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新型iPad mini 5が登場⁉ iPhone・Appleの現行戦略と比較して実現可能性を考えてみた

iPad mini 5が登場⁉

Appleの情報に詳しいミンチー・クオ氏が、新型iPad miniを今月のイベントか来年にAppleが発表すると報じた

iPad miniは2015年にiPad mini 4が登場してから、一度もモデルチェンジがなくほったらかし状態が続いていて、このままリタイアする見方が強かった。本当に新モデルが登場するのだろうか? 可能性を考えてみた。

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iPhone・現行iPadとの比較

現行のiPad mini 4は7.9インチの液晶を搭載している。一方、iPad miniが放置状態の間に、iPhoneのディスプレイは拡大を続け、iPhone XS Maxでは6.5インチの液晶を搭載している。まだ1.4インチのサイズの差がある。1.4インチの違いは、全く別の使い方をするデバイスと言っていい。

モデルチェンジするなら最新の流行に則りiPad miniもフルディスプレイサイズになるだろうから、1インチ程度サイズが大きくなるだろう。iPad mini 5が登場するなら、ディスプレイサイズは9インチ程度の大きさになると思われる。

現行のiPadは9.7インチだが、これもフルディスプレイになれば11インチ弱になる。もともとiPad miniはiPhoneとノーマルiPadの隙間を埋めるデバイスだったので、iPhoneが大型化した今でも、その役割は果たせそうだ。

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他社デバイスとの比較

8インチ前後のタブレットは一時期減っていたが、AmazonのFire HD 8や、HuaweiのMedia Padシリーズが登場している。とは言え、タブレット市場自体が縮小を続けており、タブレットでまともに利益がでているのはAppleだけと言われている。OSも価格帯も異なる他社のタブレットの対抗としてAppleがiPad miniを出す意味は薄い。

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Appleの今までの戦略との比較

時価総額で史上最高額を記録したAppleの一番の課題はiPhoneに偏る利益構造の改善だ。スマートフォン市場が飽和する中、iPhoneの販売台数も伸びなくなってきている。そこでAppleはiPhoneの販売単価を上げる戦略にでた。その戦略に沿って、フルディスプレイサイズ・OLED搭載のiPhone Xが昨年生まれ、フルディスプレイサイズの単価が高いiPhone XRとiPhone XS Maxが今年登場した。

iPhoneに利益構造がここまで偏るのは、Appleの誤算だった。Appleとしては、iPadが次世代パーソナルコンピューターとして伸びるはずだったが、人々が求めたのはiPhoneだけだった。iPad Pro、ノーマルiPadの値下げによりiPadの凋落は下げ止まってきたが、Macの代わりになるほどの人気はない。

今月のイベントで新型iPad Proを発表し、iPadこそが次世代パーソナルコンピューターだとクックは改めて宣言すると思われる。iPad ProがUSB-Cを搭載するのも、iPadはiPhoneの大型版ではなく、パーソナルコンピューターだと言いたいからだ。

その中で、iPad miniはどのような位置づけになるのだろう。iPad miniを次世代パーソナルコンピューターというのは少々無理がある。

一部のコアな人向け以外で、8インチの超小型コンピューターの需要があるとは思えない。iPad miniはiPhoneの画面が大きなデバイスという位置づけから逃れられない。

需要があるとすれば、格安iOSデバイスとしてだろう。電子マネーやQRコード決済が増えており、店舗でタブレットを用いた決済も増えている。店先に10インチ以上のタブレットだと大きすぎて邪魔だ。8インチぐらいのタブレットがちょうどいい。

現行ノーマルiPadよりもかなり安いiPad mini 5が登場すれば、そういったビジネス向けの需要はありそうだ。

iPad mini 5登場の可能性は低いと予想

色々な角度から見てきたが、iPad mini登場の可能性は低いと筆者は予想する。製品単価を低くせざるを得ないiPad miniをわざわざ開発する必然性がAppleにはない。格安タブレットでマーケットを獲得するために、利益率を減る選択をAppleがするとは思えない。iPadを次世代パーソナルコンピュータにする方針にも沿っていない。

個人的には防水で安価な8インチ程度のタブレットがでれば、今使っているソニーのタブレットをリプレースできて嬉しいのだけど。

iPhone XRに買い換えるべきユーザーは? 各モデルとiPhone XRの比較

iPhone XRの事前レビュー公開

iPhone XRの販売前レビューが一斉に解禁された。今回のiPhoneシリーズは充実していて選ぶのに悩むというのが、大方のレビューの見解だ。

逆に言うと、iPhone XRを絶対選ぶべき人がよくわからないということだ。

今までハイエンドモデルばかり買っていた人はiPhone XS(大型モデルが好きな人はiPhone XS Max)で決まりなのだろうけど、昨年のiPhone Xからあまり代わり映えしないiPhone XSへの買い替えを躊躇している人も多いし、それ以外のモデルのユーザーはiPhone XSにすべきか、iPhone XRにするか悩むところだろう。

既存のユーザーが何を買うべきか以前の記事で考えてみたが、今度は各ユーザーがiPhone XRに買い換えるべきか考えてみる。

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どのユーザーがiPhone XRに買い換えるべきか?

iPhone Xユーザー

一年前、十周年記念モデルを購入したiPhone Xユーザー。買い換えるべきではないでしょう。iPhone XSの方がiPhone Xより性能が良い部分は、あまり多くない。スペック的には新チップA12 Bionic、新しいポートレートモードぐらいで、OLEDから液晶、デュアルカメラからシングルカメラとスペック的に落ちる部分も多い。

ハイエンドモデルが大好きな人は、iPhone XRを買っても自己満足できないと思う。

ただ、iPhone XからiPhone XSに買い換えるよりは、カラバリのiPhone XRの方が、「ニューモデル!」ということを他人にアピールできる。iPhoneにあまり詳しくない人に自慢したい方はiPhone XR、とくに目立った色に買い換えるのは良いかと。

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iPhone 8ユーザー

10万円超えのiPhone Xではなく、昨年iPhone 8を選択したユーザー。1年で買い換える出費ほどの喜びを得られるかがポイント。iPhone XのフルディスプレイとFace IDをうらやましく横目で見ていた人はiPhone XRに買い替えてもよいと思う。

ただ、iPhone 8とiPhone XRはディスプレイサイズも大きさも随分異なる。iPhone XRはiPhone 8 Plusの方がサイズ感は似ている。

「あまり大きなサイズのスマホは好きでない」人は実物を見てから決めたほうがいい。

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iPhone 8 Plusユーザー

iPhone 8 Plusは、iPhone XRに最もサイズ感が似ているモデルだ。それでいてディスプレイサイズは、5.5インチから6.1インチに大きくなるので、新しいモデルを買った満足感は得られる。デュアルカメラからシングルカメラにスペックダウンするが、スマートHDRの効果でiPhone XRの方がよい写真が撮れる場面の方が多そうだ。

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iPhone 7 / iPhone 7 Plusユーザー

iPhone 7を使い続けて2年目のユーザーの方々。フルディスプレイ、Face ID、ワイヤレス充電、新たな機能がもりだくさんの新型iPhone XRに買い替えたくなるが、ちょっと待って欲しい。iPhone 8以上にiPhone 7とiPhone XRではサイズ感が異なる。

iPhone XRはiPhone 7よりも二回りは大きい。iPhone 7 PlusユーザーならiPhone XRとサイズ感が合う。iPhone 8 Plusと同様にPlusユーザーはiPhone XRを買い替えると幸せになれるかもしれない。

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iPhone XSユーザー

先月発売のiPhone XSに買い替えた人で、iPhone XRへ買い換えを検討している人は少ないと思うけど、一応考えてみる。iPhone XSからiPhone XRに買い換えると、スペックダウンする点が多い。デュアルカメラからシングルカメラ、OLEDから液晶ディスプレイ、3D Touchはなくなり、細かいところでは防水機能も1レベル落ちる。

iPhone XRに買い換えるメリットはディスプレイサイズと文字拡大ができることだ。iPhoneはPlusなどの大画面モデルは「画面の拡大」モードがある。アイコンが大きくなり、小さいものが見えづらくなった人には有効だ。

まあ、それだけのためにiPhone XSから買い換える大富豪は少ないと思うけど。

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iPhone XRはPlusユーザー向き?

