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新型13インチMacBook ProとMacBook Airを13項目で徹底比較。新型Proの残念な点も明らかに

新型13インチMacBook Pro登場

噂になっていた13インチMacBook Proが発表された。16インチMacBook Pro、MacBook Air、iPad Pro専用Magic keyboardにシザー式キーボードが搭載され、唯一バタフライキーボードを搭載している13インチMacBook Proがアップデートされるのは時間の問題と思われていた。

噂通りにシザーキーボードが搭載された一方で、同じく噂になっていた14インチディスプレイの採用は見送られ、16インチ版と異なり太いベゼルを維持することになった。

また多くのWindowsパソコンやiPhone 11シリーズにも採用されたWi-Fi 6も何故か非採用。Proと言いつつ「最強モデル」とは言い切れない内容となった。

MacBook Airと13インチMacBook Pro(2ポート)、13インチMacBook Pro(4ポート)を比較しながら、今回の新型を買うべきか考えてみます。

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ディスプレイ

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輝度と発色数が異なるだけで、サイズも解像度も同じ。ほとんどの人には遜色はないだろうし、普及機であるMacBook Airと差別があまりできていない。最新のPCにしては太ましいベゼルが細くなり14インチが搭載されることが期待されていたのに、どうして13インチのままだったのだろう? 14インチにすればMacBook Airとの有力な差別化要因になったのに。16インチ版も15インチがアップデートされてから半年後に登場したので、14インチ版は第11世代プロセッサを搭載して年後半に発表されるのだろうか。

プロセッサ

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CPUは差別化されている。MacBook Airは第8世代のCore i3/i5/i7が選べるが、MacBook Proに比べてclock数は抑えられている(Core i3はデュアルコア)。2ポートのMacBook Proは同じく第8世代のCore i5/i7であり、4ポート版のみ第10世代のCore i5/i7が選べる。

個人的にはProを選ぶなら4ポート版を選びたいと思う。

メモリ

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メモリは4ポート版のみ標準が16GBで32GBまで選べる。4ポート版はお高く見えるが最初から16GBなので2ポート版にメモリを増設すると、価格差は縮まる。

ストレージ

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4ポート版のみ標準が512GBで4TBまで選べる。価格を比較する際に注意が必要だ。

電源とバッテリー

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MacBook Airの方が1時間だけ長くバッテリーが持続する。ProというからにAirと同程度には頑張って欲しかった。筐体も大きいわけだし。

電源アダプタは従来通りProの方は61W。

セキュリティ・Touch Bar

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ProはTouch Barがそのまま。あまり評判がよろしくないTouch Barだが16インチ同様にESCキーが物理キーとして独立し、Appleとしては継続するつもりなのだろう。

カスタマイズができるので、個人的には気に入っているのだけど。

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カメラ

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カメラは同じものだと思われる。

オーディオ

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新型MacBook Airではスピーカー性能が向上したが、Proはハイダイナミックレンジステレオスピーカーと大層な名前がついている。前モデルと変わらないので、同じものだろう。Proのスピーカーには定評があるので問題はないかと。

キーボードとトラックパッド

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Proにもシザーキーボードが搭載された。これによりバタフライキーボードがAppleのラインナップから消滅した。逆T字型カーソルキーもAirと同じ。

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ワイヤレス

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Airもそうだったが、ProもWi-Fi 6非搭載。最新のWindows PCでは普通に採用されているのにどういうことだろう。

明らかにトレンドからすると変だ。Appleは昨年Intelのモデム事業を買収した一方で、通信用チップ大手のブロードコムと3年半1.6兆円にも及ぶ大型契約を締結した。

どのワイヤレスチップを採用しているか分からないが、Windowsで使われているWi-Fi 6を採用できない理由はないように思うが。

ポート

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4ポート版は左右にUSBーCのポートがある。左右どちらからでも充電できるのでケーブルの取り回しが楽だ。個人的にはこれだけの理由で4ポート版を選びたいぐらい。4ポートもいらないから、左右に1ポートずつでもいいんだけど。

サイズと重量

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幅と奥行きはAirもProも変わらない。Proは今回のアップデートで0.03kg重くなり1.4kgピッタリとなった。Airとの差は0.11kg。

エッジが効いているAirの方が手に持つと体感的に軽く感じるが、実質的な重さは大して変わらない。Airを選ぶなら重さよりも価格差を考慮して決めるべきだろう。

価格

  • MacBook Air:104,800円から
  • MacBook Pro(2ポート版):134,800円から
  • MacBook Pro(4ポート版):188,800円から

Airと2ポートProの価格差が最低価格で3万円、2ポート版と4ポート版の価格差が54,000円だ。4ポート版が割高に見えるが、16GBメモリ、512GB SSDストレージが標準であることに注意。8GBから16GBに変更するとプラス1万円、256GBから512GBへプラス2万円なので、それらを2ポート版に追加すると、価格差は24,000円に縮まる。

発売後ベンチマークテストの結果が出てくると思うが、プロセッサが異なるので、当然処理性能も違うだろう。左右にポートがあることも重要視したい。

まとめ

今回のMacBook Proはキーボードがシザー式に変わり、内部プロセッサがアップデートされた。特に4ポート版は第10世代のプロセッサに変わり、Proの名にふさわしいスペックとなった。

ただ、噂にあった14インチ版は見送られ、太いベゼルはそのままとなった。Wi-Fi 6も非採用で、将来長く使うとなると不安が残る。

2ポート版はポジショニングが難しい。性能は多少違うが、3万円安くて100g軽いAirと競合する。Touch Barが好きでないなら、尚更Airを選びたくなるに違いない。

メモリを16GBにストレージを512GBと今のPCとしては標準の仕様に引き上げると4ポート版との価格差は24,000円となる。この価格なら第10世代プロセッサ搭載の4ポート版を選びたくなる。

4ポート版はProらしいモデルで、しかも今回価格が安い。同じ仕様で比べると旧モデルより4万円程度値下げされている。

4ポート版は性能だけではなく、左右両方から充電できるのでケーブルの取り回しが楽だ。外部で充電しながら使用するときにコンセントが右側にあってケーブルが短い場合がある。

個人的には性能を求めないならAir、高性能を追い求めるなら4ポート版を選ぶと後悔が少ないと思います。

 

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