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新macOS「Big Sur」パブリックベータ版を入れてみた

新macOS「Big Sur」

Macbook Proが修理から戻ってきた。ロジックボードが交換になったので、OSをセットアップしないといけない。折角だから公開されたばかりの新しいmacOS「Big Sur」のパブリックベータ版をインストールしてみた。

一日使った感想を記します(使用した画像は全てAppleのサイトからの転載です)。

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パブリックベータ版のインストール

ロジックボードが交換されたので、初期セットアップがまずは必要。購入した時のOS「Catalina」をセットアップして、続いてAppleの「Apple Beta Software Program」にログインして(初めての人は登録が必要)、Big Surのパブリックベータ版をダウンロードしてインストールする。

インストール時間は45分程度。Big SurではOSのアップデート時間が短縮されることになっているが、OS自体のセットアップ時間は以前と変わらない。

OSのセットアップが完了してから、「移行アシスタント」でTime Capsuleから元のデータを移行する。

目立った問題はない

OSを一日使ってみたが、目立った問題はなかった。Catalinaと同じように快適で、動作しないアプリは筆者環境ではDTCP-IP絡みだけだった。レコーダーの番組をMacで鑑賞するために「StationTV Link」を使っているが、Big Surでは起動しなかった。DTCP-IPはコンテンツコピーの不正を防止するための仕組みなので、正式ではないOSだと動作しないのだろう。

Catalinaでは動作していたので、Big Surの正式版が登場してから対応してくれると思う。

それ以外ではエラーが出たり、ブラックアウトしたりすることは今のところない。

iPhoneみたいなアイコン

インストールしてすぐにわかる違いはアイコンだ。既報の通り、Big SurのアイコンはiOSに似せている。Catalinaまでは丸いアイコンが使われていたので、角が丸いアイコンは新鮮だし、並べると収まりが良い。

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引用:Apple

iPhoneで馴染みがあるので多くのアイコンに違和感はないが、気になるのはむしろiPhoneからリデザインされたアイコンだ。

例えば「メッセージ」のアイコンはBig SurからiPhoneと同じ緑色に変更になったが、吹き出しに陰影がついている。メールやFacetimeも同様だ。iPhoneからMacを差別化したいのかと思うが、カレンダーや連絡帳などはほとんど陰影がなくiPhoneに近いアイコンを採用しているので、並べるとモヤモヤする。

また、アイコンは基本的にフラットデザインを採用しているが、一部のアイコンはMac伝統(?)の現実世界に似た立体的なデザイン「スキューモーフィック・デザイン」で描かれている。例えば下記は新しく設計された「プレビュー」のアイコンだけど、やたら精緻な画像になっている。フラットデザインと一緒に並べると、デザインテーストが全然違うので、やっぱりモヤモヤする。

iPhoneと全く同じアイコンにした方が違和感が少ない気がする。

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引用:Apple

コントロールセンター

iOSと同じようなコントロールセンターがメニューバーに配置された。スイッチのようなアイコンをクリックするとコントロールセンターが開き、Wi-FiやAirDrop、ディスプレイなどを調整できる。

カスタマイズはできないが、コントロールセンターの内容はスッキリまとまっている。ただ、コントロールセンターを使うと以前よりも1ステップ増える。例えばWi-Fiを変更するには、コントロールセンターを開いて、そこからWi-Fiを選び、設定を変更しなければならない。メニューバーにあるWi-Fiのアイコンからアクセスするなら、1クリック省略できる。

以前と同じようにメニューバーにWi-FiやBluetoothのアイコンを並べることもできるが、メニューバーのアイコン同士の間がやけに広くて、気持ちが悪い(下の画像よりも現行のバージョンはアイコンが離れているように見える)。

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引用:Apple

また、一番右の時計・日付とコントロールセンターのアイコンの位置は変更できない。

時計・日付をクリックすると、通知センターが現れる。ウィジェットを置くとこができるので、通知だけではなくカレンダーや株価も参照できる。ウィジェットは今のところApple純正のみ。綺麗にまとまって便利だけど、わざわざ通知センターを開いて、参照するかというとちょっと微妙だ。

新しいiOSのようにウィジェットが画面に配置できても良いと思うけど。Macの画面はiPhoneより広いのだし。

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引用:Apple

爆速なSafari

Big SurではSafariの描画速度が速い。特にブックマークに登録されているサイトはブックマークを選ぶと瞬時に表示される。おそらくブックマークのサイトの情報を先読みしているのだろう。だから、ブックマークに未登録のサイトはブックマークのサイトより遅く感じるが、それでもCatalinaよりは速いと思う。

速度以外でも多くの点が改良されている。他のアプリも同様だが、フラットデザインのメニューはシンプルで美しい。

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引用:Apple

Safariの拡張機能はApp Storeに組み込まれたが、まだ数が少ないので、以前と使い勝手はあまり変わらない。

変換効率が向上した「日本語」

Big SurのIME「日本語」は改善されたと思う。ライブ変換は速度も精度も上がったように感じる。おそらくBig Surからだと思うが、変換候補に「数字」が付くようになった。変換候補にカーソルを当てなくても数字を押せば選べる。他のIMEでは当たり前の機能だがやはり便利だ。

正式版へ期待が持てる

一日しか使っていないけど、Big Surのパブリックベータ版の完成度は高い。もちろん自己責任だが、筆者の環境では大きな問題は起きていない。

できれば、アイコンをiPhoneと全く同じようにしてほしいし、ウィジェットもデスクトップに置けるようにしたいけど、それはMacとiPhone・iPadの融合が進む次の段階かもしれない。

 
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