宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

働き方改革がパソコンを救う

全年齢がインターネットを利用

総務省が2017年の通信利用調査を発表した。

13歳から59歳の年齢層でインターネット利用者が9割を超えた。6歳から12歳まででも約75%と全年齢でインターネットが生活に浸透しているのがはっきりとわかる。

f:id:tkan1111:20180530162010p:plain

スマートフォンでインターネットを利用している人が約54%とパソコンでの利用者を上回り、全年齢でスマホの利用者が増えている。

f:id:tkan1111:20180530162357p:plain

スマホ保有率がパソコンを上回る

スマートフォン保有者数もパソコンを初めて上回る。

f:id:tkan1111:20180530162619p:plain

PCの退潮

PCの退潮、スマホの隆盛を裏付ける調査だ。企業ではPCの利用は減っていないだろうから、家庭でのPC利用が急速に減少しているのを裏付けている。

スマートフォンが登場するまで、PCは情報収集と創出の両方に利用されていた。そのうち情報を得るデバイスとしてスマートフォンが登場し、PCはその座を奪われた。スマートフォンは電話本来の役割であるコミュニケーション手段を拡張して、LINEなどのメッセージアプリとSNS文化を生んだ。

クリエイターのためのPC

PCには、クリエイティブな役割が残った。ただ、人は「創る」よりも、人が創ったコンテンツを消費するのを好む。当たり前だけど、楽だからだ。苦労してコンテンツを創るのを好む人は少数派だ。

利益を生み出す企業では、PCはまるでボールペンのように「文房具」として生き残るが、家庭の情報消費の手段としては使われなくなるだろう。

働き方改革がPCを助ける?

一方で、テレワークやフリーランス、兼業など、種々様々な働き方を選べるようになり、在宅での仕事する人が今後増えていく。在宅勤務の作業なら、PCの方がスマホより生産性は高い。

情報流出防止のため、社内のPCを持ち出せない企業も多いらしい。そうなると在宅勤務を行うには、バーチャルデスクトップなどで社内の情報にアクセスするためのPCが必要になる。

働き方改革はPCの福音になるかもしれない。

www.kantakayama.com