ないかもしれない。

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アクティビティが見やすい

走行記録はiPhoneのアプリ「アクティビティ」で参照できる。サードパーティのアプリでもアクティビティに記録されるが、「平均ケイデンス」(1分あたりの歩数)、「マップ」「天気」などは「ワークアウト」のみの記録になる。

1キロごとのスプリットが記録されるのも「ワークアウト」のみ。

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動作がキビキビ

純正アプリらしく「ワークアウト」は動作がキビキビしている。「開始」「終了」の反応もいい。走り終わった後になかなか「完了」できないのはイライラする。

Siriで命令できる

Siriで「ワークアウト」と命令するとすぐに起動する。watchOS 5では手首を上げるだけで「Siri」に命令できるので非常に便利。

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誤動作は記録されない

いじっていると誤って「ワークアウト」が開始になることがあるが、すぐに停止すると記録されない。Apple Watchは画面が小さいので、操作を間違いやすい。地味に便利。

自動検出は信用できない

watchOS 5から運動をしていると「ワークアウト」を開始してよいか通知してくれる機能がある。

ランニングするときに、アプリをいちいち開始しなくて済むので便利そうだったが、通知までのGPS記録は残らない。どれぐらい走ったら、通知してくれるかわからないので、確実に記録するためには自分でオンとオフをしたほうが安心できる。

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モチベーション機能はひと工夫欲しい

毎月設定された様々なゴールを達成するともらえる月間チャレンジのバッジや、知り合いと競争できるなど、モチベーションを上げる仕組みはあるが、「Nike+ Run Club」と比べると、まだ改善の余地がある。

まず、過去の総走行距離と総ランニング数が表示できない。毎月のランニング数、走行距離は確認できるが、過去全ての合計記録は不明。

「Nike+ Run Club」は走行後に女優などの音声メッセージが流れる。そういったライトなモチベーションアップの仕組みが「ワークアウト」にもあると継続しやすい。

もうしばらく使ってみようと思う

「Nike+ Run Club」と比べると、優れた部分も劣った部分もあるが、「ワークアウト」には動作が軽快なのが何より良い。

もうしばらく「ワークアウト」を継続してみて、「Nike+ Run Club」とどちらを今後使うか決めたいと思います。

iPhone XSとGoogleの新スマホ「Pixel 3」を比較する

Pixel 3登場!

Googleがイベントで新型スマートフォン「Pixel 3」を発表した。Pixelシリーズとしては、一年ぶりのフルモデルチェンになる。

Android OSを開発するGoogleがフラッグシップスマートフォンを発表するのは、OSとハードの両方を開発し市場をリードするAppleの垂直統合モデルに対抗するためだ。OSを熟知するGoogleが「理想のAndroidスマートフォン」を披露することで、Androidスマートフォンの競争力を高めようとしている。

iPhone XSとPixel 3をスペックで比較してみます。

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iPhone XSとPixel 3の比較

デザイン

Pixel 3は前面にノッチがなく、上部にカメラなどのセンサーを配置する(Pixel 3 XLはノッチ付き)。前面のガラスは、強度に定評があるコーニング社製ゴリラグラス5。Pixel 3の背面は指紋認証のために指を置く場所がある。

カメラ周りの処理はPixel 3の方が出っ張って見える。指紋認証がないiPhone XSのデザインの方がすっきりしている。

デザイン:iPhone XS

サイズ

  • Pixel 3: 145.6mm x 68.2mm x 7.9mm
  • iPhone XS: 143.6mm x 70.9mm x 7.7mm

Pixel 3の方が少しだけ大きい。2mm程度の差なので、触ってもわからないかもしれない。後述するがディスプレイはiPhone XSのが大きい。

サイズ:iPhone XS

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Pixel 3

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iPhone XS

重量

  • Pixel 3: 148g
  • iPhone XS: 177g

Pixel 3のほうが10%程度軽い。iPhone XSの方がコンパクトなのに重いのは、どうしてだろう。

重量:Pixel 3

ディスプレイサイズ

  • Pixel 3: 5.5インチ
  • iPhone XS: 5.8インチ

上下にベゼルがあり、ノッチ仕様でもないPixel 3の方がボディは大きいが、ディスプレイサイズは小さい。Pixel 3 LXはノッチ仕様なので、上部を時計やアンテナ表示に使えるが、ノッチデザインではないPixel 3はアプリの表示面積が小さい。

ディスプレイサイズ:iPhone XS

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iPhone XS

解像度

  • Pixel 3: 443 ppi

  • iPhone XS: 458 ppi

iPhone XSのディスプレイの方が高密度だが、見た目で判断つかないかと。

両モデルともOLEDだが、iPhone XSのコントラスト比は1,000,000:1、Pixel 3が100,000:1とカタログ上の差はある。

解像度:iPhone XS

防水防塵性能

  • Pixel 3: IPX8
  • iPhone XS: IP68

表記は異なるが、Pixel 3も防塵なので性能は互角。

防水防塵性能:互角

背面カメラ

  • Pixel 3: シングル

  • iPhone XS: デュアル

最近のフラッグシップモデルとしては珍しくPixel 3はシングルカメラ。ただ、iPhone XRと同じくシングルカメラでもポートレートモードを実現している。

シングルカメラでどこまでボケるかは実機をみないとわからない。ただ2倍の光学ズームが使えるiPhone XSのほうがスペック的に有利か。

背面カメラ:iPhone XS

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前面カメラ

  • Pixel 3: デュアル

  • iPhone XS: シングル

Pixel 3のデュアル前面カメラは、広角に撮影できるので、大人数の自撮りに便利。

前面カメラ:Pixel 3

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認証

  • Pixel 3: 指紋認証

  • iPhone XS: 顔認証

個人的には顔認証が指紋認証より優れているとは思えないが、Pixel 3の指紋認証は背面にあるのでデザインとしても、使い勝手も良くない。カバーを使えないし。

認証:iPhone XS

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ポート

  • Pixel 3: USB Type−C 

  • iPhone XS: Lightning

USB-Cが一般化してきたので、Apple独自規格のLightningを採用するiPhone XSより汎用性が高い。両モデルともオーディオジャックはない。

ポート:Pixel 3

センサー

  • Pixel 3: 加速度、ジャイロスコープ、近接、環境光、コンパス
  • iPhone XS: 加速度、3軸ジャイロ、近接、環境光、気圧計

両モデルとも主要なセンサーは装備している。iPhone XSは気圧計があるので、高度を測定できる。

センサー:iPhone XS

FeliCa

  • Pixel 3: 搭載

  • iPhone XS: 搭載

Pixel 3はFeliCaに対応してきた。Google PayがQUICPayに対応したので、Apple Payと同等の使い勝手になった。

FeliCa:互角

バッテリー

  • Pixel 3: 2915mAh

  • iPhone XS: 2658mAh (推定)

