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15インチMacBook Airが登場しない4つの理由

15インチMacBook Airが4月に登場?

Appleが15.5インチ版のMacBook Airを4月上旬に発売するという噂が出ている。

しかし、13インチ版MacBook Airでも充分なのに、本当に15インチ版が存在するのか疑問もある。

登場しない理由を考えてみます。

MacBook Proの存在

MacBook Proには14インチと16インチがある。15インチは確かにないが、ここに15.5インチが入るとノートPCのラインナップがかなり渋滞する印象だ。

現行のMacBook Proはそこまで重くもなく、14インチは1.6キログラムある。13インチMacBook Airが1.24キログラムなので、15インチにしたら1.5キログラムに近くなると思われる。そうなると重さではAirとProの違いはあまり大きくない。

現行機の性能で満足

M2搭載MacBook Airは完璧に近いマシンだ。動画編集など負荷が大きい仕事をしなければ、Airの性能に不満を感じる人は少ないだろう。バッテリー持続時間は最大18時間と長く、ボディサイズを大きくしてこれ以上バッテリーを搭載し駆動時間を伸ばすメリットは薄い。

そうなると、15インチ版との違いはディスプレイサイズだけだ。もちろん大きなディスプレイを望む人はいるだろうけど、Airを選ぶ目的は持ち運びの良さなのに、15インチ版になると快適さが少し失われる。

価格

ディスプレイが大きくなれば、価格も当然高くなる。日本円だと現行13インチモデルでも164,800円もする。14インチと16インチMacBook Proの価格差が60,000円ある。

15インチMacBook Airも同じぐらいの価格差になるとしたら、224,800円が最低価格になる。16GBメモリ、512GBストレージに標準とも言えるスペックまで増量すると298,000円になり、約300,000円だ。

30万円はMacBook Airとは思えない価格だ。この金額でAirを出して、買う人がどれだけいるか。

過去に存在しない

歴代Airモデルに15インチ版はない。Airは持ち運びを前提としたモデルなので、より小さい11インチ版はあったが、大きくなりすぎる15インチ版はない。「Air」というイメージからも15インチ版は逸脱している。iPadにもAirモデルはあるが、標準サイズである10.9インチしかなく、Proのように拡大版はない。

出ないんじゃないかな

噂では4月に発表があるということだけど、こうやってAirを取り巻く状況を確かめると、本当に出るのか疑わしくなる。

Proとの差別化が難しいので、販売しないんじゃないかなと思うけど、どうだろうか。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は高山環(たかやま かん)というペンネームで小説を書いています。
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