小説とIT

「第12回ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」を7月18日に刊行

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平成のITを一言で振り返ると「日常」

30年前のIT

平成の最後の日なので、平成のIT業界を振り返ようと思ったけど、平成元年は1989年。Windows 95がでる6年前、インターネットを知っている人もいない時代から、30年というと、ほぼITの歴史全体になってしまい、今日一日で終わりそうにない。

そこで、平成のITを一言で振り返りたいと思います。

IT土方のイラスト

平成のITを一言で振り返ると・・・

30年間の長いITの歴史を一言で説明するなら「日常」だと思う。

筆者は、1981年からパソコンを触っているが、当時のパソコンは機械マニアやビジネスで使うものだった。

パソコンを使うと「オタク」と呼ばれ、あまり人前で言える趣味ではなかった。

それが、今ではほとんどの職場のデスクにはパソコンが置かれ、学生はパソコンで勉強している。

さらに、ここ10年は、パソコンの機能を凝縮したスマートフォンが世界を席巻している。

40年前にパソコン少年が覚えた「バイト、キロバイト」 という単位が、今では小学生でも、その数十億倍の「ギガ」という言葉を普段の会話で使う。オタクの象徴だったパソコン通信が進化し、多くの人がインターネットに常時繋がり、世界中の人とやりとりができる。

あまりに日常と化しているので、多くの人はスマートフォンを身につけ使っているけど、昔からパソコンを扱っている人には驚天動地の時代だ。

平成の時代を経て、ITはすっかり日常となった。

令和の時代

令和の時代になっても、ITが日常からなくなることはないだろう。スマートフォンを中心にして、スマート家電、スマートホームなど、家電や住宅、自動車などあらゆるものがデバイスとして繋がり、コントロールしていくのは間違いない。

ITがさらに日常へ浸透することで、ITというものを誰もが意識せずに、「スマート」という言葉がきえて、通話できるだけではなく、インターネットにつながるデバイスを「電話」というようになるはずだ。


IT関連のブログをほぼ毎日更新していますが、本業は小説家です。
プログラミングやブロックチェーンなどITを題材とした物語、ミステリー、恋愛物、児童文学など様々なジャンルの作品を取りそろえています。
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