Pixel 3の方がバッテリー容量は大きいが、Pixel 3の連続使用時間がわからないので、なんとも言えない。過去のモデルだと、iOSの方がバッテリー消費量は少ない。

両モデルともQi充電に対応している。Pixelシリーズとしては初採用。

バッテリー:Pixel 3

カラー

  • Pixel 3: ホワイト、ブラック、ピンク
  • iPhone XS: シルバー、スペースグレイ、ゴールド

オレンジ色のサイドボタンと合わせて、Pixel 3のピンクは良い色に見える。ホワイトとブラックは普通のモデルっぽい。

カラー:お好みで

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容量

  • Pixel 3: 64GB、128GB
  • iPhone XS: 64GB、256GB、512GB 

iPhone XSの方が大容量。Pixel 3は高画質のまま画像を保存できるGoogleフォトが無制限に使える。楽曲も画像もクラウド化するご時世なのでストレージ容量はあまり意味を持たなくなってきているが、選択肢は多いほうが良い。

容量:iPhone XS

価格

  • Pixel 3: 95,000円 (64GB)
  • iPhone XS: 112,800円 (64GB)

Pixel 3の方が13,800円安い。性能的にはそこまでの差はないのに、この価格差は大きい。

価格:Pixel 3

Pixel 3の5勝8敗2分け

比較してみるとiPhone XSが上回っている部分が多いけど、Pixel 3はなにより安い。この価格差があれば、多少の性能差は許容範囲だ。

  • デザイン:iPhone XS
  • サイズ:iPhone XS
  • 重量:Pixel 3
  • ディスプレイサイズ:iPhone XS
  • 解像度:iPhone XS
  • 防水防塵性能:互角
  • 背面カメラ:iPhone XS
  • 前面カメラ:Pixel 3
  • 認証:iPhone XS
  • ポート:Pixel 3
  • センサー:iPhone XS
  • FeliCa:互角
  • バッテリー:Pixel 3
  • 容量:iPhone XS
  • 価格:Pixel 3

指紋認証が判断材料

AndroidスマートフォンとiPhoneの比較は難しい。AndroidとiOSのどちらのOSを好むか、今まで使ってきたかが大きな判断材料となる。

以前よりも、iPhoneとAndroidスマートフォンの性能差は減ってきている。

Pixel 3とiPhone XSの大きな違いは指紋認証とFace IDだ。Face IDは必ずしも万能ではないと思うが、背面指紋認証を許容できるかどうかは、ひとつのポイントとなるかもしれない。

今月発表の新型iPad ProはFace ID搭載だがノッチがない⁉

新型iPad Proはノッチなし?

今月のイベントで発表が噂されるiPad ProにはノッチがないとApple関連の情報提供でおなじみの9to5macが明らかにした。

ベゼルは細くなるが、iPhoneのノッチと同程度の幅があるので、ノッチを設ける必要がないそうだ。

引用:9to5mac

タブレットであるiPadは本体を掴むためのベゼルが必要なので、iPhoneのようにベゼルレスにはできない。ノッチについては「デザイン的にありえない」と当初酷評されたが、他ベンダーが追従して、あまり言われなくなった。

ただ、横向きで動画を観る際にノッチは邪魔なので、映画鑑賞することも多いiPadにとって良いデザインだろう。

横向きでも使えるFace ID

iPhoneのFace IDは縦向きのみ認識するが、新型iPad ProのFace IDは横でもひっくり返しても反応するそうだ。Face IDは赤外線ドットを顔面に投射し赤外線カメラで顔を認識する仕組みだ。この赤外線ドットを投射するために向きが決まっていると思っていたが、iPad Proではどうやって実現しているのだろう。

iPhoneのFace IDと同等のハードウェアで横向きが実現できるなら、iOSのアップデートでiPhoneでも対応可能になるかもしれない。

USB-C対応

新型iPad ProはLightningポートを廃止し、USB-Cを搭載する。MacはUSB-Cを搭載している。USB-C搭載することでiPad Proはパーソナルコンピュータにより近づくことになる。

新しいApple Pencil

新型iPad Proと同時に新しいApple Pencilが発表される。新しいApple PencilはAirPodsと同様に近づけるだけでペアリングができる。新型Apple Pencilが既存のiPad Pro、iPadで使用できるかは不明。

Apple iPad Pro Appleペンシル/MK0C2J/A

Apple iPad Pro Appleペンシル/MK0C2J/A

 

マグネットコネクター

iPad Proの背後にあるスマートコネクターが新しいバージョンのスマートキーボードなどの周辺機器と接続する。

従来の横向きではなく、縦向きの位置へスマートコネクターが移動する噂もあるが、iPad Proをパーソナルコンピュータとして活用するなら、ディスプレイは横向きであるべきだ。

スマートコネクターの位置を縦方向へ変更するのはFace IDが縦向きにしか対応していないのが理由だったが、横向きでもFace IDが動作するなら、縦向きに変更する必要はない。

Apple 10.5インチiPad Pro用 スマートキーボード/日本語 JIS/MPTL2J/A

Apple 10.5インチiPad Pro用 スマートキーボード/日本語 JIS/MPTL2J/A

 

新型iPad Proの存在意義

国内タブレットPCの市場は縮小している。そのうちAppleのiPadが約43%を占めていて、タブレット市場の活性化するためにAppleの役割は非常に大きい。

今春にAppleは低価格のiPadを発表し、iPad Pro専用だったApple Pencilにも対応するようになった。安くなったiPadはタブレットの人気を少し回復させたが、無印iPadとiPad Proとの差は減ってしまった。

Face IDとフルディスプレイはiPad Proを差別化する機能として最適だ。iPhoneに導入した機能をiPadへ付与するのは、Touch IDなど過去にもあったことだ。

前述したように、USB-C対応や新しいスマートコネクターはiPad Proをコンピューターにより近づける。

Macに代わり、iPad Proがパーソナルコンピュータの役割をゆるやかに担っていくのがAppleの戦略だったが、今のところうまく進んでいない。新しいiPad Proが人気を博し、iPad Proがクリエティブ向けのパーソナルコンピュータとして市場を広げるか注目したい。