サイズ感が似ている歴代のPlusユーザーにとってiPhone XRは最適な買い替えモデルだと思う。通常のモデルを選択してきた人は、一度触ってiPhone XRのサイズを確かめてみたほうがいい。

特にiPhone 7以前のモデルのユーザーは片手で操作している人も多いと思うが、iPhone XRで同じ操作ができるかは人による。

セキュリティレベルを下げてiPhoneを快適に使用する方法

あえてセキュリティレベルを下げてみる

iPhone 3Gを使い初めたとき、スワイプしてロック画面を解除するのが面倒だった。いわゆるガラケーではロック画面の解除なんてなかったから、すごく違和感があった。

スマートフォンが様々なことに使われるようになり、多くの個人情報を格納することとなった。それに合わせてスマートフォンのセキュリティが問題になり、最初はパスコード、Touch IDによる指紋認証、iPhone XからはFace IDとiPhoneのセキュリティシステムはどんどん高度化されていった。

パスコードに比べれば、最新のFace IDは画面を見つめるだけで手間は減ったが、そもそもセキュリティなんてものを気にしなければ、スマートフォンをすぐに使える。

iPhoneを盗まれないなら、セキュリティなんていらないわけで、盗難なんて滅多に起きないことのために毎日何度も同じ作業を行うのは無駄だ。

思い切って、セキュリティレベルを下げて、iPhone Xを快適に使う方法を考えてみる。

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Face IDの設定を限りなくオフに

iPhoneのロックを解除

  • 「設定」→「Face IDとパスコード」→「iPhoneのロックを解除」

iPhone X系の売りのひとつであるFace IDを解除することができる。ただ、この場合、今度はパスコードを入力しないといけないので、余計に手間だ。

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パスコードをオフにする

  • 「設定」→「Face IDとパスコード」→「パスコードをオフにする」

では、パスコードもオフにしてみよう。できなそうだけど、じつはできてしまう。

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ただ、オフにしようとすると、「Apple Payが使えなくなる」という警告メッセージがでてくる。盗まれた時のリスクは負えても、Apple Payが使えないのは困る。Apple Payを使っていない人は、パスコードをオフにして快適なiPhoneライフをエンジョイするのもよいかもしれない(自己責任でね)。

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パスコードを簡単にする

  • 「設定」→「Face IDとパスコード」→「パスコード変更」→「パスコードオプション」

iPhoneの初期設定時に8桁のパスコードを要求されるので、そのまま設定する人が多いけど、パスコードを簡素化することができる。

Face IDを使っていても、顔が認識しないときなどパスコードを入力する場面はある。面倒な人は4桁の数字コードにしてしまおう。

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パスコードを変更する画面で「パスコードオプション」を入力すると、「カスタムの英数字コード」「カスタムの数字コード」「4桁の数字コード」が選べる。

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この「カスタムの数字コード」を選ぶと、桁数が多い数字コードが選べる。以前は、この画面で1桁の数字コードも選べた気がするが、iOS 12では3桁以下のパスコードは設定できない。設定できるパスワードは必ず4桁以上である。

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「パスワードの自動入力」をオフ

Face IDをオフにする設定の中で、Apple Payをオフにするとパスコードを要求されるが、「パスワードの自動入力」はFace IDをオフにしてもパスコードを要求されない。Safariなどで以前使用したパスワードを自動で入力するときに、これをオンにしていると、毎回Face IDが起動しワンテンポ空く。ロック画面にはセキュリティがかかっているので、二重にFace IDの認証は不要と思うなら、オフにしちゃいましょう。

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「iTunes StoreとApp Store」をオフ

上の画面で「iTunes StoreとApp Store」もオフにできる。新しいアプリをインストールする際にFace IDの認証を行うのは面倒だ。オフオフ。

画面を見なくてもよくする

  • 「設定」→「Face IDとパスコード」→「Face IDを使用するには注視が必要」

Face IDのロック解除には、iPhoneを注視しないといけない。TrueDepthカメラが視線の動きをチェックしているからだ。毎回画面を見つめるのは面倒だし、なんだかバカっぽい。オフにすると画面を見なくても、顔認証をしてくれる。といっても、顔認証のためにはiPhone画面の前に顔がなくてはいけないので、視線だけを外す機会はそんなにないけど。

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セキュリティレベルを下げるのはリスクもあるよ

iPhoneのセキュリティレベルを下げることはできるが、それなりのリスクもある。ただ本記事が、リスク回避のために手間ばかりふえていくセキュリティ一辺倒の現代に一石を投じることができれば幸いである(セキュリティレベルを下げるのは、もちろん自己責任でね)。

使うと便利な3D Touch活用法トップ11【iPhone XR予約開始記念】

iPhone XRにない機能

発表から一ヶ月してiPhone XRの予約が開始された。iPhone XRは他のiPhoneと同じ機能を多く搭載しているが、3D Touch機能はない。3D Touchとは「画面を強く押す」ことでメニューをショートカットできる機能。

オーディオジャックなどレガシーの端子がなくなることはあったけど、鳴り物入りに搭載された機能がなくなるのはiPhone史上はじめてのこと。コスト削減が目的など言われているが、熱心に使っている人が少ないのも理由らしい。

筆者は、めっちゃ3D Touchを使います。毎日何度も使う。もともと裏技的な操作が好きなので、3D Touchみたいな「あまり知られていないチョット便利な技」はご馳走。

そこで筆者がよく使うTouch 3Dトップ11を発表します。

3D活用トップ11

第11位 リマインダー

タスクを管理する「リマインダー」。やるべきことを登録しておくと忘れずに実行できる。3D Touchでアイコンを強く押せば、タスクを簡単に追加できる。

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第10位 カレンダー

「カレンダー」を3D Touchすると、「次の予定」と「イベントを作成」を選べる。予定が決まったとき忘れずに予定を追加できる。

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第9位 LINE

みんなだいすきLINEも3D Touchに対応している。「新規トーク」作成や「LINE Pay」を一発で呼び出せる。新規トークを選んだ後に友だちを選ばないといけないのが少々不便。iPhone純正の「メッセージ」だと直近に連絡する相手がすぐに選べる。

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第8位 Twitter

Twitterの純正アプリも3D Touchに対応していて、すぐに新しいツイートを作成できる。他にもEchofonなどのサードパーティ製のアプリも対応している。

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第7位 設定

「設定」アイコンを3D Touchすると、「Bluetooth」「Wi-Fi」設定画面に一発で移動できる。個別のBluetoothデバイスとの接続を解除するときに便利。

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Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A

Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A

 

第6位 Evernote

EvernoteはiPhoneの新機能への対応がいつも早い。3D Touchへの対応も素早かった。下部は「最近アクセスしたノート」、上部はメニューにすばやくアクセスできる。ちょっとしたアイディアが浮かんだ時すばやくメモできるかが大きい。

そのメモにすばやく探せる「検索」も使える。筆者は使っていないが、純正アプリ「メモ」も似たショートカットメニューがある。

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第5位 電話

電話で「よく使う項目」に設定した人にすばやく電話できる。たぶん一番早く電話する方法だと思う。

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第4位 メッセージ

すぐに「新規メッセージ」を作成できる。上の方は最近メッセージした人が並ぶ。この部分はユーザーでは修正できない。

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第3位 ライト

iPhoneを懐中電灯代わりに使える「ライト」。昔はアプリを使っていたが、今はiOSの機能に組み込まれている。

ライトにすばやくアクセスする方法は2種類。1つはロック画面の下にある「ライト」アイコンを3D Touchする方法。ライトが点灯するとアイコンの形状が変わる。

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もうひとつは、「コントロールセンター」の「ライト」アイコン。普通に押すとライトが点灯するが、3D Touchするとライトの光量が選べる。

