宝島社より 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」 が発売になりました。私にとっては初の商業出版になります。
自分の小説が本屋に並ぶという中学生からの夢がようやく実現します! 興味がある方は書店で予約してみてくださいませ。

MENU

iOS11.4搭載の「iMessage in iCloud」の使い方

iOS 11.4公開

AppleはiOS 11.4を公開した。

iphone-mania.jp

11.3で対応する予定だったAirPlay 2やHomePodのマルチスピーカ化にようやく対応。ただ、このふたつの機能の恩恵を受ける日本人ユーザーは現時点では少ないだろう。

iMessage in iCloudとは?

もうひとつの目玉が「iMessage in iCloud」だ。メッセージアプリ「iMessage」のデータをクラウド上に保管し、複数のデバイスで同期をとる機能だ。

メッセージのやりとりにLINEしか使っていない人には関係ないが、Appple純正だけにApple製品を複数持っているなら、iMessageは使い勝手が良い。iPhone Xでは「アニ文字」も使えるし。

f:id:tkan1111:20180530081337j:plain

iMessage in iClouldの主な機能

  • 複数デバイスで同期を取れる
  • iCloudにメッセージデータを保存できる
  • 新しいデバイスにメッセージ内容を復旧できる

設定方法

1. iPhoneの「設定」の一番上にある「ユーザー名」をタップ

f:id:tkan1111:20180530082745j:plain

2. 「iCloud」をタップ

f:id:tkan1111:20180530083050j:plain

3. 「iCloudを使用しているAPP」内の「メッセージ」をオン

f:id:tkan1111:20180530083214j:plain

複数デバイスで同期を取る

今までも時間が経つと同期がとれていた気もするが、iMessage in iCloudを設定すると、すぐに同期がとれる。

メッセージを受信すると、MacとiPhoneのいずれか使用しているデバイスに「通知」が届く(未使用時はiPhoneが優先)。

iPhoneで既読にすると、Mac側も瞬時に既読になる。今までは同期がうまくとれず、MacとiPhone両方で既読にすることもあったが、これからはその手間はいらない。

f:id:tkan1111:20180530083711j:plain f:id:tkan1111:20180530083729p:plain

iCloudに保存

iMessage in iCloudを設定すると、メッセージの保存期間を「無制限」に変更すると案内が出る。

今までもメッセージの保存期間は「無制限」を選択できたが、これからはiCloudに保存できるので、他のアプリのデータと同様にデバイス内のデータはストレージ容量に応じて最適化される。その場合でもiCloudには全てのメッセージデータが保存される。iCloudの容量が不足すれば、クラウド上にも保存できなくなるが、その場合は警告してくれる。

f:id:tkan1111:20180530083952j:plain

新しいデバイスへの復旧

iPadなどの新しいデバイスを購入する時、同じApple IDでログインすれば、過去のメッセージを復旧できる。

一度使ってみよう

iCloudに対応したことで、iMessageはさらに使いやすくなった。今まで使っていなかった人は良い機会なので、一度使ってみよう。LINEは複数のデバイスでの利用が難しいが、iMessageはそんなことはない。特にMacとiPhoneを使用している人は便利なはずだ。

もっともメッセージアプリは相手がいないと使えないのだけど。

www.kantakayama.com