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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

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ahamoなど20GB2980円サービスに人気が集中の一方、炎上する元記者。明らかになった課題

大人気のahamo、povo、LINEMO

新しい携帯プランである「ahamo」「povo」「LINEMO」が大人気だ。契約変更が集中し、MNPの更新作業が滞ったり、SIMの配送が遅れたりする事態が起きている。

3大キャリアの既存ユーザーの多くが新プランへ移行しているようで、20GB2980円(povoとLINEMOは5分以内かけ放題なしで2728円。)が携帯プランの主流になりそうだ。

政府の圧力による値下げだが、多くのユーザーに受け入れられている。

しかし、いざスタートしてみると課題もでてきている。今後の携帯プランについて考えてみます。

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取り残される人たち

新しいプランは旧プランのおよそ半額ぐらい。その代わりにオンラインでの申し込みはできず、店舗でのサポートを受けることができない。なんでもスマホで完結したい若い世代は躊躇しないだろうけど、高齢者などあまりスマホに慣れていないユーザーには敷居が高い。

高齢者の中にはスマホへ移行しておらずガラケーを使っている人も多い。ガラケーの料金は、定期契約なしだと100MB1507円。ahamoの20GB2980円の半額ではあるが、使用できるデータ容量は200分の1だし、オプション扱いである5分通話無料を770円で追加すると、2277円とその差は、約700円となる。

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旧プランやガラケーを使い続けるのは、割高な時代になっている。と言っても、オンラインで新プランへ移行するのは難しい。情報弱者の方とネットを使いこなすユーザーとの格差はむしろ広がった。

情報格差を埋めるために

政府の圧力で携帯電話料金の値下げは実現したが、オンライン申し込み限定になったことで、格差はむしろ広がった気もする。

元新聞記者がahamoへの移行がうまくいかないことでクレームをつけて、炎上していた。「ahamoはサポート不要だから安いのに、サポートの不備に文句をつけるのはおかしい」というのが主な炎上の理由だ。正論ではあるが、あれだけ大量のCMを流したら、スマホに不慣れな人もahamoへ移行したくなるのは仕方がない気もする。

オンラインだけではユーザーを取りこぼすと気づいたのか、各店舗では「申し込み相談」を始めている。「申し込み不可だが、相談はできる」わけで、店舗での対応を省略してコスト削減するahamoの目的を果たせているのか微妙だけど、新プランでも他キャリアとの競争も激しくなっているので、各社なりふり構わなくなってきている。

新プランのユーザーが増えて主流になったときに、旧プランとガラケーユーザーを新プランに移行させる手段を考えないと、格差はさらに広がる。一方で、「店頭サポート不可」で進めれば、元新聞記者のような事案が発生する。

サポートが必要なユーザーには従来のプランを勧めて、サポートが不要なユーザーにはahamoと、きちんと棲み分けができるメッセージを流すことが大事だと思われる。

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