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新型Apple Watchはフルマラソン完走を目指す

今年も登場

新型Apple Watchの存在を示すデータがベータ版のiOSから見つかりました。

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iphone-mania.jp

ベータ版のOSから、未発売モデルの型番が見つかるケースはよくある。まあ、Apple Watchは毎年モデルチェンジしているので、秋にApple Watch series4が発売することはほぼ間違いなく、問題はどんな新機能をAppleが追加するかだ。

過去にも、物理的なボタンを無くして気密性を高める、大型サイズ可など様々な噂が飛び交っていた。

ここまでの噂を改めて検証してみよう。

物理ボタンの全面廃止

無いと予想する。以前の記事でも書いたとおり、再起動を行うために、少なくてもひとつの物理ボタンを残す必要がある。形状を変えないのであればデジタルクラウンを残すことになるだろう。サイドボタンの廃止はあり得るかな。

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大型サイズ化

軽量化ができるならあり得るだろう。watchOS 5をみてもわかるとおり、Apple Watchはエクササイズ向けの機能を増やしている。ランニングをしながらでも識別できるように視認性を高めるため液晶サイズの大型化はあるだろうが、重くなることはないと思われる。エクササイズ向けで有名なガーミンにApple Watchが負けているのは重量と厚みだからだ。液晶サイズを大きくする代わりに薄型化を行えるなら、ガーミンに対抗できる。

バッテリー増量

あり得る。今のApple Watchはフルマラソンを走るにはバッテリーが少々心もとない。Apple Watch単体でGPSと4G LTEを使用した場合の最大連続使用時間は4時間。サブ4(4時間以内にフルマラソン完走をさす)達成できる人でも、ラン前の待機時間を考えるとフルマラソンにApple Watch単体では使えない(iPhoneも一緒に携帯すれば4G LTEとGPS機能を使わずに済むので15時間ぐらいは使用できる)。ガーミンに対抗するためにも、もう一段階の強化が必要だ。

軽量化

ガーミンに負けている部分なので、強化してくると思われる。ただ、やはり重量増にならないようにしないといけないので、Appleになにか策があるのだろうか。サイドボタン廃止だろうか?

カメラ追加

個人的には欲しいが、ないだろう。エクササイズ向けにフォーカスしてきたApple Watchにとって余分な機能だし、重量増も避けられない。watchOS 5に音声だけのトランシーバー機能を加えた点からもカメラ機能の追加はないと見る(映像付きトランシーバーってないですよね)。

ヘルスチェックセンサー追加

エクササイズの他にApple Watchが重視しているのがヘルスケアだ。多くのセンサーを腕時計型端末に付与する特許をAppleは申請しているが、現実的に今年導入するセンサーがあるだろうか。あるとすれば、既存のセンサーを強化し、病院と連携をとる機能がサプライズとして秋に登場するかもしれない。アメリカではいくつか噂もでている。

Face ID搭載

ないと予想する。iPhoneと連携してアンロックできるので、カメラやセンサーを付加して重量増にしてまでFace IDを追加するメリットがApple Watchにはない。

限定される機能追加

watchOS 5からもわかるとおりApple Watchはワークアウト機能の強化に執心だ。エクササイズへの利用を優先すると、追加できる機能は限られてくる。Apple Watch単体利用でのフルマラソン完走を目標に、軽量化、バッテリー強化を行うのは正しいアプローチかもしれない。

これから秋にかけて、新型Apple Watchの流出情報は増えてくると思うが、予測を上回るあっと驚く新製品を期待したい。

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