iOS 14.5 パブリックベータ6配信
マスク姿でもFace IDが機能することで注目のiOS 14.5のパブリックベータ版6(以下、PB6)が 4月1日に配信された。
小数点以下のマイナーアップデートでPB6までリリースされるのはかなり異例。しかも、報道によるとSiriの音声名称変更やバッテリー調整機能などの新しい機能が追加されているらしい。
iOS 14.5 PB6の配信から、iOS 14.5の正式版のリリース日を予想したいと思います。
iOS 14.5正式版は4/15?
異例のPB6の配信だが、一週間毎に新バージョンをリリースするサイクルは変わっていない。PB7がリリースされなければ、一週間後にGM版、正式版はそのまた一週間後である4月15日のリリースだと予想できる。
PB1 2021/02/04
PB2 2021/02/18
PB3 2021/03/04
PB4 2021/03/15
PB5 2021/03/24
PB6 2021/04/01
GM 2021/04/08?
正式版 2021/04/15?
どうしてPB6まで配信されたのか
小数点以下のマイナーバージョンアップで、PB6まで配信されたのは珍しい。PB6までバージョンを重ねたのはiOS 14.Xでは始めてで、一年前のiOS 13.4以来。メジャーバージョンアップの合間に毎年一回は中規模バージョンアップを実施していて、今年はiOS 14.5が該当している。
iOS 14.5にはマスク姿でのアンロック以外にもAirTagsへの対応、今回は明らかになったバッテリー調節機能など、数多くの機能が含まれていると言われている。
もうひとつは、以前から言われている春イベントとの関連だ。例年3月に行われることが多い新製品発表イベントが4月になっても開催告知がない。
イベント自体が存在しないのか、もともと4月に予定されていたのか、iOS 14.5の検証が遅れているからイベントも遅延しているのかは不明だが、新製品であるAirTagsを発売するためには対応するOSが必要なのは事実だろう。
いつまでベータ版のリリースが続くかわからないが、マスク姿でのアンロックはとても便利なので、気になる人はベータ版を導入してみても良いかもしれません(ベータ版は正常動作を保証していないので自己責任で)。