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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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auのNetflixセット料金はお得か?

Netflixと連携

KDDIがNetflixとのセット料金を発表した。

japan.cnet.com

20GBのデータ利用量にプラス1,000円で、Netflix(ベーシック)、ビデオパスと5GBのデータ利用量が追加できる。

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お得かどうか分析

これはお得なのだろうか。20GB以上利用する人であれば、5GBの追加料金は5,000円になるので、確かにお得だ。30GBのプランは20GBより2,000円プラスなので、ちょうど25GB使いたい人には1,000円プラスで他のサービスがついてくることになる。25GBピッタリ使いたい人がどれだけいるかわからないが。

ビデオパスとNetflixの両サービスが付与するのはどうなのだろう。詳しく確かめていないが、重複する作品もあるだろうし、Netflixだけを視聴したい人にはビデオパスは不要だ。

しかもNetflixのベーシックプランはSD画像なので、テレビ画面で視聴するならHD画像が選べるスタンダードプランが必要だろう。そうなるとプラス月額300円だ。

サービスに活路を見出す携帯キャリア

各携帯キャリアは格安SIMに押されて、回線使用料だけではなく、サービスの拡販に活路を見出している。

携帯最大手NTTドコモは、dポイントを中心にdTV、dマガジンなどのサービスを促進している。スポーツネット中継のDAZNと提携し、通常料金より約800円安い「DAZN for docomo」を提供して好評だ。

auもビデオパスなどを展開しているが、ドコモとは差が開いている。auは販売サイトと連携して効果を出てきている。動画配信サービスでも「DAZN for docomo」の対抗として、今回のNetflixとの連携があったのだろう。

USを中心に世界を席巻するNetflixだが、日本ではドコモのdTVと大差がついており、追いつくためにもauとの連携は渡りに船だったわけだ。

【図】定額制動画配信(SVOD) サービス事業社別 市場シェア推移【図】定額制動画配信(SVOD) サービス事業社別 市場シェア推移

思惑が見え隠れする料金プラン

ただ、筆者の感想では、あまりお得な感じがしない。Netflixの通常料金よりも支払う金額が大きいので、「DAZN for docomo」と比べてお得感が低い。

ビデオパスも広めたいauとあまり値引きをしたくないNetflix双方の思惑が絡み合い、あまり有用だとは思えない5GBを追加して無理やりパッケージにした印象を受ける。

このauとNetflixの連携が成功するかどうか注視したい。 

www.kantakayama.com