1500円弱でApple Watchの使い勝手を劇的に変える充電スタンド

ループバンドの充電は意外に面倒

Apple Watchはマグネット式の充電なので、ケーブルを挿さなくて置くだけで充電できる。

ただし、ループバンドの場合、バンドが邪魔で置くだけで充電できない。いちいちマグネット式の充電アダプタを持ち上げる必要があるのが、結構面倒。

Apple Watchは毎日充電しないといけないので、日々のストレスは少しでも軽減したい。

充電スタンドは便利

随分前から筆者は充電スタンドを使用している。1,430円(Amazon。2018/10/08)と安価なのに非常に便利で、Apple Watchの使い勝手が大きく変わる。

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ループバンドでも置くだけ

充電スタンドがあれば、Apple Watchを横にできるのでループバンドでも置くだけで充電できる。もちろん、他のバンドでも使える。

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置く場所を固定できる

充電スタンドがあると、Apple Watchの置き場所が決まる。Apple Watchがいつも同じ場所にあれば、前日どこに置いたか探すこともなく、何も考えずに毎朝身につけることができる。

粘着シートが付属しているので、充電スタンドがずれることもない。左右に切込みがあるので、ケーブルの取り回しも楽だ。

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傷がつかない

テーブルにApple Watchを直接置くと傷が付きそうだけど、充電スタンドがあれば安心。充電スタンドはTPU素材でできているので、乱暴に置いてもApple Watchに傷がつかない。

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確実に充電できる

マグネット充電は便利だけど、コネクタと違って外れる事がある。充電スタンドがあれば、寝ている間にずれることもない。

安くて便利

1,430円と安価なのに、充電スタンドがあるとないとでは、Apple Watchの日々の使い勝手が大きく事なる。他にもいくつかスタンドがあるので、試してみてください。

 

いい気になってモバイルバッテリーもマグネット充電化してみた

便利なマグネット充電ケーブル

AirPowerが発売されないので、代わりにマグネット充電ケーブルを購入して、AirPodsにLightning端子を挿す作業しなくてすむようになった。大げさに聞こえるかもしれないけど、マグネット充電によって日々のストレスが軽減された。マグネット充電に一度なれたら、コネクタを挿す作業が本当に億劫になる。

マグネット充電ケーブルの良い点

  • ケーブルを挿す手間がいらない
  • ケーブルの裏表を気にしなくていい
  • 一本のケーブルで複数のデバイスを充電できる
  • テーブルの脚などにくっつくのでケーブルが床に落ちない

Micro USBの裏表も気にしなくていいし、Lightning端子のAirPodsも、Micro USB端子のデバイスと同じケーブルで充電できる。

残りのデバイスも同じ環境にしたくて、安くて便利なマグネット充電ケーブルを買い足してみた。

2mL字のマグネット充電ケーブル 

 1mでは少し短かったので、今度は2mを選んだ。同じ型だと面白くないから、L字型をチョイス。販売サイトは異なるが、ネットの画像ではマグネットコネクタは同じに見える。

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開けやすい簡易パッケージ

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こんな感じ。マグネットは強力

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下方向がマグネットコネクタ。しっかりL字

マグネットコネクタも以前ものと互換性があり、以前買った直線型に同梱していた端子にL字型ケーブルを挿しても、筆者の環境では問題なく充電できている。

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Boseのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンを充電している図。青い光がいい感じ

あれ? ケーブルが違う

以前のマグネット充電ケーブルと並べたら、ケーブルの材質が全然違っていた。左がL字で、右が以前購入した直線型。L字型の方がケーブルの材質が柔らかく、布感が強い。以前買った直線型は同じナイロン編みだけど、荒くて金属っぽい。L字型のケーブルのほうが白っぽいので、Appleのケーブル類と並べても違和感はない。

筆者的にはこちらのほうが好み。

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左がL字で、右が直線型

Ankerのモバイルバッテリーに利用

残りのコネクタのうちMicro USBはAnkerのモバイルバッテリーに差し込んで使うことにした。モバイルバッテリーは頻繁に充電する機会があるので、ケーブルを挿す作業が面倒だった。マグネットならそんな手間がいらない。

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マグネットケーブルを挿した図

LightningとUSB-Cのコネクタは余ったが、使える機器が自宅にはない。あとの機器はMicro USB対応ばかり。仕方がないから、Micro USBのコネクタを単体で購入した。

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追加で購入したコネクタはコンデジに

最初からMicro USBコネクタを3つぐらいケーブルとセットで売ってくれればいいけど、安いからあんまり文句も言えない。今回購入した2mケーブルは1,390円だった(2018/10/04現在)。

おおむね満足

ケーブルの違いは驚いたけど、結果オーライ。製品には満足している。買ってよかった。筆者の試した環境ではL字ケーブルで直線型付属のコネクタも充電できている。

L字型は出っ張らなくて見た目はよいが、指で摘みやすい直線型の方が若干挿しやすい。磁力はL字型のほうが強いように感じるが、個体差かもしれない。

自己責任にはなりますが、毎日端子を挿し込む作業にうんざりしている人は是非試してみてください。

 

 

 

iPhone XSを買わない7つの理由

iPhone XSを買わない予定

iPhone 3Gから十年間毎年iPhoneを買い替えてきたが、今年はiPhone Xから買い換えない予定。「夜間撮影でもくっきり」とか好意的なレビューを読むと、購入ボタンを押したくなるが、今の所はまだ自分を制御できている。

自分に強く言い聞かせるために、「iPhone XSを買わない理由」をあげておきます。

iPhone XSを買わない理由

デザインが変わらない

iPhone XとiPhone XSのデザインはほとんど変わらない。iPhone XSは上下部のアンテナが追加されているので、デザイン的にはiPhone Xの方がむしろすっきりしている。

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今のiPhone Xはスペースグレイなので、シルバーや新色のゴールドを買えば見た目は変わるが、MacBook Proもシルバーグレイで合わせているので、色は暫く代えたくない。

同じデザインのものを今年も買うのはちょっと躊躇してしまう。

インターフェイスが同じ

Sモデルのデザインは今までも変化は乏しかったが、3D Touchなどのインターフェイス機能の追加があった。今回のiPhone XSはインターフェイスの追加がない。購入しても、毎日の使い方が変わることはない。

