面倒なパスコード入力
Apple Watchを使っていて、意外に不便なのがパスコード入力。「手首検出」をオンにしておくと、Apple Watchをはずしてつける度にパスコードが要求される。「手首検出」をオフにすると、セキュリティ上問題があるだけではなく、さまざまな機能が使えなくなってしまう。
「パスコード」をオフにしてしまうこともできるが、その場合はApple Payが利用できない。それも大変困る。
「iPhoneでロックを解除」をオンにしておけば、iPhoneでアンロックした時にApple Watchのロックも解除できるが、iPhoneに触らないといけない。iPhoneを持っているだけでApple Watchがアンロックされれば楽だけど、セキュリティ的には問題がある。
もちろんApple Watchの画面上からパスコードを入力できるが、入力するには両手を使わないといけない。
画面に触れなくてもパスコードを入力する方法がある。その方法をご紹介します。
Apple Watchの画面に触れないでパスコードを入力する方法
画面に触れないで操作するためには、「アクセシビリティ」にある「AssistiveTouch」を用いる。
設定方法
- iPhoneの「watch」をひらく
- 「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」を選ぶ
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「AssistiveTouch」をオンにする
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「ハンドジェスチャ」をタップして、「ハンドジェスチャ」をオンにする
- 「ピンチ」に「タップ」を選ぶ
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「戻る」をタップして、有効化するジェスチャを「ダブルピンチ」になっているのを確認(親指と人差し指を2回合わせる動作。別の動作でも可)。設定した動作をすると、ハンドジェスチャが起動する
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「戻る」→「ハイライトのスタイル」をタップして、「自動ハイライト」を選ぶ。「自動ハイライト」にすると、フォーカスが自動的に移動する。速度はお好みで。これで設定は完了
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ロックした文字盤で設定した「ダブルピンチ」を実行すると、パスコード画面に遷移して、青いフォーカスが順番に移動するので、設定した数字にフォーカスが当たったら、ピンチ(親指と人差し指を合わせる)する
片手でパスコード入力
フォーカスが移動するのを待っていないといけないので、4桁以上の数字を入力するのには、かなり時間がかかる。それでも、片手がふさがっているときでもパスコードを解除できるので、設定をしておこう。