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「ライト」アイコンを3D Touchして指でなぞると光量が選べる

第2位 カメラ

iPhoneの機能の中でも頻繁に使われる「カメラ」。シャッターチャンスを逃さないために、すばやくカメラを起動させたい。ロック画面の「カメラ」アイコンを3D Touchすると、すばやくカメラを起動できる。iPhoneを使用していない時に、最も速くカメラを起動できる方法だと思う。

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「コントロールセンター」のカメラアイコンを普通に押せばカメラが起動する。3D Touchだと、メニューが選べる。自撮りするなら、こっちの方が早くアクセスできる。

 

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「カメラ」アイコンを強く押すと起動前にカメラのメニューが選べる

第1位 カーソル移動

キーボード画面を3D Touchすると、キーボードの文字が消えて、ノートブックPCのタッチパッドみたいにカーソル移動ができるようになる。文章内のカーソル移動はやりづらいので、これは便利。

ちなみにiOS 12からはキーボードのスペースキー長押しでも、同様のことができるようになった。

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キーボード部分を3D Touchするとカーソル移動画面に移る

3D Touchの未来は暗い?

iPhone XRが大ヒットすると、ただでさえ使われていない3D Touchは「なくてもいい機能」扱いされて、全iPhoneモデルから削除されるかもしれない。iPhone XRも3D Touchはできないが、 1位の「カーソル移動」はキーボードのスペースキーを長押しすると同様の機能ができる。

3D Touchの「強く押す」よりは少し時間がかかるが、「長押し」にも同様の機能を割り当てることができる。ひとつ問題は、現行のiOSだとホーム画面のアイコン長押しは「アイコンの移動」「アイコンの削除」に使われていることだ。

最初のiOSから存在するこの操作方法が今後変わるかもしれない。

Xperia Z3 tablet compactの使い勝手を変える1000円充電スタンド

充電スタンドは便利

お風呂で使う防水小型タブレットの後継機が見つからなくて、「Xperia Z3 tablet compact」(以下、Xperia Z3」)4年間使い続けている。

使用用途は、

  • フォトスタンド
  • お風呂での動画鑑賞

で、タブレット本体と同じぐらい重要なのが充電スタンド。Xperia Z3はマグネット充電対応なので、置くだけで充電できるスタンドがあると、気軽に使えてとても便利だ。

Micro USBケーブルで充電すると、カバーを外してケーブルを挿さないといけない。風呂で使うならカバーをきちんと閉めないと水が侵入してしまう。充電スタンドがあれば、そんな心配もいらない。

というわけで、4年前にXperia Z3を購入したときから純正の充電スタンドを併用している。

ところが、この間から何回か充電できないことがあった。マグネットが弱くなって接触不良が時々起きているようだ。

というわけで、Amazonで調べたら1,080円で充電スタンドがあったので、試しに購入してみた。

充電スタンドの外観レビュー

パッケージの箱。若干潰れているのは、海外発送にありがちなこと。中身が問題なければOk。

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「Xperia Z3 tablet compact」をネットで選んだのに、「For Experia Z2 Table」と記載されていて、ちょっと不安になる。

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背面の説明。こちらは、「Xperia Z」とあるので、少し安心。Z2もZ3もマグネット充電端子は同じ規格だったはず。f:id:tkan1111:20181018162143p:plain

同梱物。説明書なし。潔い。

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アダプタを取り付けたところ。色はホワイトというよりオフホワイトに近い。

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底面。滑り止めのゴムはついているけど、マグネットが強力すぎて、タブレットを外すと充電スタンドごと持ち上がってしまう。百均で家具を固定するジェルシートを用いて、スタンドを固定すると良い。

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Xperia Z3を置いたところ。強力なマグネットのおかげで、少しずれて置いてもカチッとはまる。

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横から見た図。傾斜があって、フォトスタンドとして使える。

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純正充電スタンドの比較

左が今回購入のスタンド。右が純正のスタンド。比較すると純正のほうがサイズはかなり大きい。後ろに倒れない配慮だろうけど、今回購入した充電スタンドでも倒れそうにない。

純正スタンドがホワイトカラーにみえるが、本当はブラックカラーなのを本体に合わせてスプレーペンキで塗装したのだ。

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純正のスタンドを横から見た図。今回買ったスタンドと角度はほぼ同じ。

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使用感は上々

今回購入した充電スタンドはコンパクトで場所を取らない。あとの特長は強力なマグネット。セットしてタブレットをつかむと、充電スタンドごと持ち上がるほどだ。

使っていて、いまのところ困った点はない。Xperia Z3 tablet compactを使っていて、充電スタンドを持っていない人は試してみるのも良いかと思います。やすいしね。 

iPhone XRはiPhone 8とiPhone XSのハイブリットモデル。3モデルを比較

iPhone XR予約開始!

iPhone XS / iPhone XS Max発売から約1ヶ月、iPhone XRの予約が開始された。iPhone XRの販売価格がAppleより、キャリアのほうが高いと話題だ。

iPhone XRの本体販売価格

容量 Apple docomo au SoftBank
64GB 91,584 98,496 98,400 106,560
128GB 98,064 104,976 104,480 112,800
256GB 109,944 116,640 116,640 124,800

一括払いで一番安いのはAppleでSIMフリー版を買うこと。

もちろん、各キャリアにはアップデートプログラムがあるので、実質的な支払額はキャリアのほうが安いケースが多い。だけど、このような逆転現象は過去にはなかったことだ。

iPhone XRはハイブリットモデル

遅れて登場したiPhone XRは、昨年モデルのiPhone 8とiPhone XSのハイブリットモデルだ。双方の機能を合わせるとiPhone XRができる。

どこがiPhone XSで、どこがiPhone XRか見てみよう。

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ディスプレイ

ディスプレイはサイズこそ違いが、スペック上はiPhone 8とほぼ同等。サイズはiPhone XRの方が大きいが、ppiはiPhone 8と全く同じである。3D Touch非対応はiPhone XRだけ。

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※ 赤枠がiPhone 8と似たスペック、青枠がiPhone XSと似たスペック

防沫性能、耐水性能、防塵性能

防水機能はiPhone 8と同等。この表で比較するまでは、iPhone XRはiPhone XSと同等スペックかと思っていた。

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チップ

iPhone XRはiPhone XSと同等の最新チップを搭載している。A12 Bionicが実現するニューラルエンジンが、ハードスペックはiPhone 8と同等のカメラを搭載するiPhone XRのカメラ性能を高めている。

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カメラ

カメラ性能は、ハイブリットモデルiPhone XRの真骨頂。ハードスペックはiPhone 8と同等なのに、ボケコントロールなどiPhone XSと同等の機能が使える。この種の機能がカメラのハードスペックに依存せず、A12 Bionicチップの性能に依拠していることを意味する。

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ビデオ

ビデオ機能もカメラと同等で、ハードスペックはiPhone 8、機能はiPhone XSと同等。ステレオ録音は最新モデルだけ。マイクの部品が異なるのかな。

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通信機能

通信機能は3モデルともほぼ一緒だが、iPhone XRとiPhone XSには「予備電力機能付きエクスプレスカード」が内蔵されている。iPhoneのバッテリーが切れてもSuicaなどのエクスプレスカードがしばらく利用できる機能だ。

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セキュア認証

iPhone XRはFace IDを搭載。iPhone XSと同等機能だ。iPhone 8とiPhone XRの最も大きな違いだろう。

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オーディオ再生

オーディオ性能は3モデルほぼ共通だけど、iPhone XRとiPhone XSではステレオ再生機能が向上している。聴いてみると、確かに音が違う。今までのiPhoneのスピーカーは「ただ音が鳴るだけ」という感じだったけど、これなら外部スピーカーなしに音楽を聴いてみたい気になる。

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ビデオ再生

ビデオ機能は3モデルとも全く同じ。

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SIMカード

iPhone XSとiPhone XRはデュアルSIMに対応しているが、現段階では日本国内では活用できない。

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iPhone 8 + Face ID +ボケ = iPhone XR?