高価過ぎる

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最近のiPhoneはとにかく高い。昨年のiPhone Xと同じ容量の256GBを選ぶと129,800円。キャリアによる本体割引もなくなり、初期費用が非常に高く感じるようになった。一年で買い換えると、単純計算で一ヶ月1万円以上のコストがかかる。iPhone XからiPhone XSの買い替えに、それだけのメリットを見出すのは難しい。

iPhone Xの速度で満足

iPhone XとiPhone XSの大きな違いはチップセット。A12 BionicはA11より15%高速らしいが、今のiPhone Xが遅いと思ったことはないので、これ以上高速化する必要性を感じない。

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ほとんど変わらないバッテリー駆動時間

最近は解像度が上がっている影響でチップが新しくなってもバッテリー駆動時間が伸びない。iPhone XSはiPhone Xより最大30分長くバッテリーが持続するらしいが、インターネット利用時間は12時間で同じで、あまり代わり映えしない。

一日たっぷり使用してもバッテリーを気にしなくなるのが理想だけど、iPhone XSはそのレベルには到達していない。f:id:tkan1111:20181004190515p:plain

生活が変わる予感がしない 

ほぼ毎日iPhoneで撮影するので、カメラ性能の向上は確かに羨ましいし、ギガビット対応の通信速度も良い。両方とも素晴らしいけど、日々の生活が変わるほどの違いは見いだせない。Apple Payは買い物の仕方を変え、Touch IDがパスコードからユーザーを開放した。カメラ性能と通信速度の向上は「追加機能」ではなく、生活を変えるほどのインパクトはない。

来年にはフルモデルチェンジ

今までのパターンだと、Sモデルの翌年にフルモデルチェンジが行われ、デザインが変わるはずだ。同じデザインのiPhone XSに大金を払うよりは、来年の新iPhone(iPhone 11?)を待ちたくなるのが人情というもの。

iPhoneは毎年買い換える製品ではなくなった

いろいろと買わない言い訳を並べたけど、ポートレイトモードの性能が向上したiPhone XSは十分に魅力的だ。

ただ、10万円以上の高価格になったiPhoneは、毎年買い換える製品ではなくなったと思う。Appleも毎年の買い替えを期待しなくなったから、今までになくiPhone Xから進化に乏しいiPhone XSをリリースしたのだろう。毎年の買い替えを促すなら、もっと追加機能を付与するはずだ。

今年に限らず、iPhoneは数年間同じデバイスを使うプロダクトになったと思う。スマートフォンの機能が停滞した現状では、毎年劇的に新しい製品を生み出す魔法はいくらAppleでも使えない。

そのような状況の中で、過去のiPhoneユーザーを高価な新型iPhoneへ徐々に誘導することで、スマートフォンの売上を伸ばすのがAppleの新しい戦略だと思う。

神奈川県でAppleストアのスタッフ募集。やはり新Appleストアはラゾーナ川崎?

神奈川県でAppleストアのスタッフ募集

 Appleの求人ページで、神奈川県内のリテールスタッフの募集が見つかりました。

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 本サイトでは、ラゾーナ川崎への出店を度々記事にしていましたが、信憑性が増してきました。今でもラゾーナの出店候補地は工事中のままです。 

オープンはいつ頃?

川崎にAppleストアができると仮定して、時期はいつだろう。以前は12月9日と予想したが、今からスタッフを募集して二ヶ月後のオープンはちょっと急ぎすぎ。

現実的には年明けになりそうだ。

一年もかかる工事の理由

ラゾーナ川崎にあるAppleストア候補地は、随分前から改装中になっていて、年明けまでオープンしないとなると、一年以上工事していることになる。

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どうして工事に時間がかかっているのだろう? Appleストアの内装は非常に凝っているので時間がかかるのはわかるが、それにしても長すぎる。Apple京都は6月に内装工事を開始し、8月にオープンしている。

来年だとすると、これから本格的な工事がはじまるのかもしれない。工事が遅れた理由は、他のAppleストアのオープンがあるからか? 8月のApple京都オープンとは時期が離れているので、年内に別の店舗がオープンするのだろうか。

Apple渋谷のリニューアルオープンが先?

情報はないが、年内にオープンするもう一店舗は、ひょっとするとApple渋谷のリニューアルオープンかもしれない。東京エリアなら他のストアから人員を回せるので、大幅な増員は不要だ。

Apple渋谷の再オープンから暫く経ってから、Apple川崎をオープンさせるつもりと予想する。

でも、年内に二店舗をオープンするとAppleは言っていたので、Apple川崎がクリスマスぎりぎりにオープンするのかもしれないけど。

Apple Watchで使えるポイントカードがないか調べてみた 【2021年版】

販売好調なApple Watch

Apple Watchの販売が好調らしく、はじめてApple Watchを使いはじめた人もいるでしょう。Apple Watchを使う最大のメリットは、メールや電話の「通知」を腕で確かめられることと、Apple Payが使えることだと思います。

iPhoneを取り出さなくても電車に乗れて、コンビニで買い物ができるのは本当に便利です。iPhoneを持たずにランニングしているときにコンビニでスポーツドリンクを買って水分を補給できる。

ポイントカードはApple Watchで使えるか?

ひとつ問題は、ポイントカード。コンビニなどで買い物するときに「ポイントカードありますか?」と聞かれることが多い。Apple Watchでせっかく支払っても、ポイントカードを財布から取り出すのはスマートではない。

Tポイントカードやdポイントはモバイルアプリ化しているので、プラスチックカードを取り出さなくてもiPhoneのアプリを起動すればよいが、Apple Watchで使うためにはアプリが対応していないといけない。

主要ポイントカードがApple Watchに対応しているか確かめてみた。

主要ポイントカード

Tポイント

「Tポイント」の画像検索結果

Tポイントはアプリ「TSUTAYA」などでモバイルTポイントカードがiPhoneでは使えるが、Apple Watchは未対応。

セキュリティのためにモバイルTポイントカードはアプリ側でサーバーと通信してバーコードをその都度生成している。セルラーモデル以外のApple Watch単体だと通信できないので、バーコードを生成できない。環境によって使えるか使えないか変わってしまうのでは、カード会社として対応しづらいから、Apple Watchの対応は今後も難しいかもしれない。

