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「アフターコロナ」ではなく「ウィズコロナ」におけるIT業界の5つの変化。Second Lifeが復活?

「アフターコロナ」ではなく「ウィズコロナ」

37都道府県で緊急事態宣言が解除されて、日本では騒動が収束に向かっている。3月末の感染をピークに感染者は漸減している。

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死者数は遅行指数なのでまだ減らないが、いずれ減っていくはずだ。

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欧米でも感染のピークは過ぎて、徐々にロックダウンを解除し始めている。

感染拡大の終わりが見えると同時に、今後の未来が見えてきた。今までコロナがなくなる世界「アフターコロナ」が議論されていたが、ワクチン開発に時間がかかりコロナが根絶されない人類とウィルスが共存する「ウィズコロナ」の世界が議論され始めている。

これだけウィルスが世界中に感染したら、ウィルスは根絶することなく、一度収束しても第二波第三波の到来が予想される。収束宣言を出した中国でも外国からの渡航者や感染源となった武漢で再度感染が発生している。

一度ロックダウンが解除されても、再び感染が広がり、対処を迫られる可能性が高い。

インフルエンザよりはるかに少ない死者数で今回の感染を抑えることができたが、人々の中に植え付けられたコロナウィルスへの恐怖心は容易に消えない。「ニューヨークのようになるかもしれない」という恐怖を人は長い間抱き続けるだろう。

収束後、消えることなくウィルスと共存する「ウィズコロナ」の世界。

IT業界も、新しい世界「ウィズコロナ」に対処する必要がある。ITに起こる変化について考えていきます。

タッチパネルからジェスチャー

ガストへ行ったら、店員の人がビニール手袋をくれた。タッチパネルメニューを操作するためだ。タッチパネルはスマートフォン以外にも店舗や駅など多くの場所で使われている。コロナウィルスはプラスティックなどの物体の上でも暫くは生きながらえると言われているので、かなり確率は低いがタッチパネルは感染のリスクがゼロとは言えない。

将来的にはタッチパネルよりはジェスチャーで操作する方式が増えていくことになるだろう。Androidなどに導入されているようにカメラでユーザーの動作を読み取る方式は一般化している。基本的に個人が使用するスマートフォンよりも公共の場で使用する装置に導入されることが増えていくと予想される。

接触者の追跡

GoogleとAppleが協働で開発を進めている「接触者追跡」は感染者が報告すると、感染者と長い間接触した濃厚接触者をBluetooth通信の履歴から割り出しアラートを出す仕組みだ。

当然、暗号化技術を使いプライバシーには最大限配慮するとしている。

もっと苛烈な監視を行なっている国もある。ロシアなどではスマートフォンの情報と監視カメラによって国民の行動を追跡している。中国では毎日の健康状態をQRコードで提示しないと施設に入れない仕組みを構築している。

多くの国が今は緊急事態だから一時的に監視していると言っているが、ウィズコロナの世界ではその状況が長く続くことになる。

「国民の安全」の名のもとに始めたことを止めるのは難しい。今後もプライバシーと引き換えに安全を確保する姿勢は変わらないと思われる。

AppleとGoogleのロゴ

大規模イベントの中止と新たなアプリ

多くの人が集まるイベントが全世界で中止に追い込まれている。Appleは6月恒例のWWDCのリモート開催をすでに決定している。ウィズコロナの世界では人が密集する大規模イベントは行えない。感染を拡大する危険性が高いからだ。

この1ヶ月の自粛でZOOMが一気に一般化した。ZOOMはリモート会議に適しているが、リモートイベント用のアプリが今後出てくると思われる。

例えば、アバターを使った懐かしの「Second Life」みたいなバーチャル空間が復活するかもしれない。

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リモートオフィス・リモート学校の備え

自粛の間にリモートオフィス化はかなり進んだ。徐々に日常が戻り、通勤・通学も再開されるが、再び感染拡大したら自粛に舞い戻ることになる。「ハンマーとダンス」と言われる状況だが、自粛が再開した時のためにリモートオフィス・リモート学校の準備を行う企業・組織が増えるだろう。

日本社会は瞬時の切り替えには時間がかかるが、災害のために準備するのは得意だ。自治体に予算がつき、各学校にもPCとリモート環境が用意されることになる。

PCメーカーは活況を呈することになりそうだ。

強大化するAmazon

アフターコロナの記事でも書いたが、ウィズコロナの世界ではAmazonが最も優位な立場にある。Amazonはリアルな店舗にも手を広げてきたが、多くのビジネスが「リモート」を基点としている。

  • オンラインショッピング
  • ストリーミングビデオ・音楽
  • クラウドサービス

これらの分野でAmazonは優位に立っている。ウィズコロナの世界では、これらの分野がさらに伸びると予想される。

これ以上Amazonが力を得ると、各国の政府から圧力がかかると予想される。規制がかかったり、企業分割などの措置がとられたりする可能性もある。

ITがウィズコロナ最大のインフラに

ビットでやりとりをすることが原則のITは人の移動が制限されるウィズコロナの世界では、ますます存在感を増すことになる。今でもITは重要な社会インフラだが、この傾向はさらに加速し、ウィズコロナの世界を支える最大のインフラとして機能することになる。

 
IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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