カタログスペックだけで言えば、iPhone 8にFace IDとボケ機能をつければiPhone XRになるといえる。もちろん大きくて厚ぼったいサイズ、様々なカラーが選べる外観は決定的に異なる。

見た目と、追加された機能を比べて、iPhone 8ユーザーは買い替えを検討するのがいいだろう。

Appleの10月イベントで登場するのはiPad ProだけではなくAirPodsも⁉ 登場確率をチェック

Appleスペシャルイベント!

ようやくAppleのスペシャルイベントが告知された。

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10月27日予想でしたが、3日はずれて、日本時間の10月30日午後11時開始。

招待者によって受け取ったAppleの絵が違うことで話題になっている。招待状をもらえなかった人もイベントのサイトをリロードすると絵が変わるのでお試しあれ。「There's more in the making.」のメッセージからもわかるとおり、今回のイベントはクリエイティブなもの創作するためのデバイスを発表するという意味にとってよいだろう。

Face ID対応のiPad Pro

9月イベント前から噂があるFace ID搭載のiPad Proの登場は、ほぼ確実だろう。今回のテーマはiPadを創作するパーソナルコンピューターとしたいAppleの思惑とも合致する。

登場確率:95%

新型Apple Pencil

現行Apple Pencilが発売してからもうすぐ3年。そろそろモデルチェンジしてもいい時期だろう。AirPods、Apple WatchのようにiPadに近づけるだけでペアリングしてほしい(現行はiPad Proの底に挿さないとだめ)。

今でもライバルモデルと比較して性能が著しく劣っているわけではないが、クリエイティブな作業に使うために、よりリニアな反応が求められる。

登場確率:75%

低価格MacBook

名称はMacBookなのかMacBook Airかわからないが、どちらにせよMacBookのエントリーモデルは長い間変更されていない。さらに13インチ前後のディスプレイをもつ製品が多すぎる(MacBook、MacBook Air、iPad Pro、MacBook Pro)。整理する時期である。MacBookのデザインは今でも古びていないので、MacBook Airを廃止し、MacBookの廉価版をだして、エントリーモデルをカバーするのが妥当と思われる。

これだけ「クリエイティブ」というメッセージをだしておいてiPad Proだけでは釣り合わない。Macの登場もあると思われ。

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登場確率:60%

新型Mac mini

ほっとかれ度ランキングがあれば、必ず上位に入るだろうMac Mini。現行ボディは2010年から8年も変わっていない。

でも、エントリーモデルのデスクトップPCにどれだけ需要あるのだろう。どうしてもデスクトップPCが欲しい人はiMacを購入するのでは?

登場確率:25%

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AirPower

9月のイベントで発表が確実視されていたAirPowerは発表がなかったばかりだけではなく、Appleのサイトからも消されてしまった。3つのデバイスを同時充電できるのが技術的に困難だからとか、製造原価が高すぎたからだと言われている。

取り下げてわずか一ヶ月で技術的困難が解消し「やっぱり発売する」とはならないでしょう。

登場確率:10%

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新型AirPods

AirPodsは登場から2年が経過している。ワイヤレス充電、ノイズキャンセリング、マイクの高性能化など、改善すべき点は多々ある。

最初期に購入されたバッテリーは、そろそろ劣化する時期だ。AirPowerがなくても、Qi充電対応の新製品が発売される可能性はあると思う。

登場確率:50%

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まとめ

  • Face ID対応のiPad Pro・・・登場確率:95%

  • 新型Apple Pencil・・・登場確率:75%

  • 低価格MacBook・・・登場確率:60%

  • 新型Mac mini・・・登場確率:25%

  • AirPower・・・登場確率:10%

  • 新型AirPods・・・登場確率:50%

こうやってみると、クリエイティブなメッセージのもとに、様々な製品の発表が予想される。

個人的にはバッテリーが弱ってきたAirPodsの発表を期待します。

 

Apple Watch 3とApple Watch 4の両方をつけてランニングして比較してみた

両腕にApple Watch

左腕にApple Watch 4、右腕にApple Watch 3を身に着けてみた。Apple Watch 3を売るまでの間だけ可能な試みである。

両腕につけても、まあ別にいいことはなくウザいだけなので、折角だから走ってみた。

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ワークアウトとNike+ Run Clubの比較

どうせだからと、左腕のApple Watch 4では純正アプリ「ワークアウト」、右腕のApple Watch 3では久々に「Nike+ Run Club」(以下、Nike+)を起動して30分ランニングしてみた。

音で知らせるNike+、振動で通知するワークアウト

耳に装着したAirPodsは携帯していたiPhoneに接続していたので、Apple Watch 3のスピーカーからNike+の音声ガイダンスが流れた。ワークアウトは音声ガイダンスがないので、新鮮な感じがする。

両方のアプリを併用して気づいたのは、Nike+は音声でペースや距離を設定した距離・タイムで教えてくれるが、振動では教えてくれない。AirPodsから音楽を聴いていると音声ガイダンスは気づかない。もちろん、AirPodsをNike+が起動しているApple Watchに繋げば音声で確認できる。

対するワークアウトは一キロごとに振動で教えてくれて、信号などの停止時も知らせてくれる。

iPhoneで音楽やラジオを聴いている時は、音声ガイダンスのNike+より振動で知らせてくれるワークアウトの方が便利なのは新しい発見だった。

微妙に距離が長いNike+

左がワークアウト、右がNike+で走った結果だ。ワークアウトが4.95km、Nike+が5.05kmと微妙にNike+の走行距離が長い。走行時間は逆にワークアウトの方が少し長い。ワークアウトはiPhoneに接続していたので、GPS情報はiPhoneから取得しているはずだ。誤差はその影響か、左右腕の振り方の違いかわからないが、5km走って100mと4秒違いなので、筆者は許容範囲だが、きになる人もいるかも。

iPhoneのGPS情報とApple Watch 3のGPS情報で大差はないのは、Apple Watch単体でランニングするときに安心できる。

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左がワークアウト、右がNike+

計測項目が多いワークアウト

改めて比較してみると、ワークアウトの方が計測できる項目が多い。

  • ワークアウト:アクティブカロリー、トータルカロリー、距離、上昇した高度、合計時間、平均ケイデンス、平均心拍数、平均ペース、心拍数
  • Nike+:アクティブカロリー、トータルカロリー、距離、合計時間、平均心拍数、平均ペース、心拍数

違いは上昇した高度と平均ケイデンス(1分あたりの歩数)だ。

Apple Watch 3・Apple Watch 4の両方に内蔵されている気圧高度計で高度は計測している。ワークアウトはトレッキングなどランニング以外の運動にも使えるので高度を計測する必要があるが、ランニングに特化しているNike+では高度を知る必要はあまりない。

平均ケイデンスは、watchOS 5のワークアウトに搭載された新しい項目だ。

微妙にペースが速いNike+

1キロごとのペースを比較すると、すべてのスプリットでNike+の方が速い。0.05秒程度なので対して違いではないが、最後の1キロでは0.22秒異なる。

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左がワークアウト、右がNike+

おそらくスプリット毎のペースの計測方法が、Apple WatchとNike+で異なるのだろう。走行中の両アプリのペースを比べても、Nike+の方が微妙に速かった。

ワークアウトの「平均ペース」はかなり直近のペースを平均ペースとしていて、Nike+の平均ペースはもう少し長い時間のペースを平均としているようだった。

信号待ち後に走り出すと、ワークアウトのペースの方がすぐに元のペースに戻るが、Nike+のペースは暫く遅いペースを表示し続ける。停止時から走行を再開するとどうしてもペースが遅れるからだ。