Apple Watch対応・・・不可 可能

<追記:2021/07/09>

TマネーがApple Payに対応して、Apple Watchに登録できるようになったので、Tマネーで支払えば、Tポイントを貯めることができる。

楽天スーパーポイントカード

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多くの店舗で使える「楽天ポイント」。アプリ「楽天市場」などでiPhoneでも使用できるが、Apple Watchはやはり未対応。理由はTポイントと同じで、使用時にバーコードを生成するからだ。

Apple Watch対応・・・不可

Ponta

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主にローソンで利用できるPontaカード。残念ながらApple Watchには対応していない。Pontaカードは楽天ポイントと違って、バーコードは固定だから、Apple Watchでも対応できるはずだけど。

Apple Watch対応・・・不可 可能

<追記 2018/11/07>

本日、PontaカードをApple Walletに登録できるようになって、Apple WatchでPontaポイントを貯めることができるようになった。 

nanaco

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驚くことに今でもnanacoポイントはiPhoneに対応していない。当然Apple Watchでも使えない。

ただし、iPhoneのアプリではセブンイレブンで買い物するとセブンマイルが貯まる。今後はセブンマイルをnanacoポイントに交換できるらしい。

Apple Watch対応・・・不可

dポイント

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<2020/02/20更新>

ドコモが展開するdポイント。Apple Walletに対応したので、Apple Watchでポイントを貯められるになった。

Apple Watch対応・・・可能

PayPay

ポイントではないが、PayPayで買い物するとPayPayボーナスが付与される。

PayPayはApple Watchに対応しているので、Apple WatchでPayPayを使えば、iPhoneで使うのと同等の特典が得られる。 

代替策はある?

この記事を書こうとしたきっかけは、Stocardというアプリを知ったからだ。ドイツ発のアプリで、ポイントカードのバーコードやQRコードをアプリに登録することで、プラスチックカードを持ち歩かなくてすむ。しかもApple Watchにも対応していて、Apple Watchの画面にQRコードを表示できる。

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日本語にも対応していて、日本の主要ブランドが選べるようになっているが、バーコードがないカードでもバーコードスキャンを要求するなど、アプリの出来は今いち。モバイルTポイントカードなど、その場でバーコード生成するポイントに対応していないのに会員番号で登録できてしまう。店舗では、もちろん使えない。

固定バーコードのカードならきちんと登録できるが、アプリに表示したバーコードでは使用を拒否する店舗も多い。アプリに各企業のロゴを使用しているのに、カードの使用許可を各企業から得ていないようだ。

店舗で「使えません」と言われるのは忍びない。Apple Watchに対応しているのは素晴らしいが、残念ながら日本では使えないと思う。

ポイントをつけるなら、dポイント、PontaとPayPay

Apple Watchで買い物をしてポイントをつけたいなら、dポイント、PontaをPayPayを使おう。使える店舗の数ではPayPayが圧倒的に多いので、PayPayユーザーならApple Watchでも設定しておくのが良いと思います。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は高山環(たかやま かん)というペンネームで小説を書いています。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも0円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。

<追記 2018/11/07>

Pontaの項目に書いたとおり、本日からPontaカードをApple Walletに登録できるようになって、ローソンでApple Watchを使ってPontaポイントを貯めることが可能になった。

すべてのiPhoneで試せる「Haptic Touch」の使い方

Haptic Touchとは?

新型iPhoneの仕様で驚いたことのひとつが、iPhone XRの3D Touch非搭載だ。3D TouchとはiPhone 6sより歴代のiPhoneに搭載されてきた機能で、画面を「強く押す」ことでメニューをショートカットできる。iPhone内蔵のTaptic Engineが触覚フィードバックしてくれることで、ユーザーは強く押したのがわかる。

コスト削減なのかiPhone XRはTapitc Engineを搭載しておらず、強く押したことを感知できない。3D Touchの代わりに登場したのがHaptic Touchだ。

Haptic Touchは、「強く押す」代わりに「長く押す」ことで、3D Touchと似た挙動をすることができる。といっても、できることはキーボード画面でカーソル移動ができるトラックバックモードだけだ。3D Touchだと可能なメニューのショートカットなどはできない。

3D Touchの便利な使い方は、こちら。

全てのiPhoneでHaptic Touchが試せる

3D Touch対応のiPhone XSなどの最新iPhoneはHaptic Touchを使う必要がないと思いがちだが、便利な点もある。特に画面を「強く押す」動作が苦手の人には「長く押す」方が楽だろう。

iPhone XR以外の愛fんのホーム画面にあるアイコンを長押ししても、アイコンの移動・削除モードに入るだけで、Haptic Touchは当然使えない。

iPhone XR以外のiPhoneでHaptic Touchを体験できるのが「トラックパッドモード」だ。

 

トラックパッドモードはキーボード画面を『強く押す」ことでキーボード画面をトラックパッドのように使えるようになり、カーソルを上下左右に動かせる機能だ。

iOS 12からは、「強く押す」だけではなく、スペースキー(とその周辺)を長押ししても「トラックパッドモード」に入ることができるようになった。

Haptic Touchが使えるiPhone XRはもちろん可能だが、他のiPhoneでもHaptic Touchと似た動作をこれだけは試すことができる。

「強く押す」ことが苦手な人はぜひ試してほしい。

どうなる? 3D Touch

「長押し」で良いなら、「強く押す」という変わった動作しなければならない「3D Touch」は不要という意見もでてくる。現に、筆者の周りで3D Touchを日常的に使っているのは筆者だけだった。特定の人にメッセージを送る時などは便利なんですけどねえ(3D Touchの便利な使い方は、こちら)。

3D Touchを実現するためにTaptic Engineと画面下に感圧センサーをiPhoneは搭載している。3D Touchを廃止できれば軽量化・薄型化できるわけだ。

iPhone XRの3D Touch非対応はコスト削減と軽量化が理由だろうが、iPhone XRが売れれば(たぶん売れる)、3D Touch非対応デバイスが優勢になり、やがて3D Touchがなくなる日も近いかもしれない。

Apple Watchで使える8つのニュースアプリを検証【2018年版】

Apple Watchで使うべきニュースアプリ

Apple Watch series 4が入手困難になっているようだ。毎年iPhoneを買い換えるユーザーが今年スキップする代わりにApple Watchを買っているのか。

新たにApple Watchを腕に巻いた人は、自分の暮らしを変えてくれるアプリを探して、良いアプリがなくて驚いていることだろう。

特に困るのがニュースアプリ。Apple Watchでちらっとニュースを見ようとしても、良いアプリがなかなかない。対応しているアプリが少ないのも理由のひとつだが、情報量が少ないアプリが多い。

