小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

Appleが日本独自キャンペーンを開始。条件を満たせば5,000円分ギフトカードをプレゼント

ケータイ下取りキャンペーン

Apple Japanが他社の携帯電話からiPhoneへ乗り換えるキャンペーンを開始した。

f:id:tkan1111:20180722095353p:plain

他社製のケータイ(フィーチャーフォンを指すと思われ)を下取りに出すと5,000円のギフトカードがもらえる。Androidスマートフォンは通常の下取り額に5,000円を加えてくれる。

f:id:tkan1111:20180722095958p:plain

日本独自の取り組み

調べた限り、このキャンペーンは日本独自のものだった。USや他国のトップページは、日本の買い替えキャンペーンの場所に学生用販促キャンペーンの案内がある。

f:id:tkan1111:20180722100403p:plain

USのトップページ

f:id:tkan1111:20180722100337p:plain

日本のトップページ

とても対照的だ。USのキャンペーンは学生向けで、日本のキャンペーンはいわゆるガラケーをメインに使う中高年世代が対象だ。

日本のページではiOS 12で搭載予定のMemojiみたいな年齢不詳の人物が描かれている。以前だったら、お年寄りの写真を使っただろうけど、年寄り=ガラケーという決めつけがポリティカル・コレクトネス的に許されないと判断したのだろうか。

日本のガラケー使用率の高さが背景

日本のスマートフォン使用率は64%で先進国最低。韓国は92%、アメリカ78%と60%台は日本だけ。日本でも20代は92%と高いが、60代は19%と非常に低い。中高年がガラケーを使い続けているのがよくわかる。

引用:総務省 通信利用動向調査

他国と比較してiPhoneのシェアが高い日本だが、中高年世代はまだ開拓の余地があると判断したのだろう。人口が多い世代なので、ガラケーからiPhoneに買い換えてくれたら、シェアをさらにあげることができる。

グローバル企業であるAppleが一カ国だけの特別措置を行うのは非常にパワーがいることだ。それだけ、日本市場が重要視されているということだろう。

特別ページでは、スマートフォンに慣れていない層でもiPhoneを使う便利さをアピールする内容になっている。このサイトのURLは”keitai-switch”だ。

f:id:tkan1111:20180722102648p:plain

f:id:tkan1111:20180722102748p:plain

www.kantakayama.com