全く同じ心拍数

心拍数の記録は両アプリとも全く同じ。左右腕で計測しても心拍数が変わらないのと、Apple Watch 3とApple Watch 4で心拍数計測の性能が変わらないことがわかった。

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左がApple Watch 4、右がApple Watch 3

Apple Watch 4には新たに電気心拍センサーを内蔵しているが、通常の心拍数計測には使っていないようだ。日本では心電図への利用が許可されていないのでセンサーの機能もロックしているのかもしれない。

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Apple Watch 3とApple Watch 4の比較

転ばないとわからない転倒検出

Apple Watch 4の新機能で話題になった「転倒検出」だが、当たり前だけど転ばないとわからない。さすがにわざと転ぶ勇気もなかったので、試していない。

カタログスペックを見ると、Apple Watch4には「進化した加速度センサー」「進化したジャイロスコープ」が搭載されているが、今回の比較では、目立った数字の差異は見られなかった。

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視認性

Apple Watch 4に買い換えるのに期待したのは、走行時の視認性の改善だった。ディスプレイサイズが大きくなったので、ペースなどを確かめやすいと思ったが、大した違いはなかった。腕を動かしていると、少しぐらいディスプレイサイズが大きくても視認性に違いは出ない。

Apple Watch 4でも表示される項目に違いはなく、ただ文字サイズが大きくなるだけだ。

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操作性

違いを感じられたのは、操作時の応答性だ。Apple Watch 4のほうが画面も大きく、反応も良いので、操作が簡単だ。走りながら音楽のボリュームを変更するとき、ランニングし終わって記録を止めるとき、Apple Watch 4の方が手早く、確実に操作できる。

ちょっと前のスマートフォンを買い替えたときと同じぐらいの気持ちよさが味わえるといえばわかりやすいだろうか。

装着性

Apple Watch 4の方が少し大きく、少し薄い。個人的にはApple Watch 4の方が0.7mm薄く平たいので、腕の平らな部分に密着する気がして、走行中も気にならない。

もちろん、腕の太さなど個人差が多いところなので、40mmを含めて試着した方が良い。

どちらでも支障はない

以上、色々みてきたとおり、ワークアウトとNike+で計測されたデータに大きな違いは見いだせなかった。

歩数や高度を気にする人はワークアウトを選択したほうがいいだろうし、あとは以前から指摘しているように「音声ガイダンス」の有無がどちらを選択するか決める大きな要素となるだろう。

今回両方をつけて走ってみて、振動の通知のほうがランニングに集中できる気がしたので、筆者は暫くワークアウトを使おうと思う。 

Apple Watch 3とApple Watch 4でもデータ上の差異は少ないので、正確な計測データを取得するために買い換える必要はないと思う。

一方で、Apple Watch 3の動作の遅さにイライラしている人はApple Watch 4への買い替えを検討してもよいかもしれない。後悔することはないでしょう。

「Apple Watch Nike+ series 4」開封レポートとファーストレビュー。Apple Watch 3との比較も

Apple Watch Nike+ series 4発売!

Apple Watch series 4発売から一ヶ月、ようやくApple Watch Nike+ series 4(以下、Apple Watch 4)が発売された。

自宅にも届いたので、早速開封して、試してみた。

初代登場以来、毎年買い替えているApple Watch。選んだのは、Apple Watch Nike+ series 4の44mmGPSモデル。今までが42mmだったので、バンドを流用するために44mmを選択。Apple Watch 3はセルラーモデルを選択したが、今回はGPSモデル。Apple Watch単体でランニングにいけるセルラーモデルは便利だったが、ラジオなどを聞きながら走ることも多く、iPhoneも携帯するようになったので、GPSモデルでも不自由ないと判断した。

今年のApple Watchは初の大型モデルチェンジで、形状が大きく変わった。

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開封レポート

内容に合わせたのか、パッケージも変更された。まず箱が小型化された。「series 4」の表記も消えてシンプルな外観に。

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下の箱がApple Watch Nike+ series 4。上はApple Watch series 3

裏面も大きく変わった。両側の丸い部分を引っ張ると開封できる。

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開封すると、こんな感じ。裏面はApple Watchの図柄をデザインしていて、本体とバンドの箱を包んだ包装紙になっている。

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包装紙の中に入っていた箱。Apple Watch本体とバンドが別々になっている。Apple Watch 3までは本体にバンドが装着された状態で出荷されていた。Apple Watchには本体とバンドの組み合わせが複数あるので、本体とバンドが分離している方が経済的。

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本体側の箱を開けたところ。大きさは異なるが、本体の箱の形状はseries 3の箱と似ている。左側の黒い布に包まれているのがApple Watch本体。左部分のアクセサリーが入っている上に「Designed for athletes by Apple and Nike」の表記がある紙の蓋?がある。「アスリートのためのデザイン」とあるのがNike+っぽい。

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蓋を外すと、充電ケーブルと充電アダプタがお目見えする。二代目からは1mの充電ケーブルが同梱されている。充電アダプタはiPhoneとおなじ型。

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初めて登場したApple Watch本体を包む布袋。滑らかな表面の布で本体に傷がつかない。

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布袋から取り出した本体。普段はバンドを装着しているので、バンドを外した状態はよく考えると珍しい。

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左がApple Watch 4、右がApple Watch 3。Apple Watch 4の方が平たいイメージ。

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左がApple Watch 4。並べるとApple Watch 4の薄さがわかる。0.7mmの違いだが、身につけた感触も異なる。

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背面。表面よりも違いが如実だ。血管に照射して心拍数を計測するLEDライトは中央部分に集約化されている。背面全体がガラスに変わったのも大きな変更点。

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Apple Watchのセットアップ

サイドボタンを押すと電源が入る。

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iPhoneに近づけるだけで、セットアップが開始される。

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表示される動く画像にiPhoneのカメラを向けると、iPhoneとApple Watchのペアリングがはじまる。この方式は初代から変わらない。

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ペアリングが完了すると、「バックアップから復元」するか「新規に設定」するか選べる。

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セットアップ中の画面。Apple Watchの使い方を教えてくれる。以前はなかったような。

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iPhone側の設定

この画面はNike+を買ったときだけ表示されるのかな。

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異常心拍数の通知がされることを説明。

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続けてApple Payの設定。あとからでも設定できる。

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ここまでくれば、あとは待つだけ。チップが高速されたからか、以前よりも時間がかからない気がする。

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バンドの比較

購入したのはスポーツループバンドモデル。バンドの箱を開封したところ。今回から分離パッケージなので、自分でバンドを本体に装着する必要がある。

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42mmのバンド(下)との比較。44mmの新しいスポーツループバンドの方が短い。Apple Watch 4を買って、これが一番驚いた。装着した時余ったバンドが短いのはよいが、外すときに手首がひっかかる。42mmのときは、マジックテープ部分?までバンドを緩めればバンドを外せるが、44mmだとマジックテープ部分の半分までバンドを広げないと手首が抜けない。

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42mmのスポーツループバンドはブラックカラーだけど赤みが混じっている。Nikeスポーツループはブラック一色。

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Apple Watch 3との比較

ディスプレイサイズ

左がApple Watch 4。比較するとディスプレイサイズが大きくなったのがよくわかる。操作も簡単。

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左がApple Watch 4。同じテキストサイズでも文字量が多い。

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新しい文字盤

Apple Watch 4限定の文字盤「Infograph」。8つのコンプリケーションを表示できて、かなりの情報量だ。中央上の丸いコンプリケーションは時計盤周囲の文字情報と連動している。

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こちらも新しい文字盤「Infograph Modular」。6つのコンプリケーションを表示できる。中央は、株価やアクティビティなどを時系列で表示できる。今までの文字盤「モジュラー」でも同じコンプリケーションを表示できるかと思ったが、だめだった。これもApple Watch 4限定。

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キビキビした動作

少し触っただけで、Apple Watch 4が高速化したのがわかる。画面の切り替わり、再起動、いずれも体感できるほど違いがある。新チップ「S4」の効果。 

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小気味よいデジタルクラウン

デジタルクラウンを回すと、触覚的な反応が返ってくるのが気持ちいい。デジタルクラウンは少し薄くなったが、回しづらいことはない。

サイドボタンは前モデルと変わっていないように思える。

買ってよかった

Apple Watchの画面を確かめるのは、主に「通知」とランニング中のペース。ディスプレイサイズが大きくなってもあまり意味がないから、Apple Watch 3を使い続けようとも考えたが、買い替えてよかった(今年はiPhone Xを買い替えないと決めたのも大きい)。

画面が大きいと操作も楽だし、キビキビした動作はストレスがない。Apple Watch 4から値上げはしたが、価格以上の満足感があると思う。

年内最後にオープンするAppleストアはApple渋谷。来年は今度こそApple川崎?

