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「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の 「夏のピルグリム」 が7月18日に発売になります。初の単行本形式の小説です。
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5年遅い「+メッセージ」

新しいSMS

大手携帯3社が、SMSを拡張させたメッセンジャーアプリ「+メッセージ」を発表した。

 

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japan.cnet.com

今までのSMS(ショートメールサービス)は文字だけしか送信できなかったが、新しいアプリはスタンプや動画も送信できる。

もうひとつ大きな違いは、有料だったSMSの送信が無料になった点だ。

アメリカではSMSが主流だった

数年前、知り合いのアメリカ人からSMSを送られて困ったことがあった。ガラケーの頃からアメリカではSMSによるテキストメッセージのやりとりが一般的だったから、彼らにとっては当然のことだったが、当時SMSでやりとりした事が一度もなく、電話番号の宛先に戸惑ったのを覚えている。

日本ではSMS送信が有料だったこともり、SMSは流行らず、携帯メールが一般化した。携帯電話キャリアが発行するメールアドレスが流行したのは日本ぐらいなもので、キャリアに付随するアドレスのせいで、ナンバーポータビリティーが当初機能しなかった。

LINEの隆盛と今後

その後、スマートフォンが流行し、日本では、SMSが一般化しないうちに携帯メールからLINEやViberなどのメッセージアプリへ移行した。その中で実質デファクトスタンダードになったのがLINEだ。

ここ数年は日本のスタンダードだったLINEの対抗馬として、「+メッセージ」を登場した。SMSが拡張されるのは歓迎だが、5年遅かった。相手がいるメッセージアプリは一度流行ると他のアプリになかなか移行しづらい。

電話番号だけでやりとりできる点をメリットにあげているが、電話番号を教える方が使いづらい局面もある。

当面、大手三社しか使えないのもデメリットだ。MVNOの優位点として考えているとしたら、時代遅れと言わざるをえない。後追いなのだから、LINEができることは全て実現できる状態にしないと移行する人は少ない。残念ながら「+メッセージ」が流行る可能性は低いと思う。

もしも携帯キャリアメールがなかったら

LINEがスタンダードになる前だったら、この「+メッセージ」が登場していれば日本でもSMSが普及していたかもしれない。そうなっていればナンバーポータビリティも、もっと早く普及し、ユーザーを囲い込むために携帯キャリアのサービスももっと充実していたはずなのに残念だ。

www.kantakayama.com