宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
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Amazonが書籍ページのレイアウトを更新。フォローして同じ作者の本を見つけやすくなる

書籍ページをアップデート

PC版のAmazonの書籍ページのレイアウトが変更になった。書籍名の上に著者名のリンクが表示されて、著者名をクリックすると著者セントラルと呼ばれる著者ページに飛ぶことができるようになった(スマホの表記に変更がない。また、USのAmazonサイトは従来通りの表記だ)。

以前は、書籍の左下にフォローのリンクにあったが、目立ちやすい場所に移動した。

著者セントラルとは

著者名をクリックすると著者セントラルに飛ぶ。著者セントラルは、著者の専用ページで、著者の説明と自著を並べることができる。

また、著者が独自の画像を追加することも可能だ。

新しいレイアウトの著者横名には、「+フォロー」というボタンがある。フォローすると、その著者が新作が出ると通知が届く。

著者を選ぶ方式へ移行か

今回の変更が、ユーザーを著者セントラルへ誘導したい意図は明らかだ。今までも著者のリンクはあったが、小さくわかりにくかった。

今までのAmazonの表示は、書籍が主体だった。Amazonのページを開くと売れている書籍が「Amazonのおすすめ」順に並んでいる。本が主で、著者は従になっていた。

どんなに著名な作者でも、著者ページが優先されて表示されることはない。

本屋の店内を思い出すとわかるが、売れ筋ランキングのコーナーはあるが、同じ出版社の同じ著者名の本が書架に並んでいる。本を買う人は、本のタイトルで選ぶ場合ももちろんあるが、気に入った著者の本を探して買う場合もある。

今回のレイアウトの変更は、著者主体の本選びへ誘導する目的があると思われる。著者主体のページになると、本を読んで気に入った著者の違う本が見つけやすくなる。

Amazonの販売サイトには街の本屋とは異なる特徴がある。それはKindle Unlimitedだ。Kindle Unlimitedの会員になると、対象の本が読み放題になる。購入するよりも気軽にさまざまな本を読むことができるので、普段読まない作者の本を見つけやすい。自分の好みに合った作者を見つけたら、その人の本を読みたくなる。

著者ページが目立つようになると、同じ作者の本を選びやすくなる。

著者ランキングがあれば

今回は著者ページのリンクが目立つようにレイアウトが変更になった。今後、書籍主体ではなく著者主体のサイトに変わっていくなら、著者ランキングがあると良いと思う。AmazonなどのECサイトは一度に表示する数に限りがあるので、何らかの基準をもとに上位の商品から表示する。

Amazonサイトだと「Amazonのおすすめ順」に並ぶのがデフォルトだ。「評価順」などで並び替えることができるが、あくまでも書籍が主体だ。

書籍の他に「著者ランキング」があると、人気著者別の一覧が表示され、著者から選びやすくなると思う。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は高山環(たかやま かん)というペンネームで小説を書いています。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
Kindle Unlimited会員ならすべて無料、非会員の人にも0円からご用意していますので、お読みいただけると幸いです。感想もいただけたら感涙でございます。