Apple渋谷が帰ってくる

2018年10月26日、改装中だったApple渋谷がリニューアルオープンする。

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Apple渋谷は2017年11月25日から改装に入っていて、ほぼ一年ぶりの再オープン。Appleと地域の接点を目指した新しいスタイルのAppleストアが世界各地でオープンまたはリニューアルオープンしており、今回のApple渋谷の改装はその一環だ。

Apple渋谷は元の店の場所のままで、住所は変わっていない。

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ネオン色のロゴの答えは「渋谷」

Apple新宿オープンのときに次の店舗のヒントとして出されたロゴの答えは「渋谷」だった。

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この予告ロゴはApple川崎を示唆すると考えられていたが、Apple渋谷の改装オープンだった。

ロゴの雰囲気は既存ストアのApple新宿と酷似しているので、「ネオン色=繁華街」というのがロゴの色の意味で、ロゴを描く二重線は「リニューアルオープン」を表す意味だったようだ。

新たなロゴは今度こそApple川崎?

Apple渋谷オープンの告知と同時に、新しいロゴをAppleは公開した。「2019年予定」と記載されたカラフルなモザイクのロゴ。

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カラフルで派手な色合いは、Apple新宿、Apple渋谷と同じく繁華街の立地を意味していると思われる。新宿・渋谷に匹敵する繁華街というと池袋だろうか。目立った噂はないけど。

このロゴはリンゴの本体を10のパーツに分けている。新しいAppleストアが10店舗目だということを表しているのだろう。そうなると、パーツの形状には他の意味はないかもしれない。

このロゴの画像名は「hero_logo_04_large_2x.png」。Appleはこんなところで情報漏えいを犯しはしない。04の意味は不明。

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今度のロゴこそ、すでにスタッフ募集している神奈川県、立地場所はラゾーナ川崎を指しているとみる。新宿渋谷と同じく、川崎は繁華街だ。

渋谷のリニューアルは1年かけており、出店が想定されているラゾーナ川崎の場所の工事期間も約1年で一致している。

大都市中心の出店ラッシュ

2018年は、Apple新宿にはじまり、Apple京都、Apple渋谷と大都市圏の出店が続いた。東京は4店舗目だが、東京圏の人工を考えると妥当な出店数だ。 

新しいAppleストアは、Appleと地域の繋がりをつくる目的がある。Appleストアがない場所はまだまだ日本の地方に多い。休業中の札幌、リニューアルオープンが噂されるApple福岡に続き、その他の地方にもぜひ出店してほしい。

行方不明のサウジ記者はApple Watchで音声録音が可能だったのか?

Apple Watchでリモート録音は可能か?

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サウジアラビアのジャマル・カショギ記者がトルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館内での行方不明になった。今日の報道では、どうも最悪の事態になってしまったようだ。

このニュースでIT関係者の耳目を集めたのは、「Apple Watchで録音した音声をiCloud経由で婚約者が入手した」という箇所。本当に可能なのだろうか?

Apple Watchに純正ボイスメモアプリはない

Apple Watch用のApple純正のボイスメモアプリは存在しない。新macOS「Mojave」にも用意されたのに、手軽に使えそうなApple Watch用ボイスメモがないのは、バッテリー消費をAppleが憂慮しているからだろう。

ただ、サードパーティ製アプリでは、Apple Watch用ボイスメモアプリが複数ある。カショギ記者が事前にアプリをインストールしていれば、Apple Watchで音声を録音することが可能だ。iCloudに対応したアプリも存在する。

Bluetooth経由でiPhoneへ転送した?

ニュースによると、カショギ記者は自分のiPhoneを婚約者へ持たせて、総領事館の外で待ってもらっていたそうだ。婚約者が携帯するiPhoneとBluetoothで繋げれば、録音した音声をiPhoneへ転送できる。

だが、Bluetoothでは5mから10m程度しか通信距離がなく、総領事館の配置がどうなっているかわからないが、建物内から屋外への通信はほぼ不可能だ。この線は無いと言っていいだろう。

セルラー機能を用いた?

カショギ記者が身につけていたApple WatchはApple Watch series 3のセルラー版のようだ。写真で確認すると、デジタルクロックの部分が赤くなっている。

ところが、トルコ国内ではApple WatchのLTE機能を利用できない。中東で利用できるのはアラブ首長国連邦だけで、カショギ記者の母国であるサウジアラビアでも利用できない。 

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Apple Watch - 通信事業者 - Apple(日本)

Apple WatchのLTE機能は、iPhoneと同じ電話番号で着信させる特殊な仕組みが必要なので、各国の通信事業者が対応しないと利用できない。

よって、トルコ国内にある総領事館からApple Watchのセルラー機能を用いてiCloudに保存するのは不可能だ。

セルラー経由のiCloudの音声録音をAppleが許可しているかどうかも不明だ。容量が少ないApple Watchのバッテリーの消費が著しく増大しないように、Apple Watchの使用にAppleは制限をかけているからだ。

総領事館内のWi-Fiを用いた?

Apple Watchは単体でWi-Fiに接続できる。watchOS 4まではiPhoneが接続したWi-Fiしか利用できなかったが、watchOS 5からはApple Watch単体でWi-Fiに接続できるようになった。

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だけど、拉致監禁された総領事館内のWi-Fiに接続できるとは思えない。まさかパスワードを教えてくれないだろうし。

Wi-Fiルーターを用いた?

Wi-FiルーターにApple Watchを接続させれば、iCloudに音声を保存できる。外国人旅行者がWi-Fiルーターを用いるのは一般的だ(日本ほど少額でローミングサービスが利用できるキャリアは外国には少ない。その分、日本の通信料金は高額なのだけど)。

ロンドンに拠点があったカショギ記者がWi-Fiルーターを常備していた可能性はありそうだ。ただ、サウジ当局はおそらく荷物検査を行っただろうし、Wi-Fiルーターを持っていれば発見されたはずだ。ルーターを発見できないようなら、たいして大きさが変わらないiPhoneを携帯してもわからなかっただろう。

もう一台iPhoneがあった?