良いアプリがないかちょっと探してみよう。

Apple Watch対応ニュースアプリ一覧

Google News

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Google謹製のニュースアプリ。個人ごとにニュースをカスタマイズしてくれる便利なアプリだけど、Apple Watchでは残念ながら使い勝手が悪い。

タイトルだけのニュースが15記事読める。興味があるニュースを読みたくてもiPhoneと連動していないので、どうすることもできない。

  • 情報量:タイトル
  • iPhoneとの連動:不可
  • ニュース数:15

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Excite News

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Exciteのニュースアプリ。iPhoneアプリの「超注目」タブのニュースをApple Watchで参照できる。

記事のタイトルだけではなく、概要まで読むことができる。iPhoneと連動しているので、「あとで読む」をタップすれば、興味がある記事はあとで読める。

  • 情報量:記事の一部
  • iPhoneとの連動:可
  • ニュース数:7

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TopBuzz

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いろいろなカテゴリーのニュースが見られる。既存メディアから自分でフォローできるニュースソースが選べる。

ただiPhoneのアプリはよいが、Apple Watchはおまけ程度で、さっぱり役に立たない。iPhoneと連動している表示があるけど、使い方がわからない。「iPhoneより自分らしく」って、翻訳がおかしいと思う。

  • 情報量:記事の一部
  • iPhoneとの連動:不可?
  • ニュース数:10

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News Digest

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多くのメディアの記事を集めたニュースアプリ。Apple Watchでは「速報」タブのニュース記事の一部が読める。読めるのは「速報」タブだけなので、地震などの災害情報が多い。iPhoneとの連携はなし。

  • 情報量:記事の一部
  • iPhoneとの連動:不可
  • ニュース数:18

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Filpboard

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2010年に米国で生まれた老舗のニュースアプリ。Apple Watch初期から対応している。日本発のニュースサイトにはない珍しいニュースもある。すべての記事を読むことができる極めて珍しいApple Watchアプリ。iPhoneとは連動していないが、全文読めるので問題ないだろう。

そのかわりに記事を読み込むのに少し時間がかかる。現時点ではApple Watchで使用するベストなニュースアプリだと思う。

  • 情報量:記事全文
  • iPhoneとの連動:不可
  • ニュース数:10

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カメリオ

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気に入ったソースをまとめてくれるキュレーションアプリ。Apple Watch2画面分の記事が読める。クリップした記事はiPhoneで読める。ソースを自分好みで選択できるので、興味深い記事に当たる可能性が高い。

  • 情報量:記事の一部
  • iPhoneとの連動:可
  • ニュース数:10

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IT Media

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IT系情報サイト「IT Media」のニュースアプリ。iPhoneアプリの「注目記事」をApple Watchで読むことができる。Apple Watch2画面分の記事が読める。興味があるニュースをクリップすれば、あとからiPhoneで読める。悪くはないが、IT系のニュースしか読めないのが難点。

変わった機能として、Apple Watchで記事を選ぶと、iPhoneの「IT Media」アプリの画面も同じ記事に移動する。Apple WatchとiPhoneで同じアプリを起動していないと使えないので、使用用途はよくわからない。

  • 情報量:概要
  • iPhoneとの連動:可
  • ニュース数:20
  • IT系の記事のみ

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ねとらば

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「ねとらぼ」はIT Mediaサイトのひとつなので、同じフォーマットのアプリ。ネタだけが違う。ITやネット系の記事が多め。iPhoneとの連動も「IT Media」も同様。

  • 情報量:概要
  • iPhoneとの連動:可
  • ニュース数:20

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おすすめはFlipboard

おすすめは、Flipboard。Apple Watchだけで記事全文を読めるのが大きい。英文のアメリカナイズな記事があるのが難点だが、いちいちiPhoneを取り出さなくても済むメリットは何よりも代えがたい。

次点は、カメリオ。記事全文は読めないが、iPhoneと連動しているし、自分で記事をカスタマイズできるのが良い。

watchOS 5からApple WatchでWebページを参照できるようになり、Apple Watch series 4はディスプレイが大型化した。ニュース記事を全文読めるハード・ソフトの環境は整ってきている。

多くのニュースアプリがApple Watchに対応してくれるのを期待する。

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Apple Watchを買わない10の理由

万人のためのApple Watch?

Apple Watchを4年間使い続けた筆者だが、「Apple Watch便利ですか?」と訊かれると、「通知は便利だけど、人による」と答えるようにしている。

Apple Watchも登場から3年半を経て、ディスプレイは大きくなり、動作もキビキビしてきたけど、価格ほどの価値を見いだせるかは、人によってマチマチだ。誰でも持っていた携帯電話からスマートフォンへは買い替えしやすいが、腕時計の習慣がない人にウェアラブルデバイスをつけるのは敷居が高い。

「Apple Watchを買わない10理由」をあげておくので、初めてApple Watchを買おうか悩んでいる人は自分が該当しないか確認してみてください。

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Apple Watchを買わない理由

毎日充電が必要

Apple Watchのバッテリー駆動時間は18時間。必ず毎日充電が必要だ。iPhoneの充電も面倒なのに、充電しなければいけないデバイスが新たにもうひとつ増えることになる。機械式でもクォーツ式でも今まで使っていた腕時計なら暫く放ったらかしでも使えるし、ソーラー充電なら電池のことを気にすることはないだろう。

Apple Watchを買えば、歯磨き以外に寝る前の習慣がまたひとつ増える。

iPhoneから逃れられなくなる

Apple WatchはiPhoneとしか連携できない。AndroidユーザーにとってApple Watchはただのデジタル腕時計だ。どんなに好みのAndroidスマートフォンが登場しても、買い替えの選択肢に含めることができなくなる。つまりApple Watchを買うとAppleの沼から一生出られなくなるのだ。

多くのアプリが未対応

自分が気に入ったアプリがApple Watchで使えると思ったら大間違いだ。筆者のiPhoneにインストールしてある208のアプリの中Apple Watchに対応しているアプリは37だった。以前は対応していたGoogle MapやTwitter、Money ForwardもApple Watchへの対応をやめてしまった。使用するユーザーが少なかったのだろう。

