データ漏洩?
iPhoneやMacを使っていると「このパスワードはデータ漏洩で検出されたことがある」という警告メッセージが表示されることがある。
Appleが持っている「パスワード漏洩リスト」に同じパスワードが存在するという意味らしく、自分のIDとパスワードが漏洩したことを示すわけではないようだ。
あまり頻繁に表示されるので、オフにしたくなるが、参考になるメッセージもある。
オフにする方法と警告メッセージの一覧をご紹介します。
「侵害されたパスワードを検出」をオフにする方法
- iPhoneで「設定」を開く
- 「パスワード」→「セキュリティに関する勧告」→「侵害されたパスワードを検出」を「オフ」にする
警告メッセージ一覧
- 「このパスコードは簡単に推測できます」
→ 実在する英単語や「1234」などわかりやすい数字の羅列を意味している - 「このパスワードではパスワードの一部が繰り返されているので、簡単に推測することができます」
→ 数字や英単語を繰り返して設定していることを意味している - 「このパスワードは、その他のWebサイトで再使用されています」
→ 他のサイトで同じパスワードを転用していることを意味している。パスワードを共有しているサイトでパスワードが流出すると、このサイトの危険性も上がる
どういうパスワードだったいいのか?
Appleが考える「安全性の高いパスワード」とは、どういうパスワードだろう? Appleの資料を読むと、使って安心なパスワードとは、こちら。
- 意味のない数字と英字の羅列
- 大文字小文字が混在
- 記号が混在
これらの条件すべてに合致するパスワードをAppleは「安全性の高いパスワード」としている。iCloudキーチェーンが自動生成してくれるパスワードが、まさにこの条件に合致する。Appleデバイスでしか使わないなら、自動生成してくれるパスワードに身を委ねても良いかもしれない。
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