複数のiPhoneからiCloudにアクセスできるので、記者がiPhoneを鞄などに忍ばせていれば、音声録音できそうだが、Apple Watchは1台のiPhoneとしかペアリングできない。

婚約者に預けたiPhoneはペアリングしていないiPhoneだったのだろうか? 記者は複数のSIMをもち、ネットワークに繋がるiPhoneを二台持っていないと意味がない。可能性は低い気がする。

婚約者はiCloudにアクセスできたか?

iPhoneからiCloud(正確にはiCloud Drive)にアクセスできる。婚約者がiPhoneを預けられていて、パスワードを教えてもらっていたら、保存した音声ファイルを聴くことはできる。

どうやら無理そう

録音再生する方法を色々な可能性を探ってみた。すべては憶測でしかないが、拉致された総領事館内でApple Watchを使った音声録音は難しそうだ。CNNの記事にもあるとおり、盗聴装置など別の手段で録音されたようだ。

最新のApple Watchは心拍数の異常や転倒を検出できるようになっていて、ユーザーの生命を守る方向に進んでいるが、他人の暴力を防ぐことはできない。

ジャマル・カショギ氏の安全を祈念して止まない。

Amazon EchoのAlexaでテレビを操作する設定方法【eRemote】

Alexaがテレビ操作に対応

Alexaが日本でものオーディオ操作に対応した。

筆者所有のデバイスでは、eRemoteが対応した。eRemoteは、Wi-Fi経由でリモコン代わりに赤外線によってテレビなどの家電をコントロールできるデバイスだ。この手のデバイスの中では比較的安価なので(6,280円。2018/10/15 Amazon調べ)、リビングと自宅に置いて使っている。

今まではライトのコントロールしかできなかったのが、今回のアップデートで日本語のAPIが追加され、「テレビ」も操作できるようになって、とても便利になった。

「Alexa、テレビをつけて」「Alexa、チャンネルを1にして」などと音声で命令できるようになった。

セットアップと使用方法を記載しておきます。

eRemoteの初期セットアップ

  1. App StoreかGoogle Playからアプリ「eHome」をダウンロードする

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  2. 右下の「新規登録」をタップ
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  3. 「メールアドレス」か「携帯電話」を登録。送られてきた認証コードを入力。携帯電話の場合はハイフンと先頭の0を取った番号にすること(例:8012345678)。認証後にパスワードを設定する

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  4. 「デバイスを追加」→ 所有するデバイスを選択(筆者の場合、eRemote mini)

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  5.  本体を電源につなぎ、Wi-Fiの設定を行って暫く待てば、セットアップ完了する。何故かセットアップを失敗することが多い。
    失敗しやすいポイントは、Wi-Fiが2.4GHzにしか対応していないこと。5.0GHzには未対応なので、使用している人はWi-Fiアクセスポイントで5.0GHzの電波をオフにするか2.4GHzのアクセスポイントを選択する必要がある。
    Wi-Fiの電波が弱くてもセットアップに失敗する。このeRemote miniのWi-Fiの出力は非常に弱いので、セットアップする時はデバイスをアクセスポイント付近に近づけて行おう。
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  6. それでも失敗する場合は、本体のリセットボタンを押して、やりなおし。リセットボタンは本体裏にあり、爪楊枝などで6秒間長押しする
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リモコンの追加

  1. 画面下の「デバイス」をタップ → デバイスリストからセットアップした「eRemote mini」を選択 → 画面下の「追加」ボタンをタップ
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  2. Alexaでコントロールしたい時は、従来は「照明」だけだったが、「テレビ」も選択できるようになった。
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  3. プリセットされたメーカー、なければ検索して選ぶ。該当がなかったり、CATVのセットボックスやレコーダーを操作したい時は、画面下の「手動学習」を選ぶ。

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  4. あとは、画面に応じて、リモコンボタンをセットアップしていく

Alexa側のセットアップ

  1. アプリ「Amazon Alexa」を起動。左上の三本線をタップし、「スキル・ゲーム」を選択

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  2.  「スキルを検索」フィールドに「eHome」と入力し検索。「LinkJapan eHome」をタップし、「スキルを有効にする」

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  3. 初期セットアップで設定したeHomeアカウントを入力。

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  4. 正常にリンクされたら「完了」
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デバイスの検知

  1. 音声でも設定できるが、ここでは画面でのセットアップ方法を紹介。右下の「デバイス」アイコンをタップ

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  2. 右上の「プラス」ボタン → 「デバイスを追加」をタップ

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  3.  「セットアップするデバイスの種類」の「よく使用されるブランド」にある「eHome」をタップ(なければ、下のメニューの「プラグ」から「LinkJapan eHome」を選択

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  4.  デバイスが検出されれば、完了。デバイスの「テレビ」を選んで、「タイプ」が「TV番組」になっていれば、OK。今まで対応していた「照明」の場合は「その他」になっている。

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Alexaで使える音声コマンド一覧

今回追加されたAPIは、「テレビのオン・オフ」、「チャンネルの選択」、「ボリュームの調整」だ。

  • 「テレビをつけて」「テレビを消して」
  • 「チャンネルを1にして」「1チャンネルに変えて」
  • 「チャンネルを上げて」「チャンネルを下げて」
  • 「ボリュームを上げて」「ボリュームを下げて」
  • 「ボリュームを3上げて」「ボリュームを3下げて」

「Alexa、チャンネルを1にして」などと「テレビ」といちいち発声しなくても良いのは便利。

気をつけるのは「ボリュームを上げて」と命令すると、筆者の環境だとめちゃくちゃ大きな音になる(テレビはBRAVIA)。ボリュームを数字で指定できるが、テレビ側のボリューム量を示す数字とリンクしていないようだ。

eHomeはチャンネル名の応答には対応していないので、1や3とかチャンネル番号で命令する。チャンネル名で命令したい時は、アプリ「eHome」でチャンネル名ごとにリモコンパネルを追加すれば良い。この場合のリモコンパネルは「テレビ」ではなく「照明」を選択する。

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音声は楽ちん

今回のAPI追加で、音声でのテレビ操作がより快適になった。「Alexa、テレビをつけて」「Alexa、チャンネルを1にして」と短いフレーズでテレビが操作できる。微妙なボリューム調整が難しいが、これは慣れですかね。

Amazon Echoを購入したが、音楽鑑賞にしか使っていない人は、比較て安価なeRemoteを導入し、スマートホームを試してみると良いかもしれないです。

IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
ブロックチェーンなどITを題材とした小説の他に、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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Appleサーバーから「不正なチップ」発見と反論の背景にトランプ大統領の政策

Appleのサーバーから「不正なチップ」を発見?

Super Micro社が販売したサーバーに不正なマイクロチップが埋め込まれていて、このチップを介して社内ネットワークにアクセスが可能だった、そのサーバーはAmazonやAppleも使用していたとBloombergが報じた。

それに対して、AmazonもAppleも全否定し、特にAppleはそんなチップは社内で発見されていないと強く否定し、プレスリリースまでだした。しかも、ご丁寧に日本語訳のリリースまで作成している。

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引用:Bloomberg

「不正なチップ」とは?

チップを不正に埋め込んだのは中国人民解放軍の工作員の仕業だとBloombergは報じている。中国国内の工場でチップは製造されサーバーのマザーボードに埋め込んだ。

不正な情報入手というとサーバーへのサイバーアタックが一般的だが、今回はサーバー上にチップを密かに載せることでサーバーへの不正なアクセスを実現したという。ハードウェアに不正が施されると、アクセスの記録が残らず、発見は常に難しい。

言うまでもなく、サーバーやマザーボードの多くは中国の工場で生産されている。

AppleとBloombergどちらかが嘘をついている

Bloombergの記事をまとめると、以下のとおり。

  • チップを介した攻撃対象にAppleも含まれていた
  • 15年夏にサーバーで不正なチップをAppleは発見した

Appleの反論は、まとめると以下のとおり。

  • 不正なチップは自社サーバーでは発見されていない
  • この件でFBIなど公的機関と接触した事実はない
  • Super Micro社製サーバーにウィルスが発見された事件と混合しているのでは?

双方の意見は相反しているので、どちらかが嘘をついているとしか思えない。

Appleなぜ強く反論したのか?

