Apple Pencil対応iPad登場
色々と噂はあったが、今日発表された主なハードは新型iPadだけだった。
主なポイント
- Apple Pencil対応
- SoCがA9からA10へ
- サイズ、重さ、値段は変わらず(教育機関向けの割引あり)
- 本日から予約開始
最大の変更点は、無印iPad初のApple Pencil対応。教育向けのイベントだった今回は、直感的に生徒が使えて、教師が指導できるApple PencilをiPad Proより安価なiPadへの導入を発表した。
噂の廉価版MacBook Airがなかったのは、教育機関にはキーボードがない直感的に操作ができるiPadが最適だとAppleが判断したのだろう。
教育機関向けアプリも充実
今回多くの教育向けアプリのアップデートを発表した。たとえば「クラスルーム」というアプリでは、教師が生徒が使っているiPadをコントロールできる。クラス全員が同じページを開くように操作でき、生徒の進捗をチェックできる。
学生・教師向けにはiCloudを200GBを無料アップデートも発表された。
Apple Pencil対応の直感的に利用できるiPadと豊富なアプリ、例によって強固なセキュリティに守られた、クールでクリエイティブな教育向けソリューションを提供するのが、教育機関向けのAppleの回答なのだろう。
Appleの望み
今回のイベントを通じて、Appleはクリエイティブで楽しい学習を強く推していた。動画のような風景がAppleが理想とする学習だろうし、その先にはAppleが創業より追い求めている創造的なものづくりを担う人材が、全世界で増えてほしいAppleの望みがあるように思う。