使えるアプリが少ない

Apple Watchに対応したアプリも少なければ、便利なアプリも少ない。サードパーティ製で筆者が頻繁に使うアプリは「Nike+  Run Club」と「Qrio Smart Lock」ぐらい。Apple Watchの小さいディスプレイで操作するより、iPhoneを取り出したほうが効率的だ。

アプリ開発会社が悪いわけではなく、Appleの仕様が厳しいのも原因のひとつ。一日中バッテリーを保たせるために、Appleはサードパーティ製のアプリに制約を設けている。GPSやiPhoneとのBluetooth通信の頻度に制限を加えているので、効果的なアプリを開発しづらい。

両手が必要

腕時計型Apple Watchは片手でも操作できそうだけど、操作するには両手が必ず必要になる。手の大きな人ならiPhoneは片手で操作できるのに、Apple Watchは片手を持ち上げ、もう片方の手で画面をタップしないといけない。

画面の「通知」をチェックするのは片手を挙げればよいが、「通知」を消すには片手ではできない。荷物を持っている時はApple Watchを操作できない。

専用の充電器が必要

Apple Watchはマグネット式の専用充電が必要だ。一個は付属しているが、出張や旅行の時のためにもうひとつ欲しくなる。Android WatchなどはMicro USBケーブルで事足りるのに、Apple Watchでは新たな充電器をわざわざ買わないといけない。

純正の充電器しか(ほぼ)ないので値が張る。1mケーブルの充電器が3,500円もする。Apple Watchを買ったら、あなたは旅行の度にiPhoneのLightningケーブルとApple Watchのための充電器を持ち歩かなければならない。

出費がかさむ

iPhoneと同じようにApple Watchも毎年モデルチェンジする。新型が発表されると、つい買い替えたくなる。Apple Watchも四代目になり、ディスプレイサイズが大きくなるとともに値上げして、一番安いモデルで45,800円する。

さらにセルラーモデルだと通信するのに別料金が必要になる。ドコモ、auは毎月350円、ソフトバンクは毎月500円かかる。バカにならないランニングコストだ。

格安SIMが使えない

セルラーモデルのApple Watchを単体で利用するためにはキャリアと別契約を結ぶ必要がある。auだとナンバーシェアと呼ばれるサービスだ。Apple Watch用のモバイルデータ通信はいわゆる三大キャリアしか提供していない。

iPhoneを格安SIMで利用すると、Apple Watch単体の通信ができなくなるのだ。iPhoneを家においてApple Watchだけで外出できると喜んだ人は、格安SIMに抜け出せなくなる。

日焼けの跡ができる

スマートフォンを持ち歩くようになり、腕時計を身につけなくなった人も多いと思うが、Apple Watchは腕時計型。当たり前だけど腕に巻き付けないといけない。夏場ならばっちり日焼けの跡ができる。特に屋外ランニングに使おうと思っている人は、要注意。腕時計の日焼けの跡なんて、なんとなく20世紀っぽい。

手放せなくなる

いろいろネガティブなことを言ってきたけど、筆者は3年半ほぼ毎日Apple Watchを使ってきて、毎年買い替えている。iPhoneを取り出さなくてもメールや電話の着信を確かめられるし、ランニングの記録もできる。一番便利なのは、Apple Payだ。コンビニや電車に乗る時にiPhoneは不要だ。一度使うと手放せなくなる。

ここに書いた「買わない理由」を全部納得してApple Watchを買った人はきっと満足するだろう。

10月のイベントでAppleが発表するのは、新型iPad Pro? 

10月にもイベント?

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9月のイベントでAppleは新iPhoneとApple Watchを発表したが、噂されていた新型iPad ProやMacの登場はなかった。

10月にも新たなイベントを開催し、新製品を発表するかもしれない。9月と10月ではイベントが近すぎると思うが、過去にも同様の年があった。

2016年は、9月9日にiPhone 7を発表し、10月27日にTouch Bar付きのMacBook Proを発表した。

2014年には、9月にiPhone 6、10月にiPad Air 2を発表。毎年ではないが、Appleはラインナップをアップデートするために、10月のイベントを用意することがある。

現在、Appleには

  • iPhone
  • Apple Watch
  • iPad
  • Mac
  • Apple TV

の5つのハードウェアラインナップがある。

Appleのイベントと新製品発表

    iPhone AW iPad Mac TV
2018 Sep X X      
  Mar     X    
2017 Sep X X     X
  Jun     X X  
2016 Oct       X X
  Sep X X      
  Mar   X X    
2015 Sep X X X   X
  Mar   X   X  
2014 Oct     X X  
  Sep X X      
2013 Oct     X X  
  Sep X        

今年の3月に廉価版iPadを発表したが、iPad Proは旧型のままだ。タブレットの売上が停滞している状態を打破するために、新しいiPadは価格が下がり、iPadの売りだったApple Pencilにも対応した。

iPad全体の売上は多少改善したが、iPadとiPad Proの差別化要素は減ってしまった。そこで、AppleはiPad Proのフルディスプレイ化とFace IDの導入を計画しているようだ。つまりiPad ProのXスタイル化。iOS 12の中にフルディスプレイのiPad Proのアイコンが発見されている。

9月のイベントでiPhoneは全てフルディスプレイモデルに変わった。10月にiPhone XRが発売されると、おそらく大ヒットし、街にはフルディスプレイモデルが溢れ、ホームボタンが徐々に陳腐化していくに違いない。

フルディスプレイモデルのiPad Pro登場は必然⁉

Face IDを採用すれば、iPad Proを無印iPadと差別化できる。

iOS 12からiPadのインタフェースが代わり、iPhone Xライクな動きができるようになった、インタフェースを統一するためにも、ホームボタンを廃しフルディスプレイモデルのiPad Proの登場はもはや必然だ。問題は、それがいつなのか。

過去のイベントを見ると、iPadは春のイベントで発表することが多い。だが、昨年の2017年6月のモデルチェンジからすでに1年半経過している。2016年のように来年の3月に発表するとモデルチェンジまで約2年の間があくことになる。現行iPad Proが搭載するチップはA10X。最新のチップA12 Bionicと2世代差がある。

この10月は新型iPad Proを出すベストなタイミングだと思う。イベントがあるなら、フルディスプレイのiPad Proがメインになるだろう。

あと、噂になった格安MacBookが登場してもおかしくない。何が発表されるかは、10月のイベントが決まってから予測したいと思います。

カクヨムの週間ランキングで著作が1位に! びっくりしたのでご報告 

271作品中1位!

