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任天堂決算。Switch販売台数が20%減。次世代ゲーム機の発表は来年?

任天堂が決算発表

2022年度3月期の決算を任天堂が発表した。売上高が前年同期比マイナス3.6%、営業利益がマイナス7.5%の減収減益だった。

決算の詳細を見ていきます。

Nintendo Switchの販売台数がマイナス20%

売上高が減った主因はNintendo Switchのハードウェアの販売台数減少だ。ハードウェアの売上は前年同期比マイナス20%で、高価格帯の有機ELモデルを投入したのにカバーできなかった。

Switchの販売台数が減ったのは、世界的な半導体不足と物流の遅れが原因と任天堂は説明している。Nintendo Switchの人気はあまり落ちた感じはしないので、製造遅れが原因なのは理解できる。

ただ、3月期に売れた任天堂ゲームはポケットモンスターシリーズであり、過去作の続編である。全く新しいソフトが出てきていないのが気になるところ。

ハードウェアでは、昨年10月発売の有機ELモデルのシェアが伸びている。一方で、Joy-Conが外れない廉価版Nintendo Switch Liteの売り上げが減っている。高価格の有機ELモデルがでて製品単価は上がったはずだが、全体の利益率がマイナス1.4%だった。広告費などの他のコストが増えたのもあるが、有機ELモデルの製造原価が高く利益率が低いのかもしれない。

ハードウェアとソフトウェアの販売予想も、昨年より減少している。特にソフトウェアの減少が気になる。

今年のソフトウェアのスケジュールを見ると、現時点で発表されているソフトは、やはり過去の続編ばかりだ。「ゼルダの伝説」の続編が来年に延期されたのも販売予想の減少に影響している。

Switchの寿命は?

今年でNintendo Switchは発売開始から5年目に入っている。上位版の有機ELモデルを投入するなど、テコ入れは行なっているが、新作ソフト供給が滞り始めているのが気になる。後期に登場する「スプラトゥーン3」は売れるだろうけど、完全新作ではない。Switch時代になってからの完全新作で大ヒットしたゲームはまだない。

半導体不足が販売台数減少の原因としているが、今日(2022/05/11)現在、スタンダードモデルのSwitchも有機ELモデルも定価で販売されている店舗もあるので、そこまで製造が遅れているわけではなさそうだ。

通常のゲーム機は5年が経過すると、販売が落ちてくる。任天堂のゲーム機はWiiなどは3年が過ぎたあたりから販売が失速し始めた。その要因は新作ソフトウェア不足にあった。

過去の反省を踏まえて、Switchでは定期的に新作ゲームを発表できるようにスケジュールされていたが、ここにきてその勢いも衰えてきた。過去のゲームの続編がSwitchで一通り登場したて、二回り目に入ってきているのが理由だ。

ソフトウェアで販売増加が難しいようであれば、ハードでのテコ入れが必要になる。Switchは昨年有機ELモデルを発表して販売台数は伸びてきているが、今のところ過去の標準モデルの方がまだ売れている。

「有機ELモデル」という付け足しのようなネーミングからもわかる通り、任天堂としては有機ELモデルをスタンダードにする意図はなさそうだが、それでは全体の売上は爆発的には伸びていかない。

ハードもソフトも伸びてこないとなると、来年あたりはSwitchに代わる新しいハードウェアが発表されるかもしれない。

次世代機のスペックは?

では、次世代ゲーム機はどのようなものだろう。大成功を収めたNintendo Switchの互換機であることは間違いない。据え置き機とポータブル機の融合路線も変わらないだろう。3DSの後継機が発売されておらず、任天堂のゲーム機は一種類に絞られている。

考えられるのは、Switchの性能上位版だろう。有機ELモデルでディスプレイは強化されたが、CPUとGPUはアップデートされなかった。次世代機では基本性能が向上すると思われる。

もうひとつ考えられるのはJoy-Conのアップデートだ。Joy-Conは小さ過ぎて、また壊れやすくあまり評判が良くない。有機ELモデルでもJoy-Conの抜本的改善は行われなかったので、このボディサイズだと改良しにくいのだろう。

まだ発表まで間があると思うので、任天堂からの発表を楽しみにしたい。

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