どちらが本当のことを言っているのかわからないが、Appleの反応はかなり強硬だ。その背景には、個人情報の保護がAppleのビジネスにとって重要なことがある。

Facebook、Googleが個人情報の収集とビジネスへの転用で批判されている中、Appleは「個人情報で商売はしない」と高らかに宣言し、消費者の信頼を得ようとしている。

Google、Facebookと異なり広告で利益を得るのではなく、ハードウェアとサービスを販売している企業だから、Appleはこういった宣言ができるわけだが、Googleはスマートフォンのライバル企業もである。Googleに対抗するためにも、個人情報に対するポジションの違いはAppleとしては明確にしたい。

社内サーバーに不正なアクセスがあったことをAppleが容認できるわけがない。

米中の対立がIT業界に影響を及ぼす

米中の対立が激化していくと、両国の情報戦争も激しさを増していく。すでにアメリカ政府は中国メーカーのスマートフォンの禁止を決めている。その背景にも、今回露見したサーバーの不正チップ事件があった。

中国国内の工場で不正なチップを埋め込まれたとなると、中国メーカーだけではなく、アメリカのメーカーでも安心して使用できなくなる。防止するためには中国からアメリカ国内への工場移転も視野に入ってくる。

気になるのが、この流れがトランプ大統領の政策と一致していることだ。アメリカ政府が自身の政策実現のために、有利な情報を意図的に流している可能性もある。

こういった観点からニュースを観測するのも興味深い。

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新macOS「Mojave」のスクリーンショットの使い方とキーボードショートカット

生まれ変わったスクリーンショット

Mojaveの新機能のうち、めちゃ便利なのが「スクリーンショット」。簡単に手間なく画面の画像や動作を録画できるようになった。

画面のキャプチャーをペタペタ貼るブロガーだけではなく、仕事で資料作成する人も使える。

使い方とキーボードショートカットをまとめておきます。

Dock のすぐ上にフローティングスクリーンショットコントロールが表示されているデスクトップ

スクリーンショット機能の説明

今回からスクリーンショットの一連の機能はツールバーにまとめられている。まずはこのスクリーンショットのツールバーを呼び出す必要がある(キーボードショートカットも用意されている)。

スクリーンショット機能の呼び出し方

キーボードで操作するなら「shift + command (⌘) + 5」になる。スクリーンショット機能をまとめたツールバーが表示される。

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Touch Bar付きのMacBook Proなら、スクリーンショットアイコンをTouch Barに登録しておくと便利。

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Touch Barへの登録方法

  1. →「システム環境設定」→ 「キーボード」をクリックf:id:tkan1111:20181013102807p:plain
  2. 「Touch Barをカスタマイズ」をクリックf:id:tkan1111:20181013102945p:plain

  3. カメラアイコンの「スクリーンショット」をTouch Barにドラッグ&ドロップするf:id:tkan1111:20181013103132p:plain

オプション

「スクリーンショット」機能で一番迷うのが、どこに保存したのかわからなくなることだと思うので、先に説明します。

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保存先

取り込んだ画像の保存先が選べる。わかりやすい保存先は「デスクトップ」。「クリップボード」だと画像が残らないのでデスクトップが散らかることがない。「プレビュー」にするとすぐに画像を加工できる。

「control」キーを押しながらクリックすると、保存先は必ず「クリップボード」になる。

タイマー

「取り込む」ボタンを押してから何秒後に取り込むか選べる。

フローティングサムネールを表示

取り込んだとき右下に画像のサムネールを表示するかどうか選べる。選んでおくと、取り込み後すぐに画像を確認できて、画像をクリックすると編集できる。

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最後の選択部分を記憶

画面の一部を最後に選択した箇所を記憶してくれる。

マウスポインタを表示

取り込んだ画像にマウスポインタも含めるかどうかを選べる。

マイク

動画を収録するメニューを選択していると、音声も収録するかどうか選べる。

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画面全体を取り込む

Macの画面全体を取り込みたいときに使います。

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  1. 一番左の「画面全体を取り込む」ボタン をクリックすると、ポインターが カメラに変化する
  2. クリックするか「Enter」キーで取り込み完了

「shift + command (⌘) + 3」で、一発で画面を取り込むことができる。

選択したウインドウを取り込む

1枚のウインドウだけを取り込みたいときに選択します。

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  1. 「選択したウインドウを取り込む」ボタン を選択すると、対象のウインドウがグレーアウトして、ポインターが カメラに変化する
  2. 撮影したいウインドウを選んでクリックするか「Enter」キー、「取り込み」ボタンをクリックで取り込み完了

選択部分を取り込む

画面の一部を取り込みたいときに選択。

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  1. 「選択部分を取り込む」ボタン をクリックすると、画面がグレーアウトして四角形の破線が現れる
  2. 取り込みたい範囲を破線で選択してクリックするか、「Enter」キー、「取り込み」ボタンをクリックで取り込み完了

「shift + command (⌘) + 4」で従来のmacOSのキャプチャー機能が使える。十字マークが表示されて、範囲選択できる。

画面全体を収録

画面全体の動作を収録したいときに選択します。

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  1. 「選択部分を収録」ボタン アイコンをクリック。ポインターがカメラ に変わる
  2. クリックするか、Enterキーを押すか、一番右の「収録」をクリック
  3. 収録が終わったらツールバーの「収録ボタン」をクリック

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選択部分を収録

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  1. 「選択部分を収録」ボタンアイコンをクリック。画面がグレーアウトして四角形の破線が現れる
  2. 取り込みたい範囲を破線で選択
  3. クリックするか、Enterキーを押すか、一番右の「収録」をクリックで収録開始
  4. 収録が終わったらツールバーの「収録ボタン」をクリック

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Touch Barを取り込む

現在のTouch Barの状態を取り込みたい時は、「shift + command (⌘) + 6」

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キーボードショートカットまとめ

  • 「shift + command (⌘) + 3」・・・画面全体
  • 「shift + command (⌘) + 4」・・・範囲選択
  • 「shift + command (⌘) + 5」・・・最後に実行した取り込み方法
  • 「shift + command (⌘) + 6」・・・Touch Bar

保存場所に注意

新しいスクリーンショット機能はとにかく便利。macOSのマニュアルを作成している人が、自分の使いやすいように開発者へリクエストしたと思うほど、使う人のことが考えられている。

戸惑いがちなのが「保存場所」が「デスクトップ」から変更できる点。保存場所を「クリップボード」に設定しておくと、ファイルとしては残らない。そこだけ注意してスクリーンショットライフをエンジョイしましょう。

 

10月27日にiPad Pro・MacBookのイベントを開催? Appleのイベント開催日を予想する

10月のイベントはない?

iPad Proや廉価版のMacBookのためのイベントをAppleが年内に行う観測が出ている。

 9月のイベントはiPhone、Apple Watchが主体だったので、残りのラインナップを発表するためのイベントを開催するのは現実的だし、過去にも開催した実績もある。

では、イベントはいつ開かれるのか? 予想してみた。 

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Appleのイベント開催日を予想する

過去のイベントは10月開催

iPhoneの9月発表が定着した移行のイベントは全て10月開催。

  • 2016年10月27日(木)第4木曜日
  • 2014年10月16日(木)第3木曜日
  • 2013年10月22日(火)第4火曜日
  • 2012年10月23日(火)第4火曜日

それも10月中旬から下旬移行に集中している。イースター・クリスマス休暇があるので、11月移行のイベントはない。

9月のイベントから1ヶ月以上空く

iPhoneイベントは、9月初旬から中旬が多い。直近で10月イベントがあった2016年は9月9日で、10月のイベントは27日だった。過去の10月イベントは全て9月のイベントから一ヶ月以上空いている。

今年のイベントは9月12日だったので、10月12日移行になる(今日は10月12日だが)。

iPhone XRの発売日は避けたい

iPhone XRの発売日は10月26日。理由はわからないが、廉価版iPhoneともいうべきiPhone XRはフラグシップモデルのiPhone XSより1ヶ月遅れの発売となる。

発売日以前のイベントだとiPhoneの売上の発表もできないし、発売日前の製品に全く触れないのも不自然になる。

新しいiPad、MacBookとパーソナルコンピューター向きの製品のイベントを盛り上げるためにも、iPhoneの発売が一段落した後にイベントを行いたい。

火曜日か木曜日

直近の秋イベントは火曜日か木曜日に集中している。iPhoneのイベントも同様なので、どちらかの曜日が有力か。

そうなると10月27日?

以上の要素をすべて踏まえると、開催日は10月27日となる。ただ今日は10月12日。開催日の10日前にイベントを告知するので、今日か来週早々に発表しないと間に合わない。

よって、この予想が当たったかどうかも、すぐに判明することになる(もっと早くアップすればよかった・・・)。