無料の小説配信サイト「カクヨム」が行っている「サイバーセキュリティ小説コンテスト」で僕の小説が週間1位になったので報告します。

サイバーセキュリティ小説コンテスト

引用:カクヨム

「サイバーセキュリティ小説コンテスト」とは?

「サイバーセキュリティ小説コンテスト」はJNSA(特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会)が主催する小説コンテストで、日本マイクロソフト株式会社やサイボウズ株式会社など日本の名だたるIT企業が協賛しています。

すでに応募は8月末で締め切っていますが、発表されている週間ランキングで拙作「箱の中の優しい世界」が本日1位になっていました(2018/09/29現在)。

読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。

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「箱の中の優しい世界」とは?

本作は、今注目を集めている「ブロックチェーン」をモチーフにしたサスペンス小説です。

ある日、「世界を共有化する」ための画期的な新システム「ボックスチェーン」の仕様を謎の人物ワタナベが全世界へ発表しました。設計書である「ワタナベペーパー」に基づいてシステムを構築した主人公はシステムが完成した夜に交通事故に遭って意識を喪います。

再び主人公が目覚めた3年後は、PCという新しい倫理が支配する居心地の悪い世界でした。自分が開発したシステムのせいでおかしくなった世界を立て直すために、看病してくれた看護師や同僚と共に世界的企業のCEOたちと争う物語です。

近年問題になっているポリティカル・コレクトネスも交えて、IT化する社会は誰が管理すべきなのか? 現代のITが抱える問題を背景にしています。

と言っても、全然堅苦しくなく、とにかく疾走感を大事にして書きました。ジェットコースターみたいなスピーディな話の展開し、「まじっ?」と思える事件が次々と起きていきます。

グローバル企業の暗躍や、過去のP2P事件なども織り交ぜて、ITを知らない人でも楽しく読める内容になっていると思います。読んで楽しく、ちょっとだけ役に立つ、っていう感じですかね。

お時間があれば、ぜひお読みくださいませ。もちろん、無料です。

iPhoneユーザーは絶対覚えるべきSiriショートカットの使い方【iOS 12】

新機能「Siriショートカット」

AppleはiOS 12に「Siriショートカット」を搭載した。使ってみると結構便利なので、Siri嫌いの人にも試してもらいたい。

Siriショートカットとは

アプリの操作を簡単な音声コマンドで呼び出せるように設定できるのがSiriショートカットだ。通常だと「妻に”これから帰るよ”とメッセージ」と言ったようにSiriに命令しないと行けないところを、Siriショートカットを使って登録すると「帰るよ」だけで、同様のメッセージを送ることができる。

Siriショートカットの使い方

  1. 「設定」→「Siriと検索」
    f:id:tkan1111:20180928140116p:plain
  2. 直前で行ったアクションのうち「Siriショートカット」に対応したアクションが「ショートカット候補」に表示される。このアクションを追加したいなら「+」ボタンをタップ
    f:id:tkan1111:20180928141230p:plain
  3. 赤い録音ボタンを押して、音声コマンドを録音する。音声認識の精度はかなり高い
    f:id:tkan1111:20180928142614p:plain
  4. 別のアクションを登録したいなら、「すべてのショートカット」を選択f:id:tkan1111:20180928143515j:plain
  5. 対応しているアプリのコマンドが選べるf:id:tkan1111:20180928144545p:plain
  6. 表示されていないアプリ・コマンドは検索できるf:id:tkan1111:20180928144732p:plain
  7. 過去に登録したショートカットを削除するときは「マイショートカット」をタップ→「編集」
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おすすめショートカット

  • 「天気」・・・頻繁に見たい「ヤフー天気」を登録しておくと詳細な天気情報を確認できる。登録前は、純正アプリ「天気」が開く
  • 「ツイート」・・・Twitterアプリの「ツイート作成画面」が開く
  • 「音声ノート」「カメラノート」・・・Evernoteを使っている人は音声ノート作成、カメラノートを作成を登録しておくと、いつでも簡単にメモがとれる。テキストのメモ作成は登録できない。純正の「メモ」と重複するから?
  • 「シャッフル」・・・よく聴くプレイリストのシャッフル再生を登録しておくと、一発で再生できる。音楽を選んで再生開始するのは案外面倒な作業なので、一言で命令できるのは嬉しい
  • 「メッセージ」・・・「帰るよ」など頻繁に使うメッセージを登録しよう

対応アプリが増えれば

Siriは「Hey Siri」で呼び出せるので、別の作業をしているときでも、ワイヤレス充電しているときでも、Siriショートカットで命令できる。

Siriショートカットで命令できるにはアプリ側の対応が必要。今後多くのアプリが対応してくると、使用範囲がより広がるだろう。

iPhone XSの販売不振はAppleの想定通り⁉

iPhone XSの初動売上が明らかに

販売開始から5日間の「iPhone XS /iPhone XS Max」の売上と過去モデルの比較をBCNが発表した。

引用:BCN

順調な大画面モデル

iPhone XS Maxは昨年のiPhone 8 Plusと同等の売上を記録している。大画面を好むユーザーからの買い替えが多かったのだろう。大画面モデル初のフルディスプレイを求めるiPhone 8 Plusを求めた人もいると思われる。

iPhone XSの販売不振は想定通り

一方、iPhone XSの初動は、昨年のiPhone Xの半分以下と奮っていなかったが、徐々に売上は伸びていっている。とは言っても、iPhone XSの売上はiPhone X、iPhone 8に及ばない。

iPhone Xから見た目もスペックもあまり変わらないiPhone XSへの乗り換えが少ないのが原因と思われる。

もうひとつiPhone XS不振の理由は、iPhone XRの販売が控えていることだ。今までPlusではないiPhoneを好んでいたユーザーがiPhone XSではなくiPhone XRの販売を待っている様子が窺える。

これはAppleの想定通りだろう。今年はiPhone XSではなく、iPhone XRに人気を集中させて、2年、3年使っている過去のユーザーの買い替えを促すのがAppleの戦略だ。

だから、買い控えが起こるのがわかっているのに、安価なiPhone XRの販売を遅らせたわけだ。iPhone XSをメインに売るなら、昨年のように後から販売したはずだ。

前評判ではiPhone XRは、かなりヒットすると思われるが、iPhone Xに満たないiPhone XSの売上をカバーできるかどうかは未知数だ。

そして、Appleの目論見通り、iPhoneシリーズ全体の総売上と利益が前年度を上回れるか興味深い。