(PRODUCT)REDモデル登場
昨日、AppleはiPhone 8/Plusの(PRODUCT)REDモデルを発表し、本日からオンラインオーダーを開始する。
ミッドライフキッカー
(PRODUCT)REDモデルの売上の一部はHIV助成金に寄付される。社会貢献の側面もあるが、新色の発表は売上のテコ入れでもあるのは間違いない。昨年10月のiPhone 8/Plus発表から半年、今月は一年毎にモデルチェンジするiPhoneのモデルサイクルの折り返しに当たる。最近あまり言わないが、サイクル途中の販売テコ入れモデルをMLK(ミッドライフキッカー)と呼ぶ。
Appleの(PRODUCT)REDモデルの歴史は古く、2006年のiPod nanoから登場し、iPhoneシリーズはケースを展開していたが、昨年のiPhone 7から本体色として登場した。
全世界同時発売
いつものように、このモデルも全世界同時発表で、発売日もだいたい同じ。各国の販売事情は全く考慮されていない。販売から半年経過したから今月追加したぐらいの意図しかなさそうだ。AppleらしいといえばAppleらしいのだが。
日本は携帯電話が売れる新年度も始まっているし、アメリカの買い物シーズンでもない。全世界同時で販売する以上、各国の状況を考慮できないのはわかるが、スマートフォン市場が飽和する中で、今後Appleが売上を伸ばすためには、各国の事情も鑑みる必要があるように思える。