オーディオブック「Audible」
長距離ランニングのお供にオーディオブックは最適だ。以前は騒音が激しいロードランニングだと聴きづらかったが、ノイズキャンセリングイヤホン「AirPods Pro」を使いはじめてからは明瞭に聴こえるようになった。
いくつかのオーディオブックのサービスがあるが、Amazonが運営している「Audible」が使いやすいと思う。キャンペーンもよくやっていて、通常でも初回は一冊無料で本が聴ける。
入会すると、好きな本と交換できる毎月1枚のコインがもらえる。
AudlbeはApple Watchに対応していて、ダウンロードするとApple Watch単体で聴くことができるなど、機能も優れている。
このAudibleには「返品」というシステムがある。返品するとコインが戻ってきて別の本と交換できる。
この返品システムについて考えています。
Audibleの返品方法
- WebでAudibleを開く
- 「XXさん、こんにちは!」→「アカウントサービス」を選択
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左上の「購入履歴(返品)」をクリック
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「返品する」をクリック
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「返品する理由」を選んで「返品する」をクリック。これで返品になってコインが戻ってくる
返品できる基準
この「返品」システムは、購入した本が自分のイメージにそぐわない場合のための救済措置だ。購入してから365日以内ならいつでも返品できる。どこまで聴いたら返品不可ということはない。悪用すれば、全て読み終わってから返品することもできてしまう。
AudibleのQ&Aには、このような記載がある。性善説に沿って、この返品特典が作られたのがわかる。
Amazonも対策を考えていて、悪用して何度も返品すると、返品できなくなる。
返品を何度も行なって制限回数を超えると返品不可になる。制限回数は公開されていないが、Amazonのメッセージとしては、返品を悪用するなということだろう。
退会後は返品不可
Audibleを退会後は返品できない。返品したいなら退会前に返品処理する必要がある。ちなみに退会しても購入した本を聴くことはできる。
返品の悪用はやめよう
ナレーターの声が合わないとか、内容が思ったのと違うなど、適切な返品なら良いが、悪用して全部聴いたのに返品するような真似はやめよう。
悪用すれば返品制度が厳格化されて、結果的にユーザーの首を締めることになる。