たまにはWindowsも使いたい
Macをメインに使っていても、たまにWindowsを使いたい時がある。筆者の場合、推敲するときにWindowsの「一太郎」を使う。
MacでWindowsを使用するには、いくつかの方法がある。一番有名なのは、Boot Campを使って、MacにWindowsをインストールする方法だ。
そのためには、Windowsのイメージを用意しないといけないし、セットアップに手間がかかる。Windows PCを既に持っているなら、そちらを使う方が手っ取り早い。
だけど、WindowsとMacの両方のPCを使うには並べる場所が必要だし、キーボードとマウスが2セット必要だ。
MacからWindows PCをリモート操作する方法をご紹介します。
MacでWindowsを操作する
Windowsをリモートで操作するのに、一般的なのは「リモートデスクトップ」だが、こちらはWindows 10 Proでないと使うことはできない。
アプリもいくつかあるが、Mac側にインストールしなくても使えるのが「Chrome リモート デスクトップ」だ。Googleが提供するこちらのサービスを使えば、MacからWindows PCを操作できる。
- WindowsとMacを同じGoogleアカウントでログインする
- Windows PCで「Chrome リモート デスクトップ」ページにアクセスする。「リモートアクセス」タブの「リモートアクセスの設定」を「オンにする」
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「名前の選択」でパソコンの名前を入力し、「次へ」をクリック
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「PINの入力」でPINを設定する。PINは数字で6桁以上。設定したら「起動」をクリック。Windiows側の作業はこれで終了
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MacのSafariで「Chrome リモートデスクトップ」をクリックする。しばらくすると、設定したWindows PCが現れるので、クリックする
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設定した 「PIN」を入力。チェックボックスをクリックすれば、PINが保存されるので、次回からも入力が不要になる。入力したら「→」をクリック
- Windowsが起動する。Mac上でWindowsを操作できる。「Command⌘」キーでWindowsのスタートメニューを開くことができる
お手軽なリモートデスクトップ
同じGoogleアカウントにログインしているブラウザなら、アプリをインストールすることなく、MacでWindowsを操作することができる。お手軽で簡単だと思う。
同じネットワーク内なら速度も申し分ない。
普段はMacだけど、たまにWindowsを使いたい人にはおすすめの運用です。