13インチMacBookの噂
Appleが13インチディスプレイ搭載MacBookを秋に発売すると台湾メディアが報じた。低価格モデルとして、MacBook Airの後継になるようだ。
12−13インチに6モデル⁉
AppleのNote PCのラインナップは混沌としている。
重量 | 最低価格 | |
12インチMacBook | 0.92kg | 142,800円 |
13インチMacBook Air | 1.35kg | 98,000円 |
13インチMacBook Pro (Touch Barなし) | 1.37kg | 142,800円 |
13インチMacBook Pro (Touch Barあり) | 1.37kg | 198,800円 |
12.9インチiPad Pro (セルラーなし) | 677g | 86,800円 |
以前は、MacBook Airが廉価版で、MacBookが軽量プレミアムモデル、MacBook Proはプロ向けと明確に差別化していた。
だが、11インチMacBook Airモデルが消えて、MacBookが一番サイズが小さいのに高価なモデルとなってしまった。13インチMacBook Proもモデルチェンジで軽量化し、Touch BarなしのMacBook Proは142,800円からと12インチMacBookよりも安い。重量はMacBook Airとほとんど変わらない。"Air"が"Air"じゃない状態なっている。
もちろん性能やデザインは大きく異なるが、分かりづらいラインナップなのは事実だ。
欄外に記載したiPad Proも、ほぼ13インチ。iPad Proが安価なコンピュータを担うなら、13インチのラインナップはさらに混沌とする。
MacBook Air廃止が意味するもの
今回の噂通りであれば、MacBook Airを廃止し、新しく13インチに生まれ変わるMacBookが廉価版ノートPCの位置に移動することになる。ただ、軽量ボデイのデザインを採用するMacBookは、従来のMacBook Airよりは高い値付けになると予想する。
本当の廉価版コンピュータとして、その下のサイズと価格帯にiPad Proが控えている。iPad Proの普及を促すためにも、ノートPCを安売りする理由がAppleにはない。
MacBook Airの廃止は、ノートPCのラインナップを整理するとともに、MacからiPadへの流れを